子犬の甘噛みはいつまで続く?いつまでに直す?【重要】成功の3つの秘訣

子犬 甘噛み いつまで

エリちゃん

うちの子犬が甘噛みをするようになったんですが、いつまで甘噛みは続くんでしょうか?叱ったほうがいいですか?放っておいたら直りますか?

わんこ先生

子犬が甘噛みをすることはごく自然なことです。でも、放っておいたり叱ったりと間違った対応をしてしまうと噛み癖になってしまうかもしれません。今回は甘噛みをいつまでに直すのか成功の秘訣などもご紹介していきましょう!

子犬の甘噛みはいつまで続く?いつまでに直す?

犬は本能で噛みたいという欲求を持っています。

あとで、子犬の甘噛みについては理由なども詳しくご紹介しますが、子犬の甘噛みはいつまで続くのか?という疑問に関してまずはお答えしていきたいと思います。

子犬は、歯の生え変わりが終わり永久歯になると甘噛みが自然とおさまるとも言われていますが、自然と甘噛みがおさまるケースというのは本当に少ないと思ってください。

多くの子犬は、様々な理由によって甘噛みをしているので、しつけをせずになにも教えなければ1~2歳くらいまで甘噛みが続いていくと思っていただいた方が良いです。

そして、1~2歳くらいまでに何もしつけをせずに甘噛みをし放題させてしまうと、その後は甘噛みではなくて噛み癖として成犬になっても噛む癖が残ってしまいます。

そして成犬になるまで噛むことを放っておかれた犬は、なんでも噛んで良いと学習をしてきたことになりますので、急に噛んではいけない!と言われても納得ができません。

しつけをし直すことになるので、子犬にしつけるよりも何倍もの時間と飼い主さんの根気が必要になってしまうんですね。

また子犬の甘噛みをしつけで直さなければいけない理由として

  • 噛まれるのが怖くてスキンシップが不足していく
  • 強く噛むようになるので愛犬に愛情を感じにくくなる
という、飼い主さんと愛犬の間にとても深刻な問題が発生してしまう危険があります。

子犬の甘噛みはいつまでに直さなければいけないという明確な年齢制限はありませんが、甘噛みの種類によっては、生後3か月くらいから甘噛みのしつけを始めて、噛んではいけないことを教え続けることが好ましいです。

甘噛みはできるだけ早くからしつけをしなければいけないことが分かったところで、甘噛みを直すためのしつけについてご紹介していきましょう。

子犬の甘噛みを直すための「3つの秘訣」を大公開!

いつまでも直らない甘噛みをしつけで直すと一言でいっても、「なかなかうまくいかない」「教えているのに甘噛みが直らない」「ひどくなっている気がする」といったご相談をとても良くいただきます。

中には、「まだ子犬だから教えてもわからないのでは?」「噛まれてもいたくないし、甘噛みをしている姿がかわいいし」といった理由から、子犬にしつけをしようとされない飼い主さんもいらっしゃいます。

人間の皮膚に犬の歯が当たったら絶対にやめさせないといけないと言われるサイトもありますが、私は甘噛みの種類によっては、様子を見ていても良いものもあると思っています。

この甘噛みの種類についても、どんな理由で甘噛みをしているのか後で詳しくご紹介していきますが、噛み癖に繋がってしまう甘噛みが多いことは確かなので、基本的に甘噛みは放置をせずに「してはいけないこと」だとしつけで教えてあげる必要があります。

例え生後3か月の小さな子犬であっても、正しく伝えればわかりますのでしっかりと教えていきましょう。

とはいえ甘噛みを直すというのは、中々うまくいかないことが多いです。

しかしこれからご紹介する3つの秘訣をおさえていただければ、必ず直すことができます!

その秘訣というのが

  • 正しい信頼関係(主従関係)を築く
  • 自由にさせ過ぎない
  • 睡眠不足にさせない
この3つです。

この3つのポイントをおさえることは、甘噛みだけでなくしつけ全般にも効果がありますし、これから長く続いていく愛犬との生活が楽しくなるかつらいものになるかという分岐点でもあります。

なのでじっくり1つ1つ見ていきたいと思います。

正しい信頼関係(主従関係)を築く

主従関係という言葉を使うと、どうしても勘違いされることが多いので、正しい信頼関係と言わせてもらいますが、犬と飼い主さんはしつけを通して色々とわかり合い、理解し合って愛しいという感情や正しい行動を身につけて行くことが望ましいです。

犬をしつけするというと、犬が頑張って覚えないといけないことだと思われがちなんですが、正しい信頼関係を築くためには飼い主さんも犬のことを理解する努力が大切なんですね。

犬は言葉で教えることができないので、犬にしてほしいことを正しく伝えてあげないと犬は理解することができません。

それに、犬は飼い主さんのことを大好きだという思いを抱けなければ、信頼関係どころか1つのトレーニングすらまともに覚えることがむずかしくなります。

ですから、飼い主さんは犬を飼ったら犬に対する正しい知識を得ることが一番大切なことになります。

  • 飼い主としてどのような行動をすれば、愛犬に頼られる存在になれるのか?
  • 飼い主としてどのように伝えれば、愛犬はその行動を理解し行えるようになるのか?
  • 飼い主としてどのように接すれば、愛犬から愛されるのか?
  • 飼い主としてどのようなトレーニングをすれば正しく信頼関係が築けるのか?
これらのことがすべてわかって犬に接してあげないと、犬は混乱することが多くて、信頼どころか不信感を抱いてしまう可能性が高くなります。

問題行動をするようになったと悩まれている飼い主さんというのは、ここら辺のことを軽く見られる飼い主さんが多いようで、漠然と理解をしている程度であったり、理解をしていると思いこんでいたり、犬と何となく共同生活を送っているだけだったりすることが非常に多いです。

甘噛みを直したいなら「甘噛みをした時の対処法だけを知ればよい」と思っていたとしたら…

それでは「うまくいかない」「やってみたけどいつまでも直らない」「うちの子にはその方法は効果がない」という結果になっても仕方ないですし、そうなってしまうだろうなぁと思います。

子犬の甘噛みでお悩みなら、むしろタイミングが良かったかもしれません。早くからちゃんとしつけを通して愛犬と分かり合えるチャンスでしょう。

犬はあっという間に成犬になってしまいますし、どんどん日々勝手に間違ったことも学習してしまいますし、頭も固くなって、しつけが入りにくくなってしまいます。

正しい信頼関係を築くには、犬のことがトータルで学べるイヌバーシティというしつけ教材が、本当にお勧めできます。

犬という動物についても詳しく解説されていますし、もちろんしつけの方法やトレーニングのやり方、問題行動の直し方まで、これ一つあれば他には何も必要がないと言えるほど豊富なコンテンツで内容も充実しています。

映像もDVDではなくスマホで、いつでもどこでも自分の時間で視聴できるというのも嬉しいところで、一度見ただけじゃいまいち理解が浅くなってしまいますが、手軽に繰り返し視聴できるので自分の中に落とし込むことができます。

愛犬家の間でも、評判が非常に良くて、口コミなどでかなり評価が高く一番売れている点でもそれを証明していますので、良かったら一度公式サイトを見てみていただければと思います。

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自由にさせ過ぎない

せっかく迎えた子犬だから、うちに来てよかったとかわいい子犬に思ってもらいたいと考えられていらっしゃることでしょう。

いっぱい可愛がって、愛情を注いで、寂しい思いや辛い思いをさせることなく、たくさん楽しい思いをさせてあげたいと思われるお気持ち、とても良く分かります。

そんなあなたに飼われた子犬はとても幸せに違いありません。

ただ気をつけていただきたいことがあって、その優しい思いというのは子犬に自由を与えすぎてしまうと、逆の効果に繋がる恐れがあるということです。

どういうことかというと、自由にさせ過ぎることで、犬は自分で色々と行動をして多くの体験をし、独自の学習をしていってしまいます。

この学習が、私たち人間からすると非常に思いがけない解釈の仕方だったり、想像の斜め上の理解だったりします。

例えばですが、インターホンの音に向かって吠える犬に対して、飼い主さんが「もう~ダメでしょ!いつまでも吠えたらうるさいから吠えないの!」と注意をしたとします。

すると犬は、「あ!飼い主さんも一緒に吠えているぞ!この音がしたら吠えるんだな!」と学習してしまう犬は少なくありません。

甘噛みで言えば、「おもちゃ=噛んで遊ぶ」これは正しい解釈ですが、手で遊んであげることが多いと、「手=おもちゃ=噛んで遊ぶ」と解釈して、手を見ると噛むようになることがあるんですね。

このように、私達が思っていること・教えたいことと、犬が解釈することには大きな違いがあることを理解しておく必要があります。

犬を自由にさせ過ぎてしまうことで、本来は教えたい行動ではないことを学習する機会を増やしてしまうことになって、いざしつけをしようとしても「してしまった学習」が邪魔をして、犬にうまく伝わらないことになります。

一生懸命しつけをしてもうまくできないという場合は、自由にさせ過ぎることで余計な学習を子犬がしてしまっている可能性があります。

睡眠不足にさせない

最近の子犬は慢性的な睡眠不足になっている子が非常に多いです。

子犬は睡眠中に、心身の成長をしていますが、その時間がとても短くなってしまっていることで、人間同様に自律神経などのスイッチが乱れて、情緒が不安定な犬に育ててしまう恐れがあります。

睡眠が不足することで、イライラしやすくて、感情も抑えられずに暴れたり、粗暴なふるまいが多くなり、成犬になってもそれが抜けずに攻撃的な行動をとるようになってしまいます。

そうすると、本来は軽く噛もうとしたことでも、力が入り過ぎて甘噛みとは言えないくらいの噛み方になってしまったり、イライラを解消するために家具の足などを無心でいつまでも噛み続ける行動にもなります。

集中力も低下するので、いくら教えてもトレーニングができなかったり、そもそもトレーニングをする気にもならないといったことも出てきます。

ちゃんとしつけをしてあげたいと思っても、子犬に全くやる気がなければ子犬は覚えられない状態なので、いつまでたっても上手くできない・教えたようにやれないということになります。

睡眠不足をしっかり解消するだけで、あんなにひどかった甘噛みがウソのようになくなったり、暴れていたのが大人しくなったりすることは多々あります。

そして、一番の問題なのは飼い主さんが子犬の飼い方を正しく理解できていない可能性が高いということです。

子犬の生活環境を整えたり、生活リズムを作ってあげるのは飼い主さんの大切な役目の1つですから、それができていないということは、今後のしつけにも悪い影響がありますし、スムーズにしつけが行えないことも考えられます。

「寝かそうと思っても寝ない」「やんちゃすぎて暴れている」など、子犬が正しい生活を送れていない心配が少しでもあるなら、早めにイヌバーシティをご覧いただければ子犬をどうやって飼えば良いのかがすぐにわかります。

わんこ先生

特に家族で犬を飼う場合は、家族全員でしつけを一貫させる必要が絶対的にあります。
どんなしつけ方をするのか?どんなことを一貫させればいいのか?など、疑問に思うことがあったらイヌバーシティを見ていただければ解消できますので、特に家族で飼う場合は手にしておいてもらいたいと思います。

エリちゃん

一つあれば、家族みんながそれぞれのスマホで見ることができるので、さらにコスパも良いですね♪

子犬の甘噛みとは?理由別・甘噛みの種類をご紹介!

いつまでも続く子犬の甘噛みを治す方法を見てきましたが、子犬の甘噛みには理由によって噛みの種類があります。

甘噛みを直す秘訣が分かったところで、甘噛みを実際にしている時の対処法なども後ほどご紹介していきますが、どうして甘噛みをしているのか?という理由を理解していないと間違った対処をしてしまうかもしれません。

ですので、子犬の甘噛みをもう少し詳しく見ていきましょう。

子犬の甘噛みとは?

子犬は、好奇心も強く、成長とともに歯の生え変わりなどもありますので、何かを噛みたいという欲求が強く働くことが多いです。

母犬と一緒にいる子犬は、生後3週目くらいになると口に当たったものを吸おうとする口唇反射が消えて、乳歯が生え始めます。

乳歯は生後8週(生後2か月)くらいまでに生えそろい、生後4~7か月になると歯牙脱換期(しがだっかんき)という乳歯から永久歯に生え変わる時期を迎えます。

乳歯が生えてくると、乳首に歯が当たって痛いので、母犬が授乳を嫌がるようになってくるのと、子犬たちも目が見え、耳も聞こえるようになり、感覚も発達してくるのでよちよちと立ち上がり母犬に甘えたり兄弟犬同士で遊ぶようになります。

離乳食に切り替えがされていくのもこの時期です。

ですので子犬は、生後3週目くらいから徐々に噛むという動作が増えることに伴って、食べる・遊ぶ・甘えるといったことに「噛む」ことが使われて行きます。

子犬がペットショップで売られるのは生後2か月を過ぎてからですので、だいたい生後2~3か月くらいの子犬を迎えることが多いでしょう。

子犬をお迎えした時は、すでに甘噛みが始まっている時期ですが、迎えて1週間くらいは子犬の体調や精神の安定のためにそうっとしておく期間になりますから、実際に新しい環境に慣れて飼い主さんに対して甘噛みを始めるのは迎えて1週間後くらいからになります。

本来なら、まだまだ兄弟犬と遊んだり、お母さんに甘えたいところでしょう。

この時期に子犬を迎えていることを飼い主さんは理解しておいていただくと、甘噛みが攻撃の意識は無い愛情表現と子犬の習性によるものだということをご納得いただけると思います。

このように、子犬の甘噛みの種類というのは大きく分けると「愛情表現により噛み」と「習性による噛み」に分けることができるのです。

愛情表現による噛みの種類

「愛情表現による噛み」というのは

  • ひたすら甘えたい噛み
  • かまってほしい噛み
  • 遊びによる噛み
  • 大好きなにおいへの噛み
この4種類があります。

ひたすら甘えたい噛み

おしゃぶり噛みと言われることもありますが、噛むことが目的なのではなく、飼い主さんの手などを抱え込むようにしながら、なめたり軽く噛んだりするような噛みで、ひたすら甘えたい時の噛み方です。

この噛み方をしているときに、これも甘噛みだからと言って噛ませないようにしたり、ダメ!と拒否をしてしまうと、子犬の愛情を否定することになり、信頼関係を築くことをむずかしくしてしまうかもしれません。

特に、迎えた初期の頃であれば、お母さんと離れた寂しさもあるので見守ってあげてほしいと思います。

おしゃぶり噛みの場合は、噛んでいるというカテゴリーではなく、舐めているという意識で甘えさせてあげることも大切です。

かまってほしい噛み

性格的に甘えんぼうの子犬や、飼い主さんに心を開いてきて遊んでほしいという気持ちが強い時に、かまってほしいと思いながら軽く噛んでくる噛み方です。

この場合は、手を噛むというよりも、届く高さの部分を噛むという形になるので、飼い主さんの行動がキーポイントになってきます。

かまってほしいという気持ちを受け止めて、遊んであげることは子犬の「飼い主さん大好き」という気持ちを育てやすい状況なので、できるだけ受け止めてあげてもらいたいと思います。

ただ、このときに簡単に手を使ってちょこちょこっとした遊び方をすると、先ほどの「手=おもちゃ=噛んで遊ぶ」に繋がります。

飼い主さんの遊び方が子犬の甘噛みを助長するかもしれないので要注意です。

遊びによる噛み

これは愛情表現でも、母犬に対する愛情というよりも兄弟犬との愛情交換という意味合いが強い噛み方です。

子犬同士で、まるでプロレスごっこのように全身を使ってじゃれついている中で噛むため、けっこう力が入って噛まれたときは痛いと感じることが多いでしょう。

じゃれ噛みとも言われますが、遊ぶ相手は誰でも良いわけではなくて、じゃれ噛みをする相手は心を開いた相手だと言われていますから、もしも痛かったとしても叱ったりはしないでほしいと思います。

飼い主さんはケガをしないような遊び方を考えて、噛みそうなときはおもちゃでガードするなどの工夫をして遊んでもらえると、子犬の親愛の情が強まります。

大好きなにおいへの噛み

飼い主さんのことを大好きだと思ってもらえるようになっていれば、飼い主さんのにおいのついたものなどを噛みたくなります。

靴下や下着、メガネ、手袋などなど、飼い主さんのにおいが強くついているものを床や子犬が届く場所などに放置しておくと、餌食になってボロボロにされるでしょう。

これは「いたずらをした」と思われるかもしれませんが、子犬としてはいたずらをしようと思っているわけではなく、ただ大好きなにおいを嗅いでいたい、噛んでしまいたいと思っているだけです。

また、大好きなにおいは飼い主さんだけではなく、皮製品のにおいも大好きな子が多いです。

野生時代の習性によるものという見方が強いですが、皮製品は臭いも噛みごたえもとても良いものらしく、一度噛み始めるといつまでもやめられなくなってしまうので、結果としてボロボロにされることになります。

習性による噛みの種類

「習性による噛み」というのは

  • 歯牙脱換期による噛み
  • 探索による噛み
  • 追いたい気持ちによる噛み
の3種類になります。

歯牙脱換期による噛み

生後8週目に生えそろった乳歯ですが、生後4~5か月頃になると永久歯に生え変わる時期になります。

個体差があるものですが、だいたい生後8か月くらいには永久歯が生えそろう感じになり、この期間を歯牙脱換期と言います。

感じ方も個体差があって、全くムズムズを感じない子もいますが、多くの子犬は永久歯が乳歯を押し上げて乳歯が抜け、永久歯が生えてくるときにムズムズとした違和感を感じます。

たいていの抜けた乳歯は飲みこまれてしまって気がつかないことも多いですが、たまに床に抜け落ちた乳歯が転がっていたなんてことも聞きます。

歯が抜けるまでのグラグラしているときに痛みが合ってご飯を食べなくなる子もいますが、グラグラが気になって何かを噛んで抜いてしまいたいとか、気を紛らわせたいという場合が多いので、歯牙脱換期には子犬の噛みたいという欲求が強くなります。

探索による噛み

犬は人間のように手で持って調べることができないため、臭いを嗅いだり、噛んだりしてどんなものかを調べます。

特に好奇心が強い子犬は、目につくものがなんでも気になることもあり、探索をする目的で噛むことが増えますし、何かを運ぶときも噛んで持ち上げるため物に対する噛みが増えていきます。

最初は探索目的で噛んでいたけど、噛み心地が気に入ってしまうとそのまま噛み続けてしまうことが多く、噛み切ってしまうことも考えられます。

噛み切れてしまったものはそのまま飲みこんでしまうことが多いので、子犬の誤飲には特に注意が必要です。

小さいものや飲みこんでしまいそうなものは子犬がいる部屋には置かないようにされていると思いますが、カジカジとかじり取ってしまったものも飲みこんでしまうかもしれないと考えてください。

子犬を自由にさせ過ぎてしまうと、知らない間に何かを噛んで誤飲するという危険も高まってしまいます。

追いたい気持ちによる噛み

は野生時代に獲物をとって生活をしていたため、動くものには敏感に反応します。

そして、犬の視力も人間のようにカラフルに映っているわけではないと考えられるので、動くものが見やすいようになっています。

暗いところでも人間よりよく見ることができ、小さいものが動くとすぐにそれがわかるので、人間は狩猟の助けとして犬を役立てていました。

この習性は、家庭犬として飼われている今でも健在なので、素早く動くものや逃げようとするものを追って捕まえたいと子犬でも思います。

逃げようとしなくても、ヒラヒラとしたものは飛び付いて捕まえたいという気持ちが働きやすいので、女性の長いスカートや風で揺れているカーテンなどにも飛び付こうとしますし、人の手の動きもヒラヒラしているように見えると飛び付いて、捕まえるために噛もうとします。

特に追いたいという習性が発動すると、興奮モードのスイッチが入りやすいので、子犬も向きになって噛もうとすることが考えられます。

その他の噛みの種類

大きく分けると愛情表現による噛みと習性による噛みになりますが、お留守番が多い子犬などは暇を持て余して「暇つぶしによる噛み」もあります。

暇つぶしに物を噛むことが癖になる子もいますが、そこまで暇だと思う環境を続けてしまうと、それがストレスになって、将来的にストレスを受けると噛みやすい犬に育ててしまう恐れがあります。

また、子犬は生後7~8か月くらいになると、警戒心が芽生えてきます。

警戒心が芽生えるということは、不安や恐怖を感じる気持ちも育まれていくので、次第に警戒の対象に対して噛もうとする行動に移行していきます。

こうなると、攻撃の意識がない甘噛みではなくなって、自分の身を守ろうという攻撃の意識が出てきますので、ちゃんとしつけをしておいてあげないと噛み癖に繋がりやすくなります。

甘噛みのよくある対処法を成功させるための秘訣

いつまでも甘噛みをしている時の対処法としてよくあるのが

  • 噛んだら無視をする
  • 噛んだら「ダメ!」と禁止用語を言う
  • 噛みたくならないように運動をさせる
  • 噛んだときに天罰方式で驚かせる
この4つがあるんですが、ご相談などをうかがっているとどうもうまくいかないとおっしゃる飼い主さんが多いです。

そもそも、最初にご紹介した3つの秘訣についてなにもやられていない場合は、この対処法だけやってもうまくいかなくても仕方ないのかな…とは思いますが、それでも何もやらないと悪化してしまうことが多いのが噛みの問題です。

イヌバーシティの方には、無視のしかたやダメの伝え方などがコンテンツとなっていて、とても詳しく解説されていますので、本当はそちらをしっかり見ていただきたいのですが、ここではこれらの対処を成功させるためのコツなどをざっくりご紹介したいと思います。

無視をするときは諦めない強い気持ち

無視をするということは、子犬に「楽しく遊んでくれていたのに急に飼い主さんが遊んでくれなくなったのは噛んだからだ」という学習をさせることが目的です。

でも、子犬は噛むことが悪いことだと思っていませんし、遊ぶことに夢中になっているので、噛んだことと急に遊んでくれなくなったことがすぐに結びつけるのは難しいことです。

繰り返し繰り返し同じことをして、「もしかしたら…噛んだから?」と気づいてくれるまで行いますが、なかなか気づかない子も多いのが実態です。

子犬の行動は段々エスカレートして激しくなっていきやすいものですが、無視をされるとさらにアピールしようとしてエスカレートしやすくなります。

ですので、なるべく早く気付かせるためにも、無視をすると決めたら、子犬と遊んでいるときはとても楽しいものにして、噛んだら飼い主さんは別の部屋に行ってしまうくらい徹底してメリハリをつけて伝えることが大切です。

そして、もしも子犬がエスカレートして一時的にさらにひどくなってしまったとしても、諦めない強い気持ちを持って最後まで続けないと、ひどくなった行動が今度はデフォルトになってしまうのでやりぬいてもらいたいと思います。

禁止用語でやめる関係を築いておく

ダメ!の使い方も色々あると思います。子犬が驚くほどの声で「ダメ!」とか「痛い!」と叫ぶとか、母犬が唸るような声で叱られていることを伝えるとか…

どんな方法であっても、ダメ!という禁止用語でその行動は好ましい行動ではないということを伝える機会は必ずあります。

この禁止用語を使うことで、犬に止めようと思わせるには、犬に信頼され飼い主さんのことが大好きな犬でないと難しいことなんですね。

ダメ!を脅しのように使って、犬を怖がらせればやめるかもしれませんが、それは正しい使い方ではありません。

禁止用語でやめさせたい場合は、犬に飼い主さんが大好きだから、飼い主さんがいやがることはしたくないと思われるような関係を築くように意識してください。

運動にはリーダーウォークが必須

運動欲求を満たすことで噛ませないようにするには、リーダーウォークでお散歩ができることが必須です。

犬がリードを引っ張って、飼い主さんがついていくというお散歩だと、犬は前に進むことだけしか考えられなくなっています。

お散歩で運動欲求を満たすには、心と体に心地よい刺激を与えないといけないんですが、リーダーウォークができていないと心への刺激が与えられないので、逆にストレスがたまってしまう恐れがあります。

運動欲求を満たすには、ただ走らせて体をぐったり疲れさせればいいと思われがちですが、心への心地よい刺激がない運動は犬のストレスになってしまいます。

天罰方式にはタイミングが最重要

缶にコインなどを入れて、噛んだときに大きな音を立てることによって犬が不快に感じて、「噛んだら嫌なことが起きる」と学習させるのが天罰方式です。

子犬を音でものすごくびっくりさせないと意味がないのですが、飼い主さんがそんな不快だと思うような大きな音を立てたと子犬がわかってしまうと、飼い主さんに対して不信感を抱いてしまう可能性があります。

そして、「噛んだ瞬間」に音を立てるというタイミングがとても重要になるので、この2つが完璧にできるように事前に工夫が必要になります。

天罰方式は効果が高い方法ではありますが、工夫のところで難しさがあるので、しっかりと作戦を練ってから行っていきましょう。

子犬に甘噛みをさせないために飼い主さんができる7つのこと

よくある対処法を成功させるための秘訣をご紹介しましたが、子犬に甘噛みをさせないためには飼い主さんの普段の行動にも注意をしてもらいたいことがあります。

何気なくやってしまっていたことで、子犬の甘噛みを誘発している可能性もあるので、ご自分のことを振り返って大丈夫かどうかチェックをしていただければと思います。

1、毎日飼い主さんから遊びに誘ってしっかり遊ぶ
「子犬と全力で向き合って楽しく遊ぶ時間」という時間は子犬の遊びたいという欲求を満たすことができます。
飼い主さんと満足して遊ぶことができれば、子犬はゆっくりと熟睡もでき、飼い主さんの手を噛みたいという時間がありません。
2、子犬同士で遊べる環境に参加する
子犬同士で遊ばせることで、噛み方や噛む力などを学習することができます。相手を噛んでケガをさせることが心配な場合は、動物病院で実施しているパピー教室や、トレーナーがついてくれているところを選ぶと安心です。子犬同士で遊ぶことで得られる経験は大きいです。
3、手で遊ばずにおもちゃを使う
子犬に手を噛んではいけないことを教えるのに、子犬を誘惑するような手を使って遊ぶのはよろしくありません。子犬は音が出るおもちゃや噛み心地の良いぬいぐるみタイプのおもちゃで遊ぶことが大好きなので、勘違いをさせないためにも遊ぶときはおもちゃを使いましょう。
4、子犬の行動範囲は制限する
子犬を室内でフリーにさせて良いのは、しつけが一通りできるようになって、飼い主さんが子犬をある程度コントロールできるようになってからが望ましいです。危険な事故から子犬を守るためにも、子犬が歩き回って良い範囲を決めて、その中で遊ぶようにしてください。
5、噛んで良いおもちゃを与える
子犬が噛みたいという欲求を満たすためにも、いつでも自由に噛んでも良いおもちゃというのをあらかじめ子犬がいる空間に用意してあげてください。いくら噛んでも壊れない丈夫な物で、楽しく噛めるようにコングといった中にフードが入れられるものなどが好ましいです。
6、毎日トレーニングをする
子犬にしなければいけない基礎的なトレーニングというものがありますが、その中でもオスワリや待てなどは積極的にできるようにしておいてください。さらに、子犬がくわえているものを自分で離せるように、ちょうだいも教えておくようにしてください。
7、子犬をからかって遊ばない
子犬の姿がかわいいからと言って、子犬をからかったり、反応を見て遊ぶようなことはしないほうが良いです。子犬が嫌だと思うことをされれば飼い主さんに不信感を抱きますし、ストレスがたまっていくので噛み癖に繋がりやすくなります。

甘噛みをしたときにしてはいけない行為

最後に甘噛みをしたときに飼い主さんとして、してはいけない行為についてご紹介しておきます。

叱ったり叩いたりしてはいけないことはご存知だと思いますが、噛まれた時に痛かったりすると、ついカッとしてしまうこともあるかもしれません。

でも、愛情表現で噛んだのに叱られたり、遊んでいただけなのに叩かれたりすると、飼い主さんへの信頼は一気に崩れてしまいます。

また叱っているつもりでも、犬がかまってもらえていると誤解してしまった場合、要求噛みに発展しやすくなってしまいますので、叱ったり叩いたりはしないでもらいたいと思います。

あと、マズルを掴むというやり方をする飼い主さんもいらっしゃるんですが、犬はマズルを強くつかまれると急に息ができなくなってしまうので、かなり怖い体験をしてしまいます。

すると、手に対して悪いイメージがついてしまうため、自分の身を守ろうとして人間の手に対して噛むという攻撃行動に出やすくなってしまうんですね。

一時的にはやめるかもしれませんが、こちらも信頼関係を築くどころか不信感を抱かせる行為だということは覚えておいてもらいたいと思います。

あと、逃げたり急いで手を引っ込めるのもNG行動です。

犬の習性である追いたい気持ちを増幅させて、一瞬にして興奮させてしまうこともありますし、捕まえようとする気持ちが強くなると強く噛んでくるのでケガをしてしまうかもしれません。

子犬の甘噛みに対して、助長してしまうような逃げたり手を引っ込めるなどの動作はしないよう心がけてもらえればと思います。

子犬の甘噛みはいつまで続くのか?についてみてきましたが、飼い主さんが適切な行動をしてあげれば、いつまでも長く続くものではないはずです。

それには、子犬を正しく育てられる環境になっているか?子犬に対する接し方は正しいのか?という部分にも注意を向けてもらえれば、甘噛みの時期はぐっと少なくなります。

ぜひかわいい子犬との生活が、楽しく充実したものになるよう願っております。

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