子犬をケージに入れると鳴く!どうしたら鳴き止むの?【解決法】

子犬 ケージ 鳴く

エリちゃん

子犬を飼い始めたんですが、用意したケージに子犬を入れるとすごい勢いで鳴くので困っています。泣き止ませる方法とかってありますか?

わんこ先生

ケージの中でキャンキャン!と子犬が鳴いていると飼い主さんは困ってしまいますよね。子犬を飼い始めて飼い主さんが最初に当たる壁かもしれません。ケージに入れた子犬を鳴きやませるにはどうしたら良いのかご紹介していきましょう。

ケージに入れた子犬を鳴きやませるには?

子犬を迎えて、ようやくお家にも慣れ、かわいい姿を見せてくれているのは嬉しいけれど、困ってことも増えてきたのではないでしょうか?

飼い主さんが子犬を飼い始めて最初にぶち当たる壁とも言えますが、ケージに入れると子犬がキャンキャン鳴き続けてどうしたら良いのかわからないというご相談はとても良くいただきます。

対策の方法をお話しする前に、まず覚えておいていただきたいことは「愛犬に将来できる限りの自由を与えるために行動をしてあげるべき」ということです。

今は子犬をケージに入れて飼っていらっしゃいますが、成犬になってからも愛犬をケージに入れて飼う必要はありません。

犬が落ち着けるハウスは用意しておく必要がありますが、ケージで飼うのはまだしつけが十分に入っていない子犬のうちだけです。

もちろん住宅のご事情で、入っちゃいけない部屋などはあると思いますが、ケージやサークルと言った狭い範囲に限定して飼っているのは今だけで、飼い主さんは将来的に愛犬を自由にさせてあげられるように必要なことを教えていくという気持ちでいてください。

愛犬が室内フリーで行動しても問題ないようにするには子犬の段階から

  • 子犬の正しい飼い方を知る
  • 正しいしつけの方法を知る
この2つが絶対に必要です。

この2つはケージで鳴く子犬を泣き止ませるためにも必要なことなので1つ1つ見ていきます。

子犬の正しい飼い方を知る

子犬のうちは飼い主さんが子犬の生活のリズムをある程度コントロールすることが望ましいです。

子犬が寝たくなるまで勝手に遊ばせておいて、起きたらケージから出してまた自由に歩き回れるようにしてあげる。

子犬をケージに入れると激しく鳴く場合は、このような生活リズムになってしまっているケースが多いです。

これでは飼い主さんが生活リズムをコントロールしているとは言えないんですね。

生後3か月くらいまでの子犬は

  • 睡眠時間
  • トイレと遊ぶ時間
  • 食事の時間
  • 散歩の時間

が大半を占めていて、せいご4,5か月になると、ここにトレーニングの時間とケアの時間が入るようになります。

この時間は飼い主さんがある程度コントロールしながら生活をさせていかないと、ケージから出してほしくて鳴くことも増えます。

子犬の正しい飼い方を全く知らないで子犬を迎えて飼い始めてしまうと、キャンキャンとケージで鳴く・夜泣きをする・トイレがなかなか覚えられないなどの問題が増えてきて、飼い主さんがノイローゼになってしまう可能性をとても高めてしまいます。

実際に、育犬ノイローゼになって子犬をかわいいと思えないとか、飼うんじゃなかったと後悔をして、公開している自分を自己嫌悪してしまうという悲しい負のスパイラルに陥ってしまう方が多数いらっしゃいます。

正しいしつけの方法を知る

これから子犬はどんどんパワーアップして、飼い主さんの手に負えないことが山積みになってきます。

もちろん本で読んだりネットで調べたりされると思いますが、言われているようにやったところで全然うまくできないし、やろうと思っても予測不能の動きをするのでそもそもできないなんてことも日常茶飯事です。

これからあらわれる子犬の問題に正しい対処法を知ることは必要ではあるんですが、1つの問題に注目するのではなくしつけはトータルで考えて行っていくことです。

1つ1つ調べて対応していくのでは実は遅くて、そうならないように(問題行動を起こさないように)しつけをしていくことが重要なんですね。

問題行動を起こすというのは、子犬が経験上で学習した結果起こしている行動です。

既に間違った学習をしてしまった結果なんですが、本来は子犬が間違えないで正しい行動をとるように飼い主さんが導くことが必要です。

正しいしつけの方法をトータルで知っていると、子犬に対しても自信を持って教えることができますし、間違えた行動に対しても自信を持って導き直すことができます。

「この方法で良いのかな?」「もっと違う方法があるんじゃないかな?」「なかなか直らないのは間違えているのかな?」という飼い主さんの心の揺れが、子犬にも伝わってしまうので、子犬の行動が変わらないという結果になることが多いです。

このような子犬の正しい飼い方を知らずに子犬を迎えて一緒に生活を始め、正しいしつけの方法を知らないで起きた問題に対処しようとするから、子犬のしつけが上手くはかどらない飼い主さんがたくさんいらっしゃるんですね。

ただひと口に子犬の飼い方・正しいしつけの方法といっても、知らなければいけないことはとてもたくさんあります。

私もご相談を受けてもお答えできることには限りがありますので、子犬を飼われ始めた方には正しい方法を知っていただくためにイヌバーシティというしつけの教材をご紹介します。

ケージは、ペットショップなどで子犬を購入する際に、店員さんから「このケージならトイレも勝手に覚えられますよ」みたいなことでオススメされるケースが多いです。

しかし、トイレを勝手に覚えるというのはかなりむずかしくて、ちゃんとトイレのしつけをしないとケージの外では好きなところに排泄をするようになります。

排泄をしたくなったらトイレシーツの上で排泄をすることが正しい行動だということを教えてもらっていないので当たり前のことなんですが、ケージではできていたのに外に出すとできなくなるとお悩みになる飼い主さんが非常に多いです。

でも、イヌバーシティの方法でトイレのしつけを行うと、2週間くらいでケージの外でも排泄をしたくなったらトイレシーツの上に行って自分で勝手に排泄ができるようになります。
※イヌバーシティでは迎えてすぐの子犬ならと書かれていますが、すでに失敗をたくさんしている子犬でも2~3週間でできるようになったとご報告いただく方ばかりです。

トイレのしつけはもう終わっているし、正しい飼い方は他の方法だけど知っているという方はスルーしてもらってそのしつけを実践していただければ大丈夫です。

でも、もし今やっているしつけ方法でもなかなか成果が上がらないとか、実は正しい飼い方やしつけを知らない・自信がないという方は、下の記事をご覧になってイヌバーシティがどのようなしつけなのかお知りいただければと思います。

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さて、子犬をケージに入れると鳴くという問題に戻りますが、現在は柵状で周りが見えるタイプのケージをご使用になっていると思います。

特に初めて犬を飼う場合などは、子犬を室内フリーにして飼うことは危険もありますし、トイレができていないうちは衛生的にも問題があります。

その点、ケージなら子犬を入れておけば自由に部屋の探索をしないし、危険な目にも合わせないで済むし、飼い主さんが目を離していても大丈夫と言うメリットがあります。

でもケージは万能ではなく、子犬にとってはまさに「檻」と言えるんですね。

あとでケージに入れると鳴く理由も詳しくご紹介しますのでここではあまり踏み込みませんし、ご家庭のライフスタイルもあるので「ケージで飼わないで」という訳ではありません。

ただ、子犬としても、色々な理由があって一生懸命鳴いています。

ケージに入れた子犬を鳴きやませるには、子犬に「諦めさせる」ことをしないと、子犬は力の限り鳴き続けてしまうのはお分かりいただけると思います。

ケージに入れた子犬を鳴きやませるには、「諦めさせること」が必要不可欠になります。

諦めさせるための方法は「無視をする」ということですが、ケージの中でキャンキャンと鳴いている子犬に「鳴いても出してもらえない」と諦めさせるために、無視をして反応をしないようにします。

子犬のうちは持って生まれた性格が色濃いですので、そもそも諦めやすい性格の子だったり、比較的冷静な子、さほどエネルギッシュではない子の場合は、ケージで鳴いていてもひたすら無視をすれば早ければ4,5日で鳴いても無駄と学びます。

でも、そうではない場合…

(ご想像ください)
ケージは柵状ですから子犬からも周りがよく見えます。
あ!誰かいる!と気がついた場合、「ねーねー何してるの?」「あそこに気になるものがあるの!」「そろそろお腹すいた!」などの気持ちが沸き上がり「出して!!ここから出して!」と思うのは当然のことではないでしょうか。
しかも、飼い主さんは見えるところで動いています。
「聞こえないの?」「こっちこっち!」「気づいて~!」と大きな声で呼びますよね。

飼い主さんは、鳴くと出してもらえると学習させないために無視をしていますが、子犬はわかりませんから頑張って気がついてもらえるまで鳴くわけです。

ケージの外側の状況が見えて、飼い主さんの姿も見えているので、どうにか気付いてもらおうと必死で頑張っているんですね。諦めたくてもあきらめがつかない状況になってしまっています。

このまま無視をし続けるというのは、子犬に対して酷なことでもありますし、子犬から信頼を得るのも難しくなるでしょう。

ケージに入って泣いている子犬を諦めさせるためには、子犬にケージの外を見せないで無視をするようにしないと、子犬も諦めがつかないので鳴き止むことができません

ケージごと覆えるように大きなタオルケットなどでばっさりと覆ってしまってください。

もしくは、ケージを使うのではなく、クレートをハウスにしてもらう方法がおすすめです。

イヌバーシティでもクレートをハウスにすることを推奨していますが、その方がトイレのトレーニングもやりやすいというメリットもあるんですね。

ケージに入れた子犬を鳴きやませるための対処法は「子犬が諦めやすい環境にして無視をする」という方法になりますが、そもそも子犬の正しい飼い方と正しいしつけの方法を知らないと焼け石に水という結果になる恐れもあります。

子犬は日々恐ろしい速さで成長をしていくので、できるだけ早くから間違えた学習をさせないことが大切です。

現在の子犬に合った、必要なしつけというのは決まっていますから、トータルでしつけを知って実践していってもらうのが、根本的な方法になります。

エリちゃん

なるほど…鳴くのをやめさせたいということばかり考えていましたが、しつけはトータルで知り行っていかないといけないんですね!

わんこ先生

そうなんです!鳴いていると出してほしいからかな?と思われると思うんですが、子犬なりに色々な理由があって鳴いているんですね。次は子犬がケージで鳴く「理由」についてみていきましょう。

子犬がケージの中で鳴く理由とは?

迎えたばかりの子犬は、母犬と離れた寂しさから、人肌が恋しくて飼い主さんの傍に行きたくて出してほしがることが多いでしょう。

甘え鳴きとも言えますが、寂しがってかわいそうだから出してあげていると、それがすぐに要求鳴きになってしまいます。

要求鳴きになってしまうと、鳴けば要求が通るという学習になってしまうので、鳴いて要求を通すことはできないということを教えるためにも無視をして諦めさせる必要があるわけです。

ただ、すぐに成長する子犬は、成長とともに要求鳴き以外の理由でもケージの中でキャンキャンと鳴くようになります。

  • 見えるのに出れないイライラ
  • 落ち着いて眠れないから
  • ケージが嫌い
  • 運動不足や愛情不足のストレス
  • 社会化不足
  • 体調が悪い
これらの理由から鳴いている可能性もあるので、どういうことかそれぞれ見ていきたいと思います。

見えるのに出れないイライラ

飼い主さんの姿が見えているのにかまってもらえないイライラや、気になるものがあるのに近くに言って探索できないイライラなど、見えているのにケージの柵が邪魔で近くに行けないことに対してイライラして鳴くことがあります。

子犬の頃はたくさん遊びたいですし、好奇心も旺盛で色々と調べたいものがたくさんあります。

見えているのにできないというのは、誘惑をするだけしてお預けをされている状態なんですね。

させてもらえないことに対して不満が募り、イライラしたり怒りに変わって欲求不満を解消するために大きな声で鳴いていることもあります。

欲求不満はストレスにもなりますから、欲求不満がたまっていた子犬ほどケージから出してもらえた時に無意味に暴れまわります。一種のストレス解消です。

これに関しては下の記事で詳しく解説していますので良かったらご参考になさってください。

子犬 狂ったように 暴れる子犬が狂ったように暴れる2つの原因!理由と対処法【徹底解明】

見えるのに出れないイライラを解消するためには、先ほどのケージを覆ってしまうか、おすすめなのはクレートをハウスにすることです。

クレートをハウスにするメリットは次の落ち着いて眠れないからにもかかわってくるので、そちらで詳しくご紹介します。

落ち着いて眠れないから

確かに限界になったら子犬は勝手に眠ります。

でも、いつも好奇心が刺激されていると興奮状態が続くので、自律神経も交感神経が刺激されていて、体が眠りに対する準備ができません。

いつでも限界まで起きている状態というのは、明らかに子犬にとって必要な睡眠時間が足りていません。

もしかしたら、すでに慢性的な睡眠不足になっていて、情緒が不安定になっているので鳴き続けていることも考えられます。

あと、これは子犬によるところがありますが、犬はきれい好きで寝床に排泄はしたがらないという話はご存知だと思います。

犬は、自分の寝床からなるべく離れたところで排泄をするという野生時代からの本能が残っているんですね。

でも、ケージの中には寝床の傍にトイレを置く場所があります。トイレが近すぎることが嫌で、落ち着いて眠れなくなっているという可能性もあります。

どちらにせよ、ケージの中が落ち着いて眠れる空間ではないと認識していることが理由で、起きている時間が長く、睡眠不足になってしまっていることが考えられます。

クレートをハウスにすると、クレートの中は安心して落ち着ける空間にすることができ、周りからの影響も受けにくくできますので、子犬の睡眠時間を確保することができます。

トイレも完全に別ですから、トイレが近くてイヤだということもありません。

どうやってクレートをハウスにするのかやり方がわからないという場合は、今後長く続く愛犬生活を不安のないものにできますから、イヌバーシティをご検討いただきたいと思います。

ケージが嫌い

ケージを罰で使ったことがあったり、子犬が落ち着ける場所だと認識できていない場合は、ケージそのものが嫌いだと感じてしまうことがあります。

叱られた後にケージに入れられたとか、ケージの中にいるとウロウロと歩いていることが多いと、ケージは落ち着ける場所という認識はしづらいかもしれません。

ケージに入ることを激しくいやがり、抵抗していることが多いのでしたら、そもそもケージが嫌いな子犬にしてしまっているかもしれません。

特に、ケージがリビングに置いてあり、自分はケージに入っているけどリビングでは家族が団らんしていることが多いと、群れから外されている状態なので不安も感じますしケージの柵がひたすら邪魔な存在になってしまいます。

これを回付するのにも、クレートはオススメなんですね。

子犬の頃はお留守番をさせる時はケージに入れておいた方が心配がありませんのでケージを使いたいんですが、ケージが嫌いになってしまうとお留守番中も鳴き続けるかもしれません。

運動不足や愛情不足のストレス

子犬は小さいのでたくさんの運動量は必要ないと思われがちですが、その子に合った運動量がありますので、運動が足りていない子犬は体力が有り余ってしまいます。

運動不足が続き、消化しきれていない体力を発散させるために大きな声で鳴くことも考えられますし、ストレスになってしまっている恐れもあります。

また、1人のお留守番が長いとか、外に出ても一人遊びの時間が長い、飼い主さんが遊んでくれる時間が短いなど、飼い主さんからの愛情が不足してしまっていることも、子犬にとっては大きなストレスになります。

運動欲求や愛情欲求は、犬にとって本能からくる強い欲求ですので、満たされない状態が続くことで大きなストレスがたまっていくことになります。

人間と同じように、ストレスによって自律神経が失調してしまうこともありますので、情緒が不安定になったり、自分をコントロールできなくなって鳴き続けることも考えられます。

運動量は足りているか?子犬へ愛情が伝えられているか?などは飼い主さんが見直すしかありませんので、ご自分と子犬の生活を見直してみていただければと思います。

社会化不足

人間にしては当たり前すぎて何も思わないことでも、子犬にとって人間社会は人工物が多くて恐ろしいことだらけです。

しかも、都会で飼われている場合は、工事現場の音や車の音、バイクの音など、急に大きな音がすることが周りにあふれていて、子犬は不安を感じています。

人間が大きな音だと感じたとしたら、人間の4倍大きく聞こえる犬にとっては爆音です。

急に近くで爆音がしたり、爆音が自分の方へ近づいて来たら、怖くないものだと知らなければ相当な恐怖を感じてもおかしくありませんよね。

人間社会で何が怖くて何が怖くないものだと教えるのが社会化です。

子犬の社会化というのは、犬同士の触れ合いを通して犬社会のルールを教えたり、初めてみるものに慣れさせたりして、すぐにおびえないで済む犬にしてあげることです。

社会化が不足してしまうと、生活の音や外から聞こえる音に対して怖がって鳴いたり、わからないものに対して警戒して吠えるようになりますので、社会化を進めるのは子犬の鳴く対策にもなるとお考えいただければと思います。

体調が悪い

犬は自分の体長の悪さを隠そうとする動物ではありますが、子犬の時は比較的体調の悪さを伝えようとする傾向にあります。

鳴けないほどぐったりしてしまうこともありますが、痛い・かゆいなどの体調不良を訴えるために鳴くこともあるので注意が必要です。

声に元気がないとか、息が荒い・震えている・触られるのを嫌がるなど、いつもと様子が違うしぐさがあったら、すぐに病院で診てもらってください。

子犬は体調が悪化するスピードが速いです。

様子を見ていようと思っている間に悪化して命にかかわるということはたくさんありますので、おかしいなと思ったら念のため獣医さんに見てもらうようにしてください。

こんな記事もあります

子犬にはクレートトレーニングは必須です!

子犬のハウスにクレートをおすすめしていますが、ハウスにしなかったとしてもクレートに入ることに抵抗がない犬にしておいてあげてもらいたいと思います。

その理由としては預けにくくなることがあげられます。

人に預けなくても一緒にいられることが望ましいのですが、どうしても連れていけない用事があったり、病気やケガで通院しなければいけない場合も考えておいてあげたいところです。

急な用事の場合は実家や知人に預かってもらう方法もありますが、それでもクレート内は安心できる場所だと犬が認識できていれば、環境が変わったとしても犬への影響を少なくすることができます。

また病院に連れて行くときは、安静を保てるようにクレートに入れて移動しますが、ただでさえ痛みなどで犬に負担がかかっているのに、クレートに入ることが嫌だと思っているとさらなる負担になってしまいます。

あってほしくはないことですが、災害のことも考えておかないといけません。

一緒に非難するにしても、愛護団体に預かってもらうにしても、クレートに入ることを嫌だと思わない子にしておいてあげると、避難時にも最小限の負担で抑えることができます。

大型犬の場合は電車移動というのは難しいですが、小型犬の場合ならクレートにおとなしく入ってくれていると電車移動ができるようになります。

お散歩コースなども変えたりされると思いますが、たまには電車で全く違った土地までお出かけして、色々な景色を見せたり、においを嗅がせてあげるなど、子犬の心にとても良い刺激を与えてあげられますし社会化も進みます。

今は子犬ですからお留守番の時には室内フリーにできない状態だと思いますが、成犬になったら(しつけができているなら)室内フリーでお留守番をするようになると思います。

この時、クレートもしくはクレートくらいの大きさのハウスが犬のくつろぐ場所にしておいてあげないと、犬が守らないといけない縄張りの範囲が広くなってしまうんですね。

自分のテリトリーのクレートを守るだけなら中に入って寝ていればいいんですが、家全体を縄張りにしてしまうとずーっとウロウロして警備をし続けなければいけません。

犬にしたら、気持ちも落ち着きませんし、縄張り意識を強化してしまうので、吠えやすい犬にしてしまうこともあります。

犬は飼い主さんとの間に正しい主従関係(飼い主さんを信頼している関係)が築けていると、いつも飼い主さんに注意を向けているものです。

飼い主さんの指示にすぐに従えるように、注意は飼い主さんに向けたまま待機をしている状態になっています。

ですが、飼い主さんに「ハウス」と言われてハウスに入ったときは「休む時間だ」と犬も認識できるので、ハウスでしっかりとくつろぐことができます。

私たち飼い主は人間目線で犬の気持ちを察しようとするので、広いところで好きなようにさせてあげたいとか、狭いところに入れるのはかわいそうだと思ってしまいますが、犬にとって狭いところでくつろぐことは大好きです。

「うちの子はクレートに入りたがらないから嫌いみたいよ?」と思われるかもしれませんが、それはクレートが安心できる場所だと認識していないか、罰としてクレートに入れたことがあるなどが考えられます。

ちゃんとクレートトレーニングをすれば、成犬になってもクレートでくつろぐ犬にすることはできますが、できるなら子犬の頃からクレートは安心できる場所だと認識できるようにしておいてあげることが望ましいです。

エリちゃん

私もクレートみたいに狭いところに入れるのはかわいそうだと思っていましたが、クレートは安心してお休みができるところになるんですね。

わんこ先生

ぜひ、クレートに入ることに抵抗を感じないようにしておいてあげてほしいと思います。それでは今度は子犬がケージでなくシチュエーションごとに対応策をご紹介していきましょう!

シチュエーション別ケージで鳴くのを対策しよう

飼い主さんが子犬の近くにいる昼間の場合なら、子犬の生活リズムを作ってあげられますし、鳴くようなら諦められるように対策をとってあげることもできます。

しかし、飼い主さんがすぐそばにいられない場合はいったいどうしたら良いでしょうか。

  • お留守番中のケージで鳴く場合
  • 夜間にケージで鳴く(夜鳴き)場合
できることなら、子犬がケージの中で鳴くことがないように事前にできるだけの対策をとっておくことが賢明です。

どんなことができるのかご紹介していきたいと思います。

お留守番中のケージで鳴く場合

まだトイレのしつけが完璧になっていない子犬の場合は、室内フリーでお留守番をさせてしまうと部屋中のいたるところにおしっこやウンチをしてしまい、それを踏みつけてさらに部屋中を歩くといったことがあります。

飼い主さんが帰ってきた時に、部屋も子犬も排せつ物まみれで衝撃的な光景を目にすることも少なくありません。

ですから、どうしても被害の拡大をおさえるためにもケージでお留守番をしてもらうということが多くなるかもしれません。

子犬は急に一人にされると、不安になりますから飼い主さんを呼びたくて一生懸命鳴くんですね。

子犬はまだ何もわかりませんから、飼い主さんともう二度と会えない・これからずっと一人ぼっちかと思って大きな不安を感じます。

ですから、子犬をお留守番させなきゃいけない場合は、事前にお留守番の練習をしておくようにしてください。

子犬に、ちょっといなくなるけど絶対に帰ってくるということを教えて、不安を感じなくても済むようにしておいてあげてほしいと思います。

不安を感じなくても、飼い主さんがいない寂しさは感じてしまうと思うので、飼い主さんのにおいがついているものをケージの中に入れておくなども良いと思います。

知人は、自分のにおい付きの古着で、おもちゃやクッションを作って入れておいたところ安心してくれていたという工夫をしたそうです。

ただ、この場合気をつけておきたいのが、おもちゃやクッションの中を綿にしてしまうと、子犬がガジガジと噛んで中の綿を出してしまうこともあります。

その綿を誤飲してしまう可能性もあるので、中は綿ではなくTシャツの古着を詰め込むなど飲みこめないような工夫が必要となります。

またお留守番中の退屈を緩和させてあげるための工夫もあると良いです。

例えば、コングや知育玩具のように、中にフードなどが入っているおもちゃに対してはとても夢中になることが多いです。

いつも同じおもちゃだと子犬も飽きてしまうので、いくつも用意をしておいて、お留守番の時間によって数種類のおもちゃで遊べるようにしてあげると、長い時間楽しむことができます。

またケージに天井がついているタイプでしたら、天井からおもちゃを吊るしておいてあげるのも、楽しく遊べる工夫です。

置いてあるおもちゃよりも予測不能な動きをするので、吊るしたおもちゃに夢中になることができるかもしれません。

夜間にケージで鳴く(夜鳴き)場合

子犬大変夜間の夜泣きが激しい場合は、詳しくご紹介している下の記事をご参考にしていただきたいのですが、簡単にいくつかの対策をこちらでもご紹介したいと思います。

子犬 夜泣き いつまで子犬は夜泣きをいつまで続く?どの対処が正解?夜鳴き解消マル秘技

昼間の様子と違って、真っ暗になる夜間に子犬が起きてしまうと不安や寂しさを感じやすく、鳴いてしまうことも多いです。

ケージの中でいつまでも鳴いている子犬が気になって睡眠不足になられてしまう飼い主さんも多く、深刻なお悩みの一つになっています。

子犬が夜間に鳴く場合は、少しでも不安を感じさせないように回りをすっぽり覆って見えなくなるようにしてみてください。

そしてぬくもりが感じられるように、ペットボトルなどにお湯を入れて(熱さに注意)タオルでくるんでそばに置いてあげると、温かさで安心して寝つきが良くなることがあります。

また、家族の人数が多くて昼間はとても賑やかなご家庭や、常にテレビをつけてあるというご家庭の場合は、夜の静けさが不安を掻き立てていることも考えられます。

この場合は、小さくラジオの音をつけてあげておいたり、YouTubeで子犬が安心できる音楽もありますから、それを小さい音量で流し続けてあげるという方法もあります。

これはその子によると思いますが、アナログ時計のコチコチとなる秒針が心音に似ていて安心するという子犬もいるそうです。試してみるのも良いかもしれません。

夜が不安になるもう一つの要因として周りの明るさがあります。

暗い方が好きな子ならしっかり暗くしてあげたほうが良いですし、暗いのが怖い場合は間接照明などで明かりを調節してあげることで不安を無くしてあげられることもあります。

子犬の好みに合わせて明るさを調節してあげて、安心できる環境を探してみてもらうのも良いでしょう。

マンションの高層階などは外の音があまりしませんが、一戸建てや2階くらいにお住まいだと、外からの音がよく聞こえます。

家の前を通る人や自転車の音や猫の声など、気になる音が聞こえているのかもしれません。

また、犬は寂しいと遠吠えをすることがありますが、自ら遠吠えをしなくても遠吠えをしている声に応えるように遠吠えをすることがあります。

外からの音に反応して鳴く場合は、窓から離れた場所にケージを置いてあげるか、それでも聞こえるようなら防音のカーテンに変えるなどの対策が必要かもしれません。

子犬が鳴いていると、いち早くやめさせたいと思いますし、鳴き止ませる方法に目が向いてしまうのは当たり前のことですが、どうして鳴くのかを人間視点ではなく子犬視点で探って、原因を取り除いてあげることも重要です。

犬は不快なことがあっても自分で改善することができません。

しかし、犬が不快なことや困っていることから助けてあげることで、飼い主さんへの信頼度が高まるので、犬視点で考えることを頭の隅に置いておいてもらえればと思います。

ケージで鳴く子犬にしてはいけないこと

ケージで子犬が鳴いている時にしないように注意してもらいたいことがあります。

  • 声をかけるなどの中途半端に反応をする
  • 家族でバラバラな対応をする
  • 叱る
この3つをしてしまうと、子犬を混乱させ、鳴くのを長引かせますし、子犬からの信頼に傷がついてしまう可能性があります。

キャンキャンと激しく泣いている子犬を見たら、落ち着かせたいと思ってしまうことは不支持なことではありません。

でも、少しでも声をかけたり、ケージに近寄ったりすると、それはもう「無視している」とはいえなくなってしまいます。

また最初からやり直しなんですね。

落ち着かせようとするのもかまっていることになってしまうので、無視をすると決めたら飼い主さんの心の中は「無」になるように頑張ってください。

家族でバラバラな対応をするというのも、子犬を混乱させる原因です。

1人は無視をしていても他の家族が近寄ってしまったら、無視は失敗に終わってしまいます。

子犬が鳴くのだけでなく、しつけ全てに置いて言えることですが、家族で子犬を飼っている場合は家族の全員が同じしつけの方法を実践しないと意味がありません。

しつけの考え方や、しつけの重要性、注意しないといけないことや、トレーニングの方法など、しつけの全てを同じ考え方に統一しないと、子犬が正しい学習をできなくなります。

もしも、家族がそれぞれしつけのやり方を調べて中途ハンバに実践をしてしまうと、全員のしつけが何一つできない状態になることも珍しくありません。

そんな時にもイヌバーシティはおすすめできるんですね。

忙しい現代人は、家族そろってしつけ教室に通うとか、トレーニングの方法を勉強しに行くなど、時間的に考えてもかなり困難だと思います。

でも、イヌバーシティが一つあれば、家族全員で見ることができますので、しつけについての考え方から方法からすべて統一することができます。

しかも、DVDなどではないので、それぞれのスマホで好きな相手いる時間に勝手に視聴することができるというのも嬉しいところです。

小さなお子さんから年配の方まで、誰でもできるように難しい方法ではなくわかりやすいように作られていますから、年齢も関係なく視聴し実践することができます。

家族で子犬を飼っている場合は、イヌバーシティが必須かもしれません。

最後の叱るについてですが、これが最もしてはいけないことになります。

子犬が鳴く理由もご紹介したように、子犬にも理由があって一生懸命鳴いています。

それを叱られたとしても、何が悪くて叱られているのか理由が全くわかりません。子犬にしたら急に飼い主さんが怖い顔でこちらを見て鳴いていると受け取ってしまいます。

子犬に何をしてほしいのか伝えないと子犬はその行動をとれませんが、急に怖い顔で鳴き始めた(話しているのですが子犬から見たら鳴く・もしくは吠えているのと同じことです)飼い主さんを見てどうしたら良いのか何もわかりません。

よく、「ダメ」と禁止用語を使うことを進めるサイトなどもありますが、「ダメ」と言われてやめるのは、飼い主さんのことを信頼して正しく主従関係ができている犬の場合です。

恐怖を感じてやめる可能性もありますが、恐怖でしつけをすると信頼関係は築きにくいですし、飼い主さんのことを大好きになってもらうのも難しいです。

ケージで鳴いている子犬に対して叱ってもなにも意味がないばかりか、信頼に傷をつけてしまう恐れがあるのでやめてもらいたいと思います。

最後に

最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

子犬をケージに入れると激しく鳴く、ケージに入っている子犬がキャンキャン鳴き続けるといった状況は、飼い主さんにとっても早くやめさせたいものだと思います。

ご近所の迷惑もお考えになるでしょうし、虐待しているんじゃないかと思われるのもご心配になることでしょう。

かかる日数はそれぞれですが、確かに対策をすることで鳴くのがおさまるようにはなります。

ですが、この先子犬たちは予想もしないような行動をし始めたり、してほしいことをしてくれなかったりと、多くのお悩みが出てくると思います。

子犬のうちに整えてあげた環境によって、成犬になった時の性格が変わります。

あなたが思い描いたような、愛犬との楽しい生活・信頼で結ばれた愛情いっぱいの絆をお望みでしたら、やはり今の子犬のしつけをおろそかにしないでもらいたいです。

正しい考え方で犬を理解し、正しく導いてあげれば犬はどんな犬でもお利口さんな犬になれます。

ぜひ、根本的なしつけに取り組んで、悩みのない楽しい愛犬ライフを送っていただけることを切に願っています。

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