わんわん
わんこ先生
飼い主さんたちはとっても大変!でも安心してください。子犬を驚くほど良い子に育てられる方法をご紹介していきますね♪
目次
- 子犬が大変なのはいつまで?気になる3つのポイントとは?
- 子犬のしつけはいつから始める?子犬はいつまで大変なの?
- しつけが大変なのはいつまで?重要な3つのポイント大解説
- しつけが大変なのはいつまで?それぞれのしつけのポイント!
- 子犬はいつまでやんちゃなの?子犬に落ち着きがないのは〇〇のせいだった!
- みんなの子犬はいつまで大変だった?子犬の時の体験談集!
- 毎日のケアが大変!いつまで嫌がるの?ケア好きにするための方法
- 子犬の「健康」大変なのはいつまで?かかりやすい病気やワクチンについて
- 子犬が大変な病気にならないためのワクチン講座
- 子犬の病気やケガを予防しよう!安全な生活環境とは?
- お掃除はいつまで大変?子犬との快適な住環境の整え方
- 大変だと思うのは愛情が足りないせい?先輩飼い主さんのアドバイス
- いろいろと大変なのはいつまで?子犬のよくある疑問集!
- 結局子犬が大変なのはいつまでなのか?
子犬が大変なのはいつまで?気になる3つのポイントとは?
多くの場合、生後2~3カ月の子犬をお迎えすると思います。
もちろん子犬の性格や環境によって個体差がありますが、子犬に正しく人間社会のルールを伝えることができていれば、1歳半から2歳ごろには落ち着きます。
「1歳半から2歳くらいまで大変なのが続くとしたらまだまだ大変だなぁ」と思ったあなた!
実は、子犬のことを理解して環境を整え、子犬への伝え方を知って育てていくと、子犬のしつけがしやすくなり、もっと早い段階から大変だと思う時期がなくなるんです!
驚くほど良い子になる3つのポイントにも関連してきますが、まずは子犬とどう接するのかを私たちが知ることが重要なんですね。
これを知って育てるのと知らずに育てるのでは、「いつまで大変な時期が続くんだ」と思うこともなく、成犬になったそのあとも全然違ってきます!
そこで重要な3つのポイントですが
- 犬の成長を知る
- 子犬の時期に教えておくことを知る
- 犬の学習のしかたを知る
この3つのポイントを押さえておくことで、驚くほど良い子に育てることができ、子犬を育てるのが大変だと感じることが激減します。
このポイントについてはのちほど解説していきますね♪
子犬のしつけはとても大変です。
根気も時間も必要なうえ、愛情もたっぷりかけながらいろいろなしつけを始めていかないといけません。
子犬を飼い始めた人の多く(ほとんどの人)が、子犬を飼うってこんなに大変だったんだ!と驚かれます。
そして、子犬をどうやって育てたらいいのか試行錯誤しながら、いつまでこんな大変な思いをしなきゃいけないのか悩まれています。
子犬を愛情いっぱいに、良い子にしつけなきゃいけないと、まじめで責任感の強い人ほど悩みが深くなり、育犬ノイローゼになりやすくなっています。
育犬ノイローゼになってしまうと、子犬に対してイライラしたり、大変な部分に注目して愛情も感じられなくなってしまう人が少なくありません(´・ω・`)
そこで、訓練士に出張訓練を頼んでみる方も多いですが…
ここで一つ重要な危険な点があります!
訓練士に訓練を頼む場合の危険な落とし穴とは?
子犬がまだ小さいから、外に行くよりも家庭環境もチェックしてもらえるというメリットもあり、出張で訓練士に来てもらう人も多いです。
ここで1つ覚えておきたいのが、
訓練士の技術力や考え方は大きな個人差があります。
また、できるだけ短期間に(訓練している間に)目に見えた成果を出さないといけないということもあります。
そこで使われるテクニックとして、犬にちょっとした痛みを与えて、「いうことを聞かないと痛い思いをするんだよ。」という『体罰を使った指導法』をする人が多いという点があります。
そして、そういう指導法の人に多いのが「飼い主は犬になめられちゃいけない」と、厳しく接するように指示をしてくることです。
これが主従関係だと言わんばかりの指導法を教えていくんですね。
相手は子犬です。警察犬の訓練じゃありません。
まじめな飼い主さんほど、その方法が正しいと信じて、言われたように厳しく子犬に接して、子犬に過剰なストレスを与えて、どんどん問題を起こす犬に育てていってしまいます。
これって、子犬にとっても飼い主さんにとっても良いことじゃありませんよね(´・ω・`)
もちろん、訓練士に出張訓練をお願いすることがすべて悪いとは言いませんが、訓練士の技術力や考え方、指導方法には危険な落とし穴があるということは覚えておいてもらいたいと思います。
わんこ先生
ただ、例えばホールドスチルとか甘噛みしているときの対処法など、テクニカルな部分は映像などを見ながら行わないと身に着けるのが難しいかもしれません。
そこで今、問題行動に困っていた愛犬家の方達から大人気の方法がこちらです!
この優しそうな女性がしほ先生なんですが、見た目と違って(?)ペット大国のアメリカで特別優秀な成績で資格を取られて、そのままアメリカで数え切れないほどの問題犬を矯正され、その実力がハリウッド映画のタランティーノ監督にも認められたという超カリスマドッグトレーナーです。
そんな超カリスマドッグトレーナーのしほ先生が、今まで20000頭以上の家庭犬のしつけをしてきた経験から、誰でも最短時間でしつけを行えるようにイヌバーシティというしつけ教材に、その手法をまとめてくださいました。
しほ先生の訓練方法では、子犬に痛い思いをさせて指導をする体罰を使ったしつけ方法はいっさいしません!
それでいて、ちゃんと犬との主従関係を築いて、犬が自分で考えて大好きな飼い主さんが望む行動をするようになっていきます。
ここが本当に重要で、犬が自分から飼い主さんのためにする行動なので、犬にも全くストレスがかからないので、のびのびと素直な良い子に育つことができるんですね。
よくあるしつけ教材は映像の提供がDVD形式なんですが、それだとテレビの前に座ってDVDを見なきゃいけないので時間も行動も拘束されてしまいます。
イヌバーシティでは、犬を訓練しながら映像を確認できたり、通勤時間のすきま時間に視聴ができるようにと、スマホで簡単に見られるようにサイト上に映像をアップしています。
これだと、今確認したい映像をDVDから探すような手間もなく、見たい部分をすぐに繰り返し何度でも見て確認することができます。
そしてなんといっても、誰にでも再現性が高いところが非常に評価されています。
これだけ多くの支持を現在集めているのがイヌバーシティです。
どうして再現性が高いのか、その秘密ですが…
その訓練ができていない犬を使って、実際にこうやって訓練していくんですよという部分を見せてくれているからなんです。
しつけ教材に登場する犬はみんな訓練が行き届いた犬を使っています。
おとなしくしている犬に対して行ってくれていても参考にできないんですよ(;^ω^)
例えば甘噛みしている子犬にホールドスチルをしようとしても、噛んでくるからうまくできないんですよね?
イヌバーシティでは、問題行動をしている犬に対して訓練する様子が見れるので、誰でも見てまねをすればできるように考えて作られています。
だから、今までのしつけ教材では満足の良くしつけをできなかった人からも高い評価を得ることができているんですね。
それと、コスパがとても良いのも嬉しいところです。
特に子犬のしつけは家族みんなが同じ考え方で同じ態度で同じしつけ方法をしないと効果が薄れてしまいます。
イヌバーシティなら、1つ購入しておけば家族みんなで見ることができるので、効率よくしつけができますし、お値段も一つ分でみんなが学べます。
しかも、業界初の分割にも対応していますので、1日30円以下で本当に効果がある正しいしつけ方がわかるとしたら…コスパが最強なんじゃないでしょうか。
私もこれだけ強くおすすめするからには、あなたに少しでもお得に手にしていただけるよう特別な特典をご用意させてもらっています。
私のおすすめを信じてイヌバーシティを購入していただいた方には、イヌバーシティをより効率よく実践できるよう、しほ先生との対談音声をプレゼントさせていただきます!※お忙しいしほ先生に何度も頼みこんで、どうにか実現できた自信作です!
音声対談では、教材には書かれていない
- 効率よく訓練するために気を配ると良いこと
- 犬の性格によって褒め方を変えると良い理由
- 犬が楽しくなる訓練方法とは
- 体罰以外に絶対にしちゃいけないこと
- しつけでうまくいかないときにすると良いこと
などなど
愛犬家のみなさまにとって、効率的にしつけができるようになる「虎の巻」といった内容になっています!
とはいえ、いきなりお勧めされても本当に必要なものなのかご判断を迷われると思います。
「イヌバーシティって良さそうだけど…うちの子に必要なのかな?」と、少しでもイヌバーシティにご興味を持っていただけたら、実際に実践した飼い主さんからいただいた感想や、実践するメリットをご紹介している記事がありますので、一度ご覧になってみてください。
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子犬のしつけはいつから始める?子犬はいつまで大変なの?
わんこ先生
こんなお悩みのご相談を受けることが本当に多いです(´・ω・`)
- いつまで、子犬の粗相の掃除に追われなきゃいけないの?
- いつまで、うんちまみれになっても平気でいるの?
- いつまで、しつけをしなきゃいけないプレッシャーを感じるの?
- いつまで、飼い主の言うことを聞かないでいるの?
- いつまで、はしゃぎまわって飛びつくの?
- いつまで、椅子の脚や家具を噛んでボロボロにするの?
- いったいいつまで子犬に振り回される生活を送るのかしら…
と思っていますよね?
大人になったらみんな落ち着くって言っているから、この大変さがいつまでも続くわけじゃない、もう少しの辛抱だと思っていますよね?
確かに子犬の頃に持っている旺盛な好奇心からの行動は成犬になるにつれおさまってきます。
ちょっと怖いことを言うようですが…
でも、何もしなかったらそれだけです。好奇心が薄れるので落ち着いたように見えるだけなんです。
正しくしつけができていない子犬はいつまでも大変だと思う時期が続き、成犬になるにつれ他の問題行動が現れてきます。
- 甘噛みじゃなくて本気の噛み癖
- 来客やチャイムに吠えまくる
- 他の犬とうまく付き合えない
- 留守番中にずっと吠え続ける
- 食器に触れようとすると唸ったり威嚇する
- お散歩中はずっとリードを引っ張る
- 気に入らないことがあると噛もうとする
- ダメといっても止めずにエスカレートする
- すきを見つけてゴミ箱をあさったりいたずらをする
- できていたはずのトイレがまたできずに粗相をする
- 家の中でマーキングをして部屋中がとても臭い
ここに書いたのはこれでもほんの一例です。
子犬が大変なのはいつまでかといえば成犬になるまでですが、成犬になるまでに子犬との正しい主従関係の築き方や子犬の社会化の大切さや方法、犬に対する考え方や接し方を知らずにいると、成犬になってからの大変さは子犬の比ではありません!
成犬になってもしつけ直すことはできます。
でも、人間と同じように、子供と頭が固くなった大人とでは吸収が全く違います。
時間も根気も忍耐も何倍もかかる覚悟でしつけ直しをすることになります。
ですから、子犬のしつけというのは、今後のあなたと愛犬の生活を楽しいものにするのか、イライラしてストレスいっぱいの苦痛な生活にするのか大きく分かれるところです。
厳密に言うと子犬というのは生後5か月までの犬を言います。
でも、先ほどからご紹介しているイヌバーシティのしつけ方法なら2歳近くの犬でも十分に子犬のしつけとしてできますし、そのあとのしつけについても段階を踏んでステップアップしていけるようになっていますので安心してください。
トイレのトレーニングについては子犬を迎えた初日から始めます。
ここで疑問がありませんか?
- 子犬を迎えた1週間はそっとしておく方が良いと言われているのにトレーニングは始めるってどういう事?
- そもそもこんなに落ち着きのない子犬がトイレでじーっとしないんだけど?
- 子犬ってもっと寝ている時間が多いんじゃないの?なんで起きてる時間が長いの?
こうやってどんどん疑問が浮かんではネットで調べていらっしゃると思います。
でも断片的な情報で、情報を提供しているサイトもバラバラのところを見ていたら、正しいしつけの方法が得られていません。
イヌバーシティなら、どうしてこのような方法を使うのか?どうすれば子犬に伝わるのか?どういうイメージを持ってこういう行動をとるのか?全てに対して細かく説明してくれています。
だから、飼い主としての態度が常に一貫していることができ、落ち着いて正解の行動をとれるので犬がわかりやすく安心していられるんですね。
しかし、いくら良いと勧められても「イヌバーシティってうちの子に必要なのかな?」と思われるでしょうし、そもそもイヌバーシティを実践するメリットがいまいち感じられないかもしれません。
そのような方に、イヌバーシティを実際に実践した飼い主さんからいただいた感想やどのように愛犬が変わったのか、実践するメリットをご紹介しているのでここをタップして先ほどの記事を、一度ご覧になってみてください。
同じように子犬が大変なのはいつまでだろうと思っていた飼い主さん達の声ですので、あなたの愛犬がどのように変わるのかイメージしてもらいやすいと思います。
しつけが大変なのはいつまで?重要な3つのポイント大解説
先ほどご紹介した子犬を驚くほど良い子に育てる3つの重要ポイントですが
list class=”li-niku li-mainbdr main-c-before”]
- 犬の成長を知る
- 子犬の時期に教えておくことを知る
- 犬の学習のしかたを知る
[/list]
こちらについて1つずつご紹介していきたいと思います。
※イヌバーシティ内ではさらに詳しく、しほ先生がわかりやすく解説してくださっています。
犬の成長を知る
私達が子犬を迎えるのは多くの場合、生後2~3か月です。生後約8週~14週くらいでしょうか。
子犬は生後7週から12週までを「社会化期」という時期になります。
聞いたこともあるかと思いますが、このころの社会化期というのが犬にとっては非常に大切な時期になっていて、この時期に体験したことや学べたことがその後の成犬になってからの性格や行動に深く影響をしています。
本来なら、この時期は母犬や兄弟犬と一緒に過ごすことで、犬社会のルールを学び、犬同士の触れ合い方や良いこと悪いことを学ぶことができるので、親元にいることが望ましいです。
しかし実際は、この社会化の時期に親元から離されて、ペットショップで1匹ずつ部屋に入れられて買われるのを待っているのが現状です。
そして迎えてもらった家でも、3回目のワクチンを打つまでは外出を控え、家の中にこもって過ごしています。
確かに子犬の健康を考えると、免疫力が低い状態で外に出すのは危険ではあります。
でも、社会化期に何も体験できなかったり、飼い主しか知らない状態では子犬の学習できる貴重な時期を無駄にしてしまいます。
ここまで読んで、「もううちはこの時期を過ぎてしまっているから今からじゃ遅いじゃない!」と思ったかもしれませんが大丈夫です!
子犬のこの時期と比べると時間はかかってしまいますが、社会化期を逃しても犬の社会化を進めることはできます。
このように犬の成長時には色々な時期があり、犬がどんな状態なのかを知ることがしつけをする上で非常に重要になります。
簡単にですが、犬の成長とそれがどんな時期なのか、また具体的に何のしつけを行うのかをご紹介しておきましょう。
トイレトレーニング 社会化
甘噛み対策 ホールドスチル クレートトレーニング ダメを教える
ご飯やおやつの待て 来い(初期段階)
リーダーウォーク 待て 来い
※生後5~18か月から性成熟期~性的な欲求が出る時期ですが、性成熟期に関してはあとで詳しくご紹介しています。
本当に簡単な時期としつけの紹介になっていますが、ここまでの間でしつけを完成させて主従関係をしっかりと築いておければ、あとは何の心配もいりません。
今後長く続く愛犬ライフは、思い描いているような楽しいものになることでしょう。
まだまだ子犬だと思っている間に、犬はあっという間に成長してしまうんですね。
ただ、「まだ子犬だから」「今のところ困ってないから」と、この間にしつけができていなかったら…今後突然、問題行動が出てきて今以上の大変な思いをします。
子犬に伝えるべきことを知る
子犬にはちゃんとしつけをしなきゃいけないですし、正しい主従関係も築かないといけません。
でも、多くの飼主さんはここで大きな勘違いをしてしまいます。
しつけ=言うことを聞かせる
潜在的に「しつけ」という言葉の響きのせいかもしれませんが、相手を思い通りにいうことを聞かせることがしつけだと思ってしまいがちです。
人間でも問題になっている、体罰をしつけの一環だと主張する大人がいるくらいですから、なんとなく「しつけ」という表現にはこのようなネガティブなものが入りやすいかもしれません。
でも正しい犬のしつけというのは言うことを聞かせることではありません。
子犬に社会化をさせることも子犬に飼い主が伝えるべきことですが、その他にも伝えておかないといけないのが「人間社会って良いところだよ」ということです。
犬の学習の方法を知る
犬に正しい行動を教えるには、まず犬はどのように学習をしていくのかを知る必要があります。
犬と人間の学習方法は全く違います。
成犬は人間の4歳児程度の知能があるなどと言われますが、犬の知能が高くても人間の学習方法とは違うんですね。
その中でも大きく違うのは、過去のことや長い説明は理解できない点です。
人間の4歳児というと、幼稚園や保育園に通っている頃ですから、今日あったお話をとりとめなく話したりすることもあります。
その時に、お母さんが「そういうときは〇〇できるといいね」とか、「それはしちゃいけないよ」と話したとしても理解できるでしょう。
しかし、犬の場合は言葉が通じませんから説明もできないし、過去のことを共有することもできません。
犬へ伝える時は「現行犯」で伝えていかないと犬には伝わらないということがまず1点。
次に、人間でもこれは困惑する原因にもなりますが、家族によってルールが違うことも犬にとっては理解できないことです。
ママはダメということが、パパはいいよと言ったら…人間の子供だったら「パパがイイって言ったも~ん」と主張できるかもしれませんね!そのあと、パパも一緒にママに怒られるかもしれませんが(笑)
ルールだけじゃなくて、号令や褒め方や叱り方なども統一してほしい点です。
家庭という群れの中で何が正しくて何が正しくないのか、犬に混乱させてしまってはこちらの意図が正しく伝わりませんし、犬は不安になります。
このように、言葉が通じない相手にこちらのしてほしいことを伝えるにはいくつかポイントをおさえておかないといけません。
でも、犬はとても賢い動物なので、ちゃんと伝えれば覚えますし自分で考えて行動することもできます。
もしも、ここまでお読みいただいて、子犬に必要なしつけをする時期を過ぎていたとしても問題はありません。
あとからでも正しく教えていけばちゃんと覚えてくれますので慌てないで、じっくりと取り組んでいってもらえればと思います!
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しつけが大変なのはいつまで?それぞれのしつけのポイント!
子犬のしつけで特に重要で、大変でもある以下の3つのしつけについて解説していきます。
- トイレトレーニング
- 甘噛み
- 夜泣き
どれも、子犬がいるご家庭では頭を悩ましているしつけなんじゃないでしょうか。
具体的なトレーニングのやり方を紹介しろと思われるかもしれませんが、ちゃんと取り組むためにはとてもじゃないですがそれぞれここには書ききれないほどのボリュームが必要なものです。
たぶん文章だけで「こうやってください」と方法を解説しても、子犬がそう動かなかったらどうするの?という部分がないと実践が不可能ですよね。
ただ、いつから始めるものなのか?とか、どんなポイントを意識すると良いのか?という点については知っておくと良いと思うのでご紹介していきます。
トイレトレーニングはいつまでにできるようにする?
通常、「子犬を迎えた最初の1週間はそっとしておく」ということを言われています。
これは子犬の睡眠時間を妨害してしまうような行為はしないという意味であれば間違ってはいません。
いきなり子供たちとワーッと遊ばせたり、部屋の中でフリーにして好きなだけ探検させるとか。
そういうことはしないで、子犬に必要なだけの生活をさせるという意味であればそっとしておくというニュアンスになるかもしれません。
ただ、このそっとしておくという言葉のせいで、トイレトレーニングも始めちゃいけないと思ってしまうのは困ったことです。
トイレトレーニングに関しては迎えた当日から始めるもので、最初の2週間は気合を入れてガッツリ取り組むべきものなんです。
ちゃんと正しく取り組むことができれば、トイレトレーニングは迎えた日から2週間でできるようになります。
もし、今現在子犬のトイレトレーニングが大変で「この子はいつまでトイレを覚えないんだろう」と思っているとしたら、すぐにイヌバーシティで正しいトレーニングの方法を知ることが必要かもしれません。
わんこ先生
でも、トイレの失敗は「失敗の経験」として子犬はどんどん学んでしまうんです。
わんわん
でもまだ子犬なら、正しくトイレトレーニングをしていけばちゃんと覚えられます。
イヌバーシティで正しい方法がわかれば、トイレの失敗なんてなくなり、自分からトイレに歩いていって排泄ができる子になります。
お出かけ前におしっこをしておいてほしい時は、コマンドでおしっこができるようになります。
屋外でもトイレシーツを広げて「今ここでおしっこをして」ということもできるようになります。
※もちろんウンチに関しても解説されているので安心してください。
もう、部屋中に粗相をされて掃除に明け暮れる日はなくなります。
一番してはいけないのが、トイレは子犬が大きくなったら自然とできるようになるんじゃないかなーと思って楽観視することです。
ちゃんと教えないと、子犬の間だけじゃなくて成犬になってからもトイレを覚えずに粗相の掃除を続けることになってしまいます。
イヌバーシティではトイレトレーニングの方法をステップで解説してくれているのはもちろんですが、
- それはどうしてそうしなきゃいけないのか?
- どのように考えてその行動するのか?
- もしも失敗してしまった場合はどうするか?
など、具体的な方法と一緒に考え方やトラブルシューティングまでを詳細に解説してくれていますので、トイレのお悩みは一発で解消できます。
子犬の甘噛みはいつまでやってて良いの?
子犬のうちは何でも口の中に入れてどんなものなのかを確かめます。
また子犬の乳歯は生後2か月くらいから永久歯に生え変わるので、歯茎がムズムズするのも原因の一つです。
子犬は目の前のヒラヒラしたものを追うという習性があるので、子犬の目の前で手をひらひらと動かすのも指を噛みたくなる原因になります。
犬は噛みたいという欲求を本能で持っているので、まずは噛んでも良いものを与えてください。
まだ歯磨きのレッスンができていない場合は、歯にもよいおもちゃとかガムを用意しておいてあげると良いです。
このように、噛むことに正当な理由がある場合はいいですが、犬の成長を知るのところでご紹介したように、故意に甘噛みをする時期というのがあります。
※生後12~16週の順位付け期です。
これはちゃんと対応をしておかないと、飼い主と犬との主従関係に悪影響が出てしまいます。
だいたい生後4~5か月くらいで甘噛みが出てくる時期になりますが、甘噛みを始めたらすぐにしてはいけないことを教えましょう。
ちょうど、家庭という群れの中で誰がリーダーなのかを意識している時期です。甘噛みを放置してしまうとあなたをリーダーだと認識できなくなってしまいます。
夜泣きはいつまでするの?どう対処する?
最初に言うと、しほ先生の方法でトイレトレーニングをすると、結果的に高確率で夜泣きもなくなります。
これはイヌバーシティのコンテンツ内容になってしまうのでこれ以上は書けませんが、結果的にですが子犬の夜泣き対策にもなると思います。
夜泣きの原因が体の痛みや病気ではないことを前提にお話をしていきます。
犬は基本的に群れで生活をし、リーダーの元で暮らす動物なので、1人でいることに不安を感じます。
特に、子犬ですから本当は母犬やたくさんの兄弟犬に囲まれて暮らしているはずが、急に知らない家に来て寂しさとか不安を感じてしまい泣くことが多いです。
まずは子犬が安心して眠れるように環境を整えていきましょう。
子犬の寝床はクレートがおすすめです。
クレートの中に毛布を敷いてふかふかにしてあげた中に子犬を入れて寝床にしてあげましょう。
狭くてかわいそうだと思うかもしれませんが、野生の犬が一番落ち着いて眠れるところは狭い穴倉でした。その習性は今も残っています。
周りも見えずらいタイプのクレートの方が、穴倉感がでて、子犬が落ち着いて睡眠をとることができます。
クレートでも夜泣きをするようだったら、そのクレートごと寝室に持ってきてください。
誰かの気配を感じるだけで安心することができます。この時、寂しがるから同じベッドで寝かせようとはしないでください。
大型犬と一緒にベッドで寝ている外国のシーンなどに憧れもあるかもしれませんが、今はしないでくださいね。
子犬との生活は、その後の愛犬との関係を築く上でも人間を中心にしていかないといけません。
子犬の環境をちゃんと整えたにもかかわらず夜泣きをしていたら、気になるでしょうが無視をしてください。
子犬はいつまでやんちゃなの?子犬に落ち着きがないのは〇〇のせいだった!
わんこ先生
それは子犬の性格や習性とは別に原因があるかもしれません!
子犬は多くの子が元気いっぱいで好奇心が旺盛で落ち着きなく動き回っていることが多いでしょう。
見ている分にはとてもかわいい仕草を見せてくれていますが、それはただ元気だからじゃない場合が増えています。
子犬がとてもやんちゃな原因というのが…
ズバリ睡眠不足!!
子犬の睡眠時間というのは、個体差がありますが平均的に18時間の睡眠時間が必要です。
子犬の睡眠というのは、健全な精神と体を作るうえでとても大切なものなんですね。
だから子犬の時には十分な睡眠時間をとらないと、興奮しやすくて情緒が安定しない落ち着きのない性格になってしまいます。
いつもハイテンションで、こちらの声や伝えたいことが全く子犬に届かない状態になります。
その中で、一生懸命トイレトレーニングや、他のしつけをしようとしても子犬には伝わらずにコントロールもなにも不可能になってしまうんですね。
「でもうちの子はまわりで静かにしていても寝ないんだもの…睡眠時間をとらせようとしても遊びたいみたい」
そんな場合もあるでしょう。
ですから、「しつけが大変なのはいつまで?の夜泣き」でご紹介したように、子犬の寝床はクレートにしてもらいたいんです。
周りの環境から遮断してゆっくりと睡眠できる環境を整えることが重要になります。
犬の行動学も学ばれているしほ先生は、イヌバーシティ内で子犬の睡眠についてと、どうして落ち着きがなくなってしまうのかについて詳しく解説されていますのでそちらをじっくり見てほしいんですが…
簡単にご紹介すると、周りが見える状況だと子犬の好奇心が刺激されてしまうんですね。
でも眠さに勝てずに眠るんですが、その眠りも浅いものになってしまいがちで、結局子犬に必要な上質な睡眠時間を確保してあげられない状態が続いている恐れがあります。
子犬の睡眠時間は、ぶっ続けで眠っているわけではありません。
起きる間隔はその子犬のおしっこの間隔にもよりますが、トイレトレーニングがまだできていない子犬の場合、平均すると3時間ほどで起きておしっこをして、少し遊ぶか食事をしてまた寝るというサイクルを繰り返します。
この時起きている時間は1時間満たないくらいで、寝かせてあげるようにします。
どうでしょう?
子犬がハイテンションでやんちゃで困っているという場合は、一度睡眠時間が少ないんじゃないかと見直してみてください。
みんなの子犬はいつまで大変だった?子犬の時の体験談集!
わんこ先生
そこで、先輩飼い主さん達に子犬の時の様子を教えてもらいました!
飼い主さんが不安な状態でいると、子犬にも不安な印象を与えてしまいます。
そこで、まずは飼い主さんの不安を取り除くことが大切!
子犬に振り回されて大変だと思っているのはあなただけじゃありません。別に子犬が悪いわけでも飼い主さんが悪いわけでもなく、みんな体験してきていることです。
ここで先輩飼い主さん達が子犬にいつまで大変な思いをしていたのか、またどんな体験談をお持ちなのか聞いてみました!
生後1年くらいまでは本当っっっっに手がかかりましたよ。
あちこち噛みまくるから家具がみるみるうちにボロボロになりました(笑)
でも、それを乗り越えた先にかけがえのない家族になりますよ!
今だけです!本当に子犬の大変さは今だけ。
子供の育児に比べたら、しつけは短期間ですよ。
トイレだって集中すれば1週間でマスターしました。1週間は張り付いていたけど(笑)
夜は吠えるかもしれないけど一人で寝かせてください。1週間もすれば慣れて平気で寝ますよ。
もう無理かもしれない。育てられないかもしれない。と何度泣いたことか。。。
もう少しで1歳になります。まだまだ元気いっぱいで困ることもあるけど、できなかったことができるようになり、言葉も理解するようになったりして本当に楽になってきました。
たぶんもう半年たったら、その頃のことを笑えると思います。
それはそれは大変でした。。。
ほんの十数分お留守番させただけで、うんちまみれで大騒ぎでしたから。しかも数カ月後には専門医に診てもらうほどの分離不安で。大変さのオンパレード(笑)
でも月日が流れるうちに、犬も私たちもペースができてきてお互いに過ごしやすい環境にしていけるんですね。
ネットや本を読み試行錯誤をしていました。
トイレももちろんうまくいかず何度も失敗を繰り返して…
褒めて育てると本には書いてありましたが、どこを褒めて良いのかもわからないほどでした(笑)
でも、だんだんと犬との生活パターンが整ってきたころストレスはずいぶん減りました。
子犬を飼い始めた人が本当の多く通る道のようです。
いったいいつまで大変なの?と涙した飼い主さんは数知れず…ただ、現在は少し成長した子犬と楽しい愛犬ライフを送っていらっしゃるようでホッとしますね♪
人間の子供よりも急成長するのが子犬です。
犬の成長のところでもご紹介しましたが、犬も色々な時期を通り過ぎて大人になっていきますから、ちょうど良い時期に必要なしつけをしながら育てていきましょう!
子犬との生活に疲れて自信を失っている飼い主さんもいるかもしれません。
あまりの大変さに気持ちが折れかけている飼い主んさんもいらっしゃるでしょう。
そのままだと、育犬ノイローゼになってしまう可能性があります。
もしも、そんな心配があるとしたら…正しいしつけ方法を知ることで犬に対する愛情とあなたの自信が復活します!
どんなことが学べるのかちゃんと載っていますので、イヌバーシティの公式サイトを一度見ていただければと思います。
毎日のケアが大変!いつまで嫌がるの?ケア好きにするための方法
子犬はまだ人間に体を触られることに慣れていないため、ケアをするときに抵抗をする子がいます。
しかし、飼い主が愛犬のケアをするには以下の理由があります。
飼い主が愛犬のケアをする理由
- どこを触られても嫌がらない子にするため
- 病気の予防のため
- 小さな変化に素早く気付けるようにするため
- 愛犬の綺麗を保つため
どこを触られても嫌がらない子にするには、ホールドスチルなど正しい主従関係を築くトレーニングでも必要になりますが、例えば病気の時に獣医に触られるたびに強いストレスを感じていたら病気の治りまで遅くなります。
あとで方法も詳しくご紹介しますが、歯の病気を予防するためには毎日の歯磨きがとても重要です。
歯石がたまりすぎて病院で手当てをする場合は、全身麻酔をして歯石を取り除く必要もあるんですね。
それに毎日体中を触ってケアをしていると、小さな変化に気付くことができます。脱毛だったり変な臭いだったりしこりだったリ…
気づいたときにすぐに病院に連れていければそれだけ早く病気を直してあげることもできます。
ですから毎日のケアをすることは飼い主さんとしてはとても重要なことになります。
とはいえすべてのケアを毎日こなすのはかなり大変なことです。そこで、ケアの頻度をご紹介します。
ブラッシング
足ふき
爪切り
シャンプー
こんな経験させてない?お手入れを嫌いになるワケ
犬にだって苦手なお手入れはあると思いますが…
非常に嫌がってケアをするときは毎回大騒ぎになるほど嫌がる場合は、そうなる理由があります。
考えられる原因としては以下の2つがあります。
- 無理に行って嫌な思いをさせた
- たまのお手入れで長時間ケアをし続ける
シャンプーの時にいきなり顔からシャワーをかけられて驚いて逃げようとしたところをおさえつけてゴシゴシ洗われたりしたら、犬にとっては嫌な思いをしたという経験が残ります。
毎日のブラッシングをサボって、ぼさぼさになってから長時間ブラッシングをされるのも犬にとっては嫌なので逃げたくなるでしょう。
歯磨きをする時、痛い思いをさせたり、おさえつけて無理矢理口を開かせたりされたら、食事の後は逃げるように立ち去る子になってしまいます。
子犬の場合は、嫌な思いが経験となって学習してしまうため、楽しい経験にすり替えるように気をつけて、決して無理をしないで慣らしていってください。
ケアの中でも毎日しないといけない上になかなか難易度が高い歯磨きについて対策を立てていこうと思います。
6つのステップで歯磨き嫌いを克服する!ブラッシングレッスン
この方法は口腔専門の獣医さんが推奨するレッスン方法になります。
歯磨き好きにするには、楽しい経験だと認識してもらうことが重要です。そのため、このレッスンをするときは、その子の大好きなことの直前に行ってください。
歯磨きをした後は楽しいことがあるという状態で行いましょう。
あと、絶対に無理強いしないことと叱らないことも絶対に守ってください。嫌がったらレッスンはすぐに中止します。
最初はレッスン1に1週間かかってもかまいません。短時間で終わらせて嫌な思いをさせないことを心がけてください。
レッスンのOKまでができたら、とにかくたくさん褒めてご褒美をあげてくださいね!
好物のペースト状のフードじゃなくても、犬用の歯磨きペーストは犬の好きな味がついていますので、そちらの味を犬が気に入ってくれているようなら歯磨きペーストを使ってください。
子犬の「健康」大変なのはいつまで?かかりやすい病気やワクチンについて
子犬は未発達なため、非常に体調を崩しやすく、ケガもしやすいです。
小型犬と中型犬はおよそ8か月、大型犬ではおよそ12か月で成犬期に入ります。
ですから、子犬の健康管理で大変なのはいつまでかというと、だいたい1歳くらいまでは、特に注意深く子犬の様子をチェックするようにしてください。
幼犬期や成長期の健康管理がその後の成犬期の基礎を築くので、子犬の健康にはこまめに様子を観察することが重要です。
免疫力が弱いため、いつも過ごす環境は清潔に保ち、天候や気温の変化にも注意をしてください。
子犬がかかりやすい病気と症状は?
子犬がかかりやすい病気というと以下のものがあげられます。
- 感染症
- 寄生虫病
- 骨と関節の病気
- 歯の病気
- 皮膚の病気
- 生殖器の病気
子犬がかかると危険な感染症
犬が集まるところで広がりやすい犬の風邪と言われているケンネルコフ(咳が続き微熱が出ることもある)のような感染症もありますが、子犬に感染すると命に危険がある恐ろしい感染症もあります。
<症状>
高熱、食欲低下、嘔吐、下痢、鼻水、せき、くしゃみなどが見られます。
進行すると興奮、てんかん発作、体の一部がぴくぴく動くチック症状などの神経症状も現れます。
<原因>
感染犬の咳などによる空気感染やウイルスがついたものを口にして感染します。
<症状>
2~5日の潜伏期間の後、突然激しく嘔吐し、下痢が起こります。食欲が低下し血液が混じったケチャップのような便になり、脱水状態、ショック状態を起こすこともあります。
<原因>
感染犬の便や嘔吐物を介し経口感染します。
<症状>
突然、元気がなくなり下痢や嘔吐を起こします。下痢はオレンジ色で悪臭が強く、徐々にゆるくなっていきます。
<原因>
イヌコロナウイルスは感染力が強く、集団でいると嘔吐物や便を介してすべての犬に感染します。
<症状>
症状のでかたは無症状の場合もあれば、急にぐったりして高熱を出し、1日以内に死亡する場合まで様々です。食欲低下、下痢、嘔吐、のどの渇き、むくみ、扁桃腺の腫れなど多様な症状があらわれます。
<原因>
イヌアデノウイルスには1型と2型があり、この病気は1型が原因です。感染した犬の尿や唾液などからの経口感染でうつります。
以上が、子犬がかかると命の危険がある感染症ですが、これらの感染症には予防用のワクチンがあります。※ワクチンについては後ほど詳しく解説します。
その他の子犬がかかりやすい病気
寄生虫病寄生虫は他の生物に寄生して、その栄養を奪って生きている虫です。体内に寄生虫がいても問題ない場合もありますが、栄養失調など健康を害する場合もあり、治療の対象になります。
胎盤や母乳を通じて母犬からうつるものもありますが、最も多いのは感染している犬の便から経口感染する場合です。その他、ノミや蚊を介して感染する場合もあります。
また、回虫(かいちゅう)、線虫(せんちゅう)、鞭中(べんちゅう)、鉤虫(こうちゅう)の寄生虫は、人獣共通の寄生虫になり、犬から人間に感染する危険もあります。
中でも、回虫と鉤虫は子犬に良く感染します。
子犬に腹部の腫れ、下痢、嘔吐などの症状がある場合は、早めに受診するようにしてください。
骨と関節の病気先天的な要因で発症する関節の病気や栄養不足によって発症する骨の病気があります。
先天的な要因の関節の病気は股関節形成不全やレッグペテルス病で、生後4~6か月くらいの成長記に突然足を引きずったり、歩き方がおかしくなる症状があらわれます。
また栄養の問題では、クル病や骨軟化症がありこちらも生後数か月の子犬に見られます。関節や四肢が変形し足を引きずり、栄養不足で痩せてきます。
子犬の食事については後ほどご紹介しますが、ちゃんと食事はあげている(可愛がっている)家庭の子犬でも、食事の回数が不適切だったり肥満を気にしすぎたりして、痩せすぎている子犬も実は少なくありませんので、注意が必要です。
その他、小型犬の子犬は特に段差を飛び降りただけで骨折したり脱臼をすることが多いです。
犬は元々野生時代の名残から、症状を隠そうとする本能があるので、うめく、ふるえる、元気がない、息が荒い、触られるのを嫌がるなどの異常を感じたら、すぐに病院に連れていきましょう。
歯の病気子犬は生後3か月頃から乳歯が抜け始めて永久歯に生え変わります。抜けた乳歯の多くは飲みこまれますが、乳歯が抜けずに残ってしまうこと(乳歯遺残)もあります。
乳歯が残ると正常な位置に永久歯が生えることができないため、異常な方向に永久歯が生え口中を傷つけてしまう危険があります。
祖先のオオカミと比べて、犬は歯の間が狭いことと、やわらかい餌を食べるようになったことから歯の病気にかかりやすくなっています。
代表的な歯の病気というと歯周病ですが、歯周病はほとんどの犬が生涯のうちに一度はかかる病気とも言われています。
全般的に歯の病気になると口臭がきつくなるため、愛犬との接触が少なくなる原因になります。
基本的に犬は口の近辺を触られるのを嫌がるため、子犬の頃から口の周辺や口の中を触られても大丈夫な子にならしておく必要があります。
皮膚の病気皮膚には、細菌やウイルスなどの異物が体内に入らないよう体を守っています。
しかし、成犬なら問題ない細菌なども、免疫力の低い子犬は問題になってしまうこともあります。
犬の皮膚は非常に薄くてデリケートで、厚い被毛に覆われているので細菌の繁殖も起こりやすくなっています。
この状態で免疫力の低い子犬は、体内に異物が入ってきた時に異物と闘う「免疫」という体の防御システムが弱いです。
しかも、犬は人間と同じようにアレルゲンを摂取してしまうとアレルギー反応を起こしてアトピー性皮膚炎などにもなってしまいます。
また、皮膚にいる常在菌が異常に繁殖する膿皮症という犬に大変よく見られる皮膚炎にもなりやすいです。
皮膚に赤い発疹が出ていたり、体をよく掻いていたり、脱毛などが見られたらすぐに病院を受診してください。
子犬にとって、体のかゆみは大きなストレスになります。
生殖器の病気オスの場合、停留精巣という精巣が正しい位置に無い状態になることがあります。(停留睾丸・陰睾とも言います。)
本来、生後1か月ほどで肛門の近くの陰嚢内に移動するはずの精巣が途中で止まってしまっている状態です。
停留精巣は特に目立つ症状がありません。しかし、停留精巣を放っておくと精巣腫瘍になる可能性があるので治療が必要な病気です。
性ホルモンによって生殖器が発達するのはまだまだ子犬だと思っている生後6か月ほどから始まります。
小型犬の方が少し早くて生後6か月くらいからで、大型犬は生後8か月くらいになります。
性成熟の時期は非常に個体差が大きいので1歳くらいで発達する子もいますが、早ければまだ子犬の段階で妊娠することができるということを覚えておいてください。
メスの場合ですが、犬の生理は発情期を示しています。
だいたい、発情期の7~8日ほど前から外陰部が腫れて出血が見られます(発情前期)。ですから、生理がきたら、その後に発情期が訪れるサインだと思ってください。
生理が終わるとメスはオスを受け入れられる状態になります。
外陰部の腫れ方は大型犬の方が出血量が多いので目立ちますが、小型犬でも外陰部が普段の2,3倍に腫れるので驚く飼い主さんが多いようです。
(小型犬の場合は生理の血をなめてしまうので出血に気がつかない場合もあります。)
発情の期間は短い犬で5日、長い犬だと20日、平均すると10日くらいになります。
この後2~3か月の間オスを受け入れなくなり妊娠していれば出産をします(発情後期)が、妊娠をしていない場合は偽妊娠(想像妊娠)をすることもあります。
ぬいぐるみを子供のように抱っこしたり、普段より神経質になって怒りっぽくなることもありますが、発情後期が終われば自然とおさまるので見守ってあげてください。
初めての発情が終わると、メスは6~9か月ごとに発情を繰り返します。
発情期の生活で気をつけることは?
発情期は犬によって個体差があります。
お散歩を行きたがらなくなったり、だるそうにしている場合もあります。
一番気をつけなければいけないのは、発情期のメスはフェロモンをまき散らしているということです。その距離はなんと半径2キロにも及んでいます。
オスには発情期は無く、メスのフェロモンによってオスは発情状態になります。
メスのフェロモンのにおいを嗅ぐと、オスは飼い主さんの言葉も耳に入らないほど性的欲求にスイッチが入ります。
オスはスイッチが入って興奮することで大きなストレスがかかりますし、普段からは考えられないような行動を起こすことがあります。
不慮の妊娠を避けるためにも、発情中のお散歩は他のオスに配慮して、時間帯や場所をよく考慮するのがマナーです。
子犬が大変な病気にならないためのワクチン講座
母犬の出産後約1週間のあいだに出る母乳(初乳)には、抗体が含まれています。
生まれたての子犬には、感染症から身を守るための免疫が無く、母犬から抗体を受け取ることで免疫をつけています。
しかし、この母犬からの抗体は生後6~8週間(約50日)でなくなってしまいます。
そこで、免疫がなくなると予想される時期に一回目の予防接種を受けますが、この時子犬の体の中に母犬からの抗体がまだあるようだと打ったワクチンは排泄されてしまいます。
そこで、さらに1か月後に2回目、もう一度1か月後に3回目の予防接種をすることで確実に免疫力をつけて行きます。
免疫力は徐々に下がっていくので、それ以降は1年に一回摂取するようにしていきます。
先ほどご紹介した感染症を予防する唯一の方法がワクチン接種ですが、摂取が義務付けられている狂犬病のワクチン以外は特に決まりはありません。
ワクチンには、1種類の病気だけに予防効果のあるものや、数種類を混合したものがあります。
ただ混合ワクチンと聞くと、全ての感染症に有効だと思いがちですが、万能ではありません。
どのようなワクチンにするのかは獣医師とよく相談しながら必要なものを選択していきましょう。
ワクチンを受けた後はどのように過ごす?
ワクチンは様々な物質を混合して作られています。
動物病院でも摂取前に説明があると思いますが、予防接種を受けた後は安静を心がけてください。
まれですが、ワクチンを摂取したあとに激しいアレルギー反応を起こしたり、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。
そこまで重篤な症状ではなくても、発熱や呼吸が荒くなったりかゆがるなどの症状を見せる場合もあります。
摂取後1時間以内に起こることが多いので、摂取後はしばらく病院にいるか、すぐに受診ができるよう待機していたほうが良いでしょう。
ワクチン接種後数日は、運動も控えめにして様子を見るようにしてください。
子犬の病気やケガを予防しよう!安全な生活環境とは?
子犬はとにかく好奇心が旺盛でなんにでも興味を示します。
犬の場合、まずは触って口に入れて確認をしますので、異物を飲みこんだり中毒を起こすなどの可能性がとても高いんですね。
これは習性で仕方のないことなので、私たち飼い主が生活の環境を整えてあげることが重要です。
- 小さいもの(ボタンや薬、刃物などなど)を子犬のいる部屋からなくす
- 観葉植物やゴミ箱などもなるべく置かない
- 高い場所に登れないように工夫する
- 階段には柵やペットガードをつけておく
- 床にはコルクマットなどを敷いて滑りにくくする
- コンセントやコードにはカバーをつける
子犬の頃は危険から遠ざけることが重要ですから、子犬が遊んでよい部屋は決めておき、その部屋には上記のことを徹底するようにしてください。
また、子犬は体内の温度調節も上手にできないので室内はエアコンなどで温度や湿度の調節をしっかり行いましょう。
これは室内ではなくお散歩中ですが、先ほどの感染症のところでもご紹介したように、感染している犬の便や嘔吐物などを口にしてしまうと感染してしまいます。
3回目のワクチンを摂取する前の外出は、特に他の犬の便や尿に近寄らせないように注意してください。
子犬に優しい季節ごとのケアのポイント!
日本で暮らしている多くの犬の原産国は外国です。
日本は四季がある分1年のうちに大きく気候が変動するので、犬にとって生活しやすい環境とは言えません。
子犬のように環境の変化に弱い生き物は特に気をつけてあげないといけないんですね。
そこで、4つの季節に合わせたケアのポイントをご紹介します。
春
温かくなってきたので過ごしやすいかと思いきや、朝晩の温度差が激しく、「三寒四温」と言われるくらい春の温かさと冬の寒さを行ったり来たりする季節です。
環境の変化に弱い子犬にとっては過ごしやすい季節とは言えないので、この時期は特に室温を一定にすることを心がけるようにしてください。
また、春はノミやダニが特別発生しやすい季節になります。体をこすりつけたり掻いたりする様子はないかもチェックするようにしてください。
夏
室内の湿度は45~65%で、温度は25~28度を保つようにエアコンを調節しますが、気をつけたいのが子犬は私たちよりもずっと下の位置で呼吸をしているということです。
エアコンの冷たい空気は下にたまるので、私たちよりも冷たい空気を長く吸うことで冷房病のような症状を見せることもあります。床に温度計を置いてチェックするようにしてください。
被毛で覆われている上に発汗しない犬は暑さに非常に弱いです。体に触ってみて暑いと感じたら、すぐに濡らしたタオルを体に当てるなどして冷やしてあげましょう。
秋
秋は冬への準備の時期です。夏の暑さで散歩量も減り、体力も低下している場合も多いです。
子犬に無理は禁物ですが、運動をしたそうにしていたらしっかりとお散歩の時間を取って体力と筋力を高めてあげるのも良いでしょう。
人間と同じように、冬の脂肪を蓄えようとするため食欲の秋になりやすく、夏よりもたくさん食べたがることもあります。
肥満にならないように気をつけながら、良質なフードをあげて体を健康に作っていきましょう。
冬
室内の湿度は50~60%で温度は22~23度くらいに保つのが理想です。空気が乾燥するとウイルスが飛散しやすくなりますので加湿器を使うなど気をつけてください。
夜はゆっくり休めるようにハウスの中に毛布を敷いてあげましょう。
暖房器具はご家庭によっていろいろだと思いますが、石油ストーブやガスストーブなどをお使いの場合は炭酸ガスが発生して床付近にたまる可能性があります。十分な喚起を行ってください。
雨や雪の日に外に出る場合は、帰宅後にすぐタオルやドライヤーで体をしっかりと乾かしてください。湿っていると体が冷えるので体力が奪われ感染症になりやすくなります。
子犬の成長にあわせてフードをコントロールしよう!
子犬の時期には体に丸みがありますが、成長とともに次第に大人らしい体つきになっていきます。
確かに肥満は良くないんですが、子犬の時期は肥満を意識しすぎてしまい食事を少なくしてしまうと発達に影響も出てしまいます。
子犬は消化器も未発達で一度にたくさん食べることができません!
子犬なのに、朝晩2回の食事にしている方もいらっしゃいますが、そういった子犬は痩せている場合が多いということです。
子犬の時期は食事の回数は3~6回に分けてあげるようにしてください。
多くの子犬がこの時期にお迎えされると思うので、お迎えする前に前にどんなフードをあげていたのか聞いて、同じものを同じようにあげるとスムーズに食べてもらえます。
生後7か月くらいには成犬用のフードに切り替えられると良いですが、絶対に7か月になったら成犬用フードじゃなきゃいけないとは思わずに無理なく切り替えをしていきましょう。
ただ、1歳を過ぎていてもパピー用フードをあげていたらカロリーオーバーです。肥満の原因になりますので、成犬用に切り替えるようにしてください。
1歳前は心身が成長する時期なので基礎代謝量も多く太りにくいですが、1歳を過ぎると基礎代謝が減ってきます。
肥満になってダイエットをすると犬にストレスをかけることになるので、次第にカロリー管理を心がけていきましょう。
現在は成犬になったら1日2回がほとんどですが、犬も個体差があるので3回食が必要な時があります。
健康にもかかわらず、胃液のような黄色い液体を吐いたら空腹の時間が長すぎている可能性があります。
そのような場合は、一回の食事量を少し減らして3回食にしてみてください。
どんなフードをあげるべき?手作り食ORドッグフード
愛犬には手作り食をあげたいという飼い主さんも少なくありません。時間に余裕があるようなら、手作り食をあげるのも良いと思います。
ただ、その場合は栄養が偏りがちになるので、しっかりと栄養バランスには気をつけるようにしてください。
ドッグフードは栄養のバランスが考えられて作られているので、簡単で的確に犬にあった栄養を与えることができます。
ドッグフードの信用性が心配なら、アメリカの栄養に関するガイドラインを定める団体「AAFCD」か、日本の栄養基準の規約を定めている「ペットフード公正取引協議会」の表示のあるものを選ぶと安心です。
子犬の時はそれほど心配もありませんが、おやつやご褒美としてあげる分の間食が肥満の原因になります。
子犬の頃からおやつ分のカロリーも計算に入れる癖をつけておくと良いでしょう。
お掃除はいつまで大変?子犬との快適な住環境の整え方
子犬との生活が始まって大変だと思うものの一つに掃除やニオイ、かじられるなどのトラブルがあります。
粗相をしてしまった!抜け毛まみれ!何となく犬臭い!などなど、毎日のお掃除が大変なのではないでしょうか。
子犬の時は特に仕方ないことなので、あまり神経質になると「いつまでこんなに掃除が大変なんだろう」と憂鬱な気分になったりイライラしてしまうかもしれません。
そこで、その大変なお掃除を少しでも楽にするために、人にも子犬にも快適な住環境をできるだけ簡単に整えるための知っておきたい解決策をご紹介していきます。
カーペットにくっついた抜け毛をとるのが大変な場合
カーペットや絨毯をお使いの場合、犬の抜け毛がからんでしまって、掃除機で吸いきれないことが多いと思います。
そんな時に活躍するのが、滑り止めのゴムがついた軍手!
荷物の運搬などに使う、100均などでも手に入る作業用の手袋を活用していきます。
手に軍手をはめて、カーペットの毛足に沿って表面をこするだけで、イボイボのゴムの部分で抜け毛を簡単に掻き集めることができます。
ある程度抜け毛を集めることができたら一度その毛を捨てた後、今度は逆に毛足を絶たせるように反対側にこするようにかき集めると、カーペットの奥に入りこんでしまった抜け毛まできれいにとることができます。
掃除機や、粘着性のコロコロを使うよりも、大変な手間がなく簡単に抜け毛を感動的にかき集められるのでおすすめです。
じゅうたんにおしっこをされてしまった場合
子犬はよく粗相をしてしまいます。トイレトレーニングができるようになってからも、嬉しくて興奮したときなどに「うれション」といっておしっこを漏らしてしまうことがあります。
これはまだお尻の筋肉(尿道括約筋)が未発達なため、興奮すると緩んでしまうのが原因です。
多くの子犬の飼主さんが悩む、「いつまで粗相の掃除をしなきゃいけないの?」問題ですが…
じゅうたんやカーペットなどにおしっこやウンチをされてしまったら、まずは時間との戦いです。子犬に文句を言っている暇もありません。
じゅうたんの水分をティッシュペーパーなどで叩くように吸い取ります。(この時ゴシゴシこすらないようにしましょう)
水分が取れたとしても、おしっこのにおいはそこについてしまっていて、完全に乾いたとしてもニオイ成分は沈着しています。
そこで臭いと汚れをとるのに活躍するのが重曹です!
水分を取った後の粗相のところに重曹をまいて、時間をおいてから掃除機で重曹を吸い取ります。
食用の重曹を使えば、少しなら犬が舐めても心配ないので安全安心で臭いが綺麗に取れます。
ただ、じゅうたんやカーペットの種類によっては色落ちしてしまうものもあるので注意してください。
同じ場所に何度もおしっこをしてしまう場合は、そこに匂いが残っている可能性が高いので、その場合は丸一日重曹を振りかけた状態にし、子犬が近づけないように柵をして置いておくと汚れとにおいをしっかりと取り除くことができます。
掃除機自体が犬臭くなった場合
普通に掃除機をかけているのに、次第に何となく掃除機から犬の臭いが漂ってくるような…犬を飼っているとあるあるの掃除機が犬臭くなってしまう問題です。
特に子犬は免疫力も低いため、清潔に保つために掃除機をかけるのも欠かせません。
掃除機が匂うようになってしまうのは、モーターが回転することによって本体が温まり、内部にたまったゴミのにおいが上がってくるからです。
そこで、脱臭効果のある重曹に匂いを吸い取ってもらうために、最初に小さじ一杯程度の重曹を吸い取ってから掃除機をかけ始めるとにおいが広がらなくなります。
吸引された重曹は掃除機内を通過するときに掃除機本体に至るまでのパイプ内の掃除も兼ねられるところもありがたいポイント。
そして次の掃除機をかけるまで、吸い取った重曹を本体内に入れておけば、本体内のごみのにおいも軽減してくれます。(サイクロン式にも紙フィルター式にも使えます。)
重曹と同じ効果があるものに、ドリップ式のコーヒーの粉もあります。
コーヒーの粉は多孔性で脱臭効果があるので、よくコーヒーを飲むご家庭は、ドリップ後のコーヒーの粉を捨てずによく乾燥させて掃除機で吸うと消臭効果があるので便利です。
木の机やいすの足をかじられる場合
子犬の時期は手当たり次第に何でもかじってしまいがちです。
歯の生え変わりで歯茎がかゆかったり、好奇心でかじってみたり、遊びの一環でかじったり…
子犬がかじるのはある程度仕方ないことですが、お気に入りや高級な家具の場合はなんとかボロボロにされたくないと思うのも当然です。
そんな時は、応急処置として麻縄を巻き付けておくとかじってボロボロにされるのを保護することができます。
方法は、落ちたり取れたりしにくいように、かじられたくない場所に両面テープを張り、その上から麻縄をグルグルとしっかり撒いていきます。
この時下から巻いていき、子犬が届かなくなったあたりまで巻き上げていきましょう。
まきがゆるいと頻繁に巻き直さないといけなくなるので、縄を引っ張りながらなるべくきつく巻くように頑張ってください。
また、あまり細い麻縄を使うと子犬の歯が届いてしまうので、直径5ミリ以上の麻縄を使うようにしてください。(大型のホームセンターなどに売っています)
子犬の時期を過ぎるまでですから、見た目はちょっとあまりよく無いかもしれませんがこの状態で乗り切るようにしましょう。
トイレまわりにおしっこが飛び散る場合
子犬のうちはまだトイレトレーニングが甘かったり、トイレトレーニングはバッチリできているけどトイレの周りにおしっこが飛び散ってしまうことも多々あります。
そんな時は、今使っているトイレシートのサイズが小さいので、大きなものに変えるだけで飛び散り問題は解決します。
小型犬の場合、小型犬用のトイレを購入しているかもしれませんが、おしっこの前にくるりと回る習性があることを考えると回ったときにシートの上にいられるくらいのワイドサイズが良いでしょう。
通常だと、体がちょうどはいるくらいの大きさのものを選ばれることも多いと思いますが、それだと小さいと思ってください。
お手軽な消臭剤の手作りスプレーを活用しよう!
子犬が粗相をしてしまったり、犬特有のにおいが沁みついてしまったり。
犬がいる家庭ではいつまでたってもお掃除は大変になってしまいがちです。
市販の脱臭スプレーを使うのも良いのですが、「重曹」と「酢」があれば簡単に消臭効果のあるスプレーを作ることができます。
お掃除のあとを子犬が舐めてしまったとしても安心安全なので、スプレーを作ってお部屋に置いておくとこまめにお掃除ができるので大変さが軽減されます。
重曹には、消臭と制菌効果があり、酢には消臭と抗菌の効果があり、綺麗になるだけでなくニオイも取れて雑菌の繁殖も防ぐ効果があります。
ビネガースプレーも重曹スプレーも、スプレーしたあとは乾燥させるだけですし、床などのほか犬のベッドなどの布製品にも使えます。
[safe title=”ビネガースプレーの作り方”]市販の穀物酢やホワイトビネガーなどを水で2~3倍に薄めるだけ
※酢100ミリリットルに水を2~300ミリリットル入れると4~5%のビネガースプレーになります。
その他利用法
石鹸カスや水垢の汚れ
堆積物の汚れ
トイレの便器の黄ばみや輪じみ[/safe]
[safe title=”重曹スプレーの作り方”]水200ミリリットルに小さじ2杯の重曹を混ぜるだけ
※1分以上よくかき混ぜて、完全に重曹の粉末が溶けるのを確認してください。
その他利用法
キッチンの油汚れ
リビングの手あか
お風呂の皮脂汚れ
カーテンや布製品の消臭 など[/safe]
大変だと思うのは愛情が足りないせい?先輩飼い主さんのアドバイス
こんなに小さくてかわいい仔犬に対して大変だと思ってしまう気持ちに気付いたとき、ご自分を責めてしまう飼い主さんがたくさんいらっしゃいます。
あなたがそんなふうに思わずにいられているなら、ここの章は読み飛ばしてください。
でもちょっと心がつらかったら、先輩飼い主さん達のアドバイスで心が少し軽くなるかもしれません。
我が家もまさしく数か月前は子犬の世話が大変で、しんどかったです。
でも人間の子育てと同じで、かわいいけど大変なのは間違いないし、この子のために心を鬼にしないとと葛藤もありました。
大変って思ったり、子犬にメロメロにならなくても全然変じゃないと思います。
私も1歳のダックスを飼っていますが、いまだにイライラさせられることもありますし、ウザイと思うことも(笑)
だから全然おかしいことはありません。
でも櫃ずつゆっくりしつけていけばいいと思うので焦ることは無いと思っています。
気持ち的には、うまくいかないときも「しゃーないな」くらいで気にしないようにしています。
私が思うところ、トイレができる、マテができる、噛まない、吠えない、散歩が上手、キャリーにおとなしく入っていられる、この6つさえできれば立派なワンコだと思います。
たった6個のことさえできればいい。と慌てないで少し長いスパンで考えれば大丈夫です。
気を楽に持ってください。
みんな大変だと思っているので愛情が足りないと思わないで大丈夫ですよ(笑)
どんなにかわいいと思っていても、気持ちがつらくなるときはありますし。
それでも、切れてしまったりやけになってしまわないことが大切だと思います。
笑い飛ばして乗り越えようという気持ちでいきましょう。
犬友をたくさん作るといいですよ!
ワンちゃんにも友達ができますし、いろんな情報も交換できるし。ちょっとした相談なんかも乗ってくれます。
あっという間に大きくなってしまうので、今の大変な状況をデジカメで撮りまくっておくという方法もあります。
ちょっと客観的になれて、落ち着いたときの良い思い出にもなります(笑)
いろいろと大変なのはいつまで?子犬のよくある疑問集!
わんこ先生
子犬を飼っているとわいてくる身近な疑問ばかりなので参考にしてみてください。
子犬の水のあげ方は給水器とお皿どっち?
生後2ヶ月のトイプードルです。給水器とお皿どちらがいいのでしょうか?
給水器がおすすめです。
犬種によりますがお皿だと口の周りの毛が濡れて毛玉になりやすかったりします。また、飲み終わった後に吐き戻してしまう子もいるので、飲みたいだけ飲めるような量が入る給水器を用意されると良いと思います。
見ていると餌を食べませんが何故でしょう?
人が居なくなると ゆっくり食べ始めます。 30分もしたら 完食してるんですがなぜなんでしょうか?
まだ完全に気を許していないのかもしれないですね。
時々手からフードをあげてみるのも良いかもしれません。今は食べているところを見られたくないようなら見ない方が良いかと。これからなのであまり心配しなくて大丈夫ですよ。
子犬のベッドに使うタオル類はどれくらいの頻度で変える?
子犬用のベットに使うタオル類(子犬に掛けるタオル)はどれくらいの頻度で変えるべきなのでしょうか?どこかの犬のサイトで朝・夕(1日2回)タオルを変えて清潔に。と書いてあったので。
自分や母犬・飼い主の臭いの付いた物をケージに入れておくと安心できると言われています。
粗相がない限り交換をしなくても大丈夫だと思います。お風呂やタオルで体を拭いてあげるタイミングで交換を検討されればよいのではないでしょうか。
子犬のうちに爪を少し切った方がいい?
今、3ヶ月に満たない子犬を飼っています。子犬のうちに爪を少し切った方がいいと聞きましたが、室内犬と外で飼う場合は違うのでしょうか?
早くから切る習慣をつけましょう
爪の中にある神経と血管は爪と一緒に伸びてしまいますから爪を切る習慣は早くからつけたほうが良いです。ただ、足先を触られるのを嫌がる子が多いので、無理に爪切りをするのではなく、足先を触られても平気な子にしてからにしてください。
子犬の尿の回数が多いですが平気?
生後、2ヶ月の子犬の尿の回数教えてください。回数が多いので、膀胱炎かと心配しています。
子犬は尿や便の回数が多いです。
子犬の便の回数は5,6回くらいで、尿の回数は20回前後くらいですが、食べる量や飲む量に個体差があるのであくまで目安です。また嬉しかったり怖かったりするとおもらしをすることもあります。膀胱炎になると排尿時に痛みを伴うので様子を見ていておかしいと思ったら病院に連れて行ってください。
ワクチン接種後すぐにシャンプーしても平気?
今日病院でワクチンを接種したのですが、獣医さんにフケが多いですね、と言われました。その獣医さんに、お店でシャンプーをするなら2週間後がいいけれど自宅でシャンプーするのならいつでもいいですよ。と言われたのすが、ワクチン接種後すぐにシャンプーしてもいいのでしょうか?
自宅でシャンプーする場合でも5日は様子を見たほうがいいと思います。
ワクチン後はなるべく安静にしていたほうが良いので。特に子犬なのでうんちの状態なども見て問題なければならシャンプーをしても大丈夫だと思います。
犬をケージの中で飼うのはいつまでですか?
生後4か月ですがだんだんケージに対して体が大きくなってきたのですが、出しっぱなしで飼うのはまだ早いでしょうか?
飼い方はそれぞれですが、私は体の大きさに合わせてクレートをおすすめします。
どうしてもリビングフリーで飼いたいのなら、トイレのしつけは心配なくなっている、いたずらもしないなどしっかりとしつけが入った状態なら…って感じです。
フロントラインの効果はどれくらいの期間?
子犬を我が家に迎える前にフロントラインをしたそうです。この効果はどれくらいもちますか?シャンプーしても効果は薄れない?
動物病院のフロントラインは1か月有効です。
量販店で安価で購入できるタイプはシャンプーしたあとに効果が薄れると聞きました。動物病院で処方されるものはシャンプーをしても効果はあまり変わらないそうです。動物病院のフロントラインは1か月有効です。
子犬のシャンプーをするときに何か気をつけることは?
今度初めて子犬のシャンプーをしようと思っていますが、何か気をつけたほうが良いことってありますか?
シャンプーが嫌いな子にならないように、いきなり顔にシャワーをあてないとかびっくりさせないようにしたほうが良いと思います。
最初からちゃんとシャンプーをしなくてもぬるま湯でそっと洗って慣れさせたほうが良いかもしれません。とにかく短時間で行うようにしてください。
夜寝る時に子犬が震えているけど寒いから?
生後2ヶ月半の子犬です。夜寝るとき震えているのですが、寒がっているのでしょうか?毛布などで保温しないといけませんか?
子犬は大人ほど体温機能がしっかりしているわけではありません。
寒さに強い犬種でも、子犬の時期は保温してあげたほうが良いでしょう。下がふかふかの方が寝やすいので毛布を敷いてあげると良いです。
生後3か月の子犬を預けても平気?
三ヶ月になる子犬がいます。どうしてもはずせない用事がはいりました。その日は誰も子犬を見れません。
近くに預かってくれるペットショップ(ペットホテル)はあるのですが、まだ小さいのに預けて大丈夫でしょうか?
ワクチンがすべて完了していないとペットホテルでの預かりは断られると思います。
行きつけの動物病院に相談してみてください。私の知り合いには、購入先のペットショップで預かってもらった人がいました。まだ購入してから日が浅かったので店員さんも覚えていてかわいがってくれたということなので、確認してみるのも一つの方法かもしれません。
子犬が残したご飯はそのあとどうするの?
柴犬の子犬を飼い始めたのですが、餌をあげ終わっていつも残してしまいます。そこで、その後のあとしまつは、どうすれば良いですか?
基本的に残したものは片づけてください。
食が細いのか、見られていると食べられないのか、あとで食べるためにわざと残しているのか…理由はいくつか考えられますが、出している1回の量は適量でしょうか?子犬は一度にたくさん食べられないので、1回分の量を少なくして回数を増やしてみるのも良いと思います。
食いつきが悪く嫌がる場合はどうするの?
生後4か月の子犬を飼っています。最近、アイムスやサイエンスなどの、パピー用のドッグフードを与えているのですが食いつきが悪く嫌がります。どうすれば、ちゃんと食べてくれるのでしょうか?
ドライフードだと食べづらいのかもしれません。
少しふやかしてあげてみるのはどうでしょう?あまり美食家の子犬にするのも良くないですが、メーカーを変えたらそのメーカーのものはちゃんと食べるようになった子もいますので、気に入るものを探してみるのも一つの方法かもしれません。
人間のお客さんを呼んでよいのはいつから?
もうすぐ生後2ヶ月のミニチュアダックスが我が家に来ます。色々ネットや本等で子犬の迎え方を見ますと、最初はなるべくそっとしてゆっくりさせてあげましょうなどと書かれていますが、人間のお客さんは普通に迎えて良いのでしょうか?
まだお家に慣れていないようなら、迎えてすぐの時は控えたほうが良いと思います。
1週間くらいたてば大丈夫だと思うので、大人のお客さんなら迎えて子犬ともふれあいの時間を持っても平気です。子犬の社会化にもなります。
風邪をひいているときはそばに行かない?
人間が風邪等ひいている場合、なるべく子犬のそばに行かない方が良い?
人間の風邪は子犬にはうつらないので気にしなくても大丈夫です。
子犬を電車で運んでも良い?
子犬を連れて電車に乗りたいのですが、子犬は電車で運んでも大丈夫ですか?
JRの場合は以下の条件で有料手回り品として持ち込めます。
小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたもので、ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの。
料金は270円です。私鉄もこれに準じています。
結局子犬が大変なのはいつまでなのか?
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。
子犬がいつまで大変なのか、色々な方向から解決策を見てきましたが、やはり一番重要なことは「子犬の習性や学習方法を知って正しくしつける」ではないでしょうか。
子犬は体が小さいので、いつまでも子供だと思ってしまいがちですが、早い子だと生後6ヵ月でもうお母さん犬になれちゃうこともわかりました。
本当に子犬の成長は早いです。
ですから、子犬の時期は本当に今の時間も大切で、しつけをしていかないといけないんですね。
大変だと思っていることは、正しく子犬を知ることと正しく子犬をしつける方法を知ることで本当に早く解決します!
焦ることはありませんが、今後の犬との生活を考えるとなるべく早くから良い子になれるよう取り組まれると良いと思います♪
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音声対談では、教材には書かれていない
- 効率よく訓練するために気を配ると良いこと
- 犬の性格によって褒め方を変えると良い理由
- 犬が楽しくなる訓練方法とは
- 体罰以外に絶対にしちゃいけないこと
- しつけでうまくいかないときにすると良いこと
などなど
愛犬家のみなさまにとって、効率的にしつけができるようになる「虎の巻」といった内容になっています!
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