子犬の噛み癖にマズルコントロールは?知らないと損!子犬のしつけ極意

エリちゃん

うちの子犬の噛み癖に悩んでいます。色々な方法を聞きますが、あまり効果がなくて…マズルを掴むという方法をやってみようと思いますがどうでしょうか?

わんこ先生

マズルを掴むという方法は、マズルコントロールのことだと思いますが、正しいやり方と考え方を知って行わないと少し危険なしつけなのでじっくりとご紹介していきましょう。

子犬の噛み癖にマズルコントロールは効果ある?必要なし?

マズルコントロールに関しては、昔のしつけの認識と最近のしつけの認識の大きな違いによって、トレーニング自体を勘違いされている方がいたり、考え方が間違えている方が多いしつけです。

最初に誤解を恐れずに言うなら、私は正しいマズルコントロールをできるようにしておくことが、子犬の噛み癖にも効果があるトレーニングだと思いますし、しつけとしても必要だと思います。

これから勘違いされているマズルコントロールについて、現状の認識や間違えている点についてご紹介しながら、皆さまと認識を同じにしていきたいと思いますので、最後までお読みいただければと思います。

子犬の噛み癖を直す効果があると言われている対策方法はいくつかあります。

  • 痛い!と大声で言って驚かせる
  • 噛んだら無視をする
  • 天罰方式
  • 体罰を使ったもの
これらに関しては、後でそれぞれご紹介をしますが、このほかに「マズルコントロール」をするというのがあります。

マズルコントロールというのは、犬の鼻から口にかけての場所を一般的にマズル(口吻とも呼ぶ)と呼ばれているところを飼い主さんが触って、好きな方向に向けても嫌がらないようにするトレーニングを言います。

マズルというのは、犬の急所でもあるので、普通は犬が触られて嫌な場所です。

母犬はケガをしないくらいの強さで子犬のマズル部分を噛みながら低く唸ることでしつけをしますので、母犬の代わりに飼い主さんが「子犬にしてはいけないことだと教えるしつけ」というふうに解釈されることが多いです。

子犬にしてはいけないことを教えるしつけという解釈が多いことから、いけないことをしたらマズルを掴んでいうことを聞かせるという認識の訓練士や飼い主さんもいらっしゃいます。

当然と言えば当然ですが、この子犬のマズルを掴むといった「体罰ともいえるマズルを使ったしつけ」に対して、マズルコントロールというしつけはやる必要がないという意見が多く聞かれるようになってきました。

マズルコントロールは必要ないという意見について

間違われるといけないので言っておきますが、私はマズルコントロールが必要ないという意見にも賛成です。

私が必要があると思っているのは、正しいマズルコントロールであって、間違えて認識されているマズルコントロールなら私も必要はないと思います。

ただの体罰ですからね(´・ω・`)

子犬の噛み癖や吠えグセというのは、放置をしておくと成犬になってからさらに悪化したり、直すのがむずかしくなることはご存知だと思います。

こういった犬が問題行動を起こしてしまうのは、今までは犬が飼い主をリーダーとして認識できないで、自分の方が順位が上だと思っていることで起こると言われてきました。

しかし、マズルコントロールは必要ないという意見の方々は、犬が問題行動を起こすのは犬と飼い主さんの間で信頼関係ができていないからだとおっしゃいます。その他にも

  • 犬は家族を順位付けしてはいない
  • 嫌がるところを無理に触ることで手に対して嫌悪感を抱かせている
  • 子犬は人間勝手な思い込みによる流儀でしつけを押し付けられている

と言ったことからマズルコントロールは必要ないとおっしゃっていますが、たぶんこれは「間違えた考え方・間違えたやり方のマズルコントロール」に対して必要がないと言われているんだと思います。

私も間違えた考え方ややり方のトレーニングに対してはやる必要はないと思います。

子犬が何度も粗相をしたときなども、子犬のマズルを掴んで粗相をしたところに鼻を押し付けるというしつけ方法をするなんてことを某お悩み掲示板の回答で見たこともあります。

犬のしつけを「人間の言うことを聞かせること」ととらえてしまっている訓練士や飼い主さんが、間違えた考え方ややり方でマズルコントロールや、しつけそのものをとらえてしまっているのかなと思います。

例えば、

  • 「犬に人間よりも上だと思われないようにしてください」
  • 「子犬でも勘違いさせないように厳しく接してください」
  • 「飼い主の言うことを聞かないときはちゃんと叱ってください」

このようなアドバイスをするような訓練士(出張訓練士に多い)は実際にいます。

子犬のしつけに一生懸命でまじめな飼い主さんほど、ちゃんとしつけをしてあげたいと思われるので一度は訓練士の方に見てもらってしつけの方法を教えてほしいと行動されます。

でも、このような高圧的なしつけ方法を行ってしまうと、子犬の心は簡単に壊れてしまいます。

でも、訓練士に教わったのだからと心を鬼にして高圧的なしつけを続けていった結果、知らずにかわいい子犬の心を壊してしまい、他の問題行動を起こしたり、手が付けられないようになった子犬をたくさん知っています

これとは違うサイトですが、10年以上運営してきた犬のしつけサイトの方には、心を壊されてしまってどうしようもなくなった子犬に対するご相談などをたくさんいただき、そのたびに心が痛んでおります。。。

もちろん飼い主さん達は一生懸命子犬をしつけてあげようと思ってのことですし、知らずにやってしまっていただけなのですが、子犬の時期の育て方というのは成犬になってからの性格を作るうえでもとても大切です。

子犬の時に、正しい考え方と正しいしつけのやり方というのを知っていないと、本当はとても優しくて愛情深い犬なのに、暴れやすくて攻撃的でしつけが入らない成犬にしてしまいます。

本当に子犬の時の育て方というのは今後の愛犬ライフを天と地ほどの差を出してしまうほど重要なことなんですね。

成犬にならなくても、子犬はこれからやんちゃな時期に突入していきます。

もしかしたら、もうすでにやんちゃな子犬に手を焼いているかもしれませんが、子犬である今、正しい考え方で正しく子犬と接して、正しいしつけを行うと、子犬がやんちゃな時期でも「大変だ」とか「いつまでやんちゃなんだろう」とか思うことがなくなります。

子犬でも、しつけができてくるとある程度コントロールができるようになるので、やりたい放題!やんちゃし放題!ということがなくなるからです。

子犬の噛み癖にマズルコントロールをする目的(メリット)

子犬の噛み癖に効果があると言われているマズルコントロールですが、子犬にマズルコントロールをトレーニングすることにはほかにもメリットがあります。

  • ケアをしやすくする
  • 応急処置ができる
  • 愛情のコミュニケーションがとれる
その他にも、犬を落ち着かせるというメリットがあるという考え方もありますが、私が推奨するマズルトレーニングは、興奮している犬に対してマズルを握るといった行動はしないので、落ち着かせるためという目的は除外します。

ケアをしやすくする

飼い主さんにマズルを触られることを嫌がらないようにトレーニングをしておくことで、大切な歯磨きなどのケアをしやすくなります。

犬は祖先のオオカミに比べて、歯の間が狭いことや、やわらかいごはんを食べるようになったことから、歯の病気にかかりやすくなっています。

その中でも歯周病はほとんどの犬が生涯のうちに一度はかかると言われています。

犬が歯周病にかかると、口臭がひどくなるため、近くでケアをするのが苦痛になることもありますし、歯の根元に細菌が感染する歯根膿瘍になると食欲が落ちて免疫力も下がり他の病気になりやすくもなってしまいます。

このような愛犬の健康にとってとても重要な歯磨きですが、マズルを触られることを嫌がる子犬のままだときちんと歯を磨いてあげることが困難になってしまいます。

また、病気になった時の飲ませる薬ですが、上あごを持ちあげるようにして口を開けて、あごを持っていないほうの手でなるべく喉の奥に薬を落としそっと口を閉じてあげます。

この時も、マズルの部分を触って口を開けると飲ませやすいですが、嫌がる犬にはうまく薬を飲ませてあげることができません。

応急処置ができる

犬はいろいろなものを調べる時ににおいを嗅いだり噛んでみたりして探索するので、顔を虫などに刺されることも多くなります。

ハチや毒虫、クラゲなどに顔を刺されたとき、顔に残っている針や触手を早く抜いてあげる必要があるんですが、マズル部分を触って固定して抜くようになります。

マズルを触られることを嫌がる犬だと、毒の針や触手を病院に行くまで長時間刺した状態になり、幹部が悪化することも考えられます。

もっと緊急性の高いもので言えば、犬の誤飲があります。

犬が異物を飲みこんでしまった時は、マズルを上から掴み、もう片方の手で下あごを下げるようにして犬の口を開かせて喉をのぞき込み、異物が見えたら指やスプーンなどで取りだします。

飲みこんだものが目で見て確認できなかったら、食道や胃まで入っているということなので動物病院に行って処置をしてもらう時間がありますが、のどに詰まっている状態だと一刻を争う状況です。

飼い主として、犬の命にもかかわる場面に遭遇する可能性もあるので、愛犬の応急処置ができるようにしておくというのは大切なことです。

愛情のコミュニケーションがとれる

あなたは愛犬に鼻をすり寄せられたことはありませんか?

犬が飼い主さんの手や体に鼻をすり寄せてくる行動は犬の愛情表現です。

犬が愛情を表現してくれたときに、飼い主さんもそのすり寄せてくれた鼻を優しく撫でれれば、飼い主さんの愛情も犬に伝えることができます。

犬は愛情にとても敏感で、愛情が欲しいという欲求を持っていますので、犬に伝わるように愛情のコミュニケーションをとることも必要です。

子犬のうちからマズルを触られることを嫌がらないようにトレーニングをしておくことは、噛み癖を直すだけじゃなく多くのメリットがあることを覚えておいてもらいたいと思います。

子犬の噛み癖に良いマズルコントロールをするときの注意(デメリット)

もともと子犬が嫌がるマズルを触っても、嫌がらないようにするトレーニングですから、慎重に注意事項を知って進めていく必要があります。

マズルコントロールのトレーニングをするときは

  • 正しい考え方を知らないと虐待まがいのしつけになる
  • いきなりとか無理矢理しようとすると逆効果になる
この2つには特に気をつけて行うようにしてください。

マズルを触られることを嫌がらないようにするトレーニングがマズルコントロールのため、絶対に体罰として使うようなシーンがあってはいけないものです。

子犬の噛み癖を直したいからと言って、「噛んだ子犬のマズルを掴んでにらみつける」のような行動をすると、それは子犬に対して体罰を行っているのと同じ行為です。

犬のマズルは鼻筋の部分なので、握ってしまうと呼吸が止められてしまうので、絶対に強く握ってはいけない所です。

飼い主さんから急に嫌な部分をつかまれて呼吸ができないようになった状態でにらまれたりしたら、犬は強い恐怖を感じるしかありません。

犬が人を噛む理由の中に、恐怖から自分を守るためというのがありますが、体罰を行って犬にしつけをすると、恐怖を感じることが多いためによけい噛み癖を悪化させたり、攻撃的な犬にしてしまいます。

正しい考え方を知って、正しい方法でマズルコントロールのトレーニングをしていかないと、子犬の噛み癖を直すどころか、飼い主さんが子犬を凶暴な犬に育ててしまうということを覚えておいてください。

頭が柔軟な子犬と言えども、急に嫌な部分を触られたら嫌がって当然です。

嫌がったから触るのをやめると、「嫌がったらやめてくれたから嫌がればいいんだ」と子犬は学習して、何でも嫌がるようになりかねません。

嫌がる、抵抗するという気持ちを大きくしてしまっては、犬との間に信頼関係ができませんし、抵抗が強くなると「攻撃=噛む・吠える」という行動に繋がります。

ですから、子犬に対してマズルコントロールをするときは、「いきなりしない」「無理矢理しない」で、できるだけ嫌がらない程度のソフトタッチから始めてもらいたいと思います。

あと、子犬の噛み癖に良いマズルコントロールをするときの注意というか仕方のないことなんですが、やはり成犬になってからマズルコントロールのトレーニングをするのはとても時間がかかってしまうことです。

特に頑固な成犬や、問題行動が起きている成犬に対しては、非常に時間がかかるうえ、飼い主さんも危険な目にあう可能性があります。

成犬になってからマズルコントロールする場合は、成犬の体の大きさや年齢、性格などを考えて、行うべきかしないかを判断してもらいたいと思います。

子犬の噛み癖にも効果がある正しいマズルコントロールの考え方や詳しいやり方は、イヌバーシティで丁寧に解説されているので、そちらをご覧いただければ主従関係を築けるトレーニング方法までバッチリです。

MEMO
~子犬のしつけの大原則~

子犬の噛み癖や吠え癖を直すこともそうですが、子犬にしつけを行うときは3つの大原則があります。

  • 嫌がることを無理にしない
  • 始めてやることは慣らしが必要
  • 長時間やらない

あらゆるトレーニングに言えることですが、子犬にスムーズに覚えてもらうには「楽しいと思わせてやる気スイッチを押す」ことが重要です。

つい人間の方に熱が入ってしまって…ということを避けるためにも、常に子犬の目線で考えてしつけを行うことが最短で教えられる秘訣です。

子犬の噛み癖に効果のあるマズルコントロールのやり方

ここでは子犬の噛み癖に効果のあるマズルコントロールを始める時期やトレーニングのタイミング、ポイントなどについてご紹介していきます。

既に噛み癖のある子犬の場合は、嫌がるところを触ろうとしただけで噛もうとしてくるでしょう。

噛まれたことのある飼い主さんはどうしても噛まれることが怖いと感じてしまうため、急に手を引っ込めたり、不安を感じながらトレーニングをしてしまうかもしれません。

ただ、子犬にトレーニングを行うときは、飼い主さんが感じている不安などを子犬も感じとってしまうため、上手くしてほしいことが子犬に伝わらなかったり、子犬もソワソワしてしまいます。

できるだけ、自信を持ってドーンと構えてトレーニングを行うように心がけてもらえばと思います。

子犬の噛み癖へのマズルコントロールを始める時期

子犬を迎えてから初日から取り組むべきしつけというのは、トイレのしつけと子犬の社会化です。

この2つは、迎えた初日から行ってもらいたいものなんですね。

でもマズルコントロールを含む、他の基礎となるトレーニングは子犬が家に慣れてきてから行って大丈夫です。

子犬が新しい環境に慣れてくるのは個体差がありますが、子犬の場合ならだいたい4,5日もあれば慣れてくることが多いです。

ですので、環境に慣れたかどうか様子を見ながらまずは短い時間から始めていってください。

もうすでに1か月以上が経過していてまだ子犬に対するしつけを行っていない場合は、すぐにでも始めたほうが良いです。

というのも、やはり子犬なりに毎日の生活で色々と経験から学習をしていくので柔軟さが失われて行きます。

また、子犬は生後3か月くらいまでは恐怖を感じる脳がまだ発達しきっていないためあまり怖さを感じないで好奇心だけでいられますが、3か月を過ぎたあたりから恐怖を感じる脳が発達してきます。

だから、お散歩デビューをしたころに急に外を怖がって歩かなくなったり、お散歩を嫌がることもあるんですね。

覚えておいてもらいたいのが、犬は思った以上に恐怖を感じやすくてトラウマになりやすい動物だということです。

恐怖を感じると、脳の前頭葉というところでその恐怖を緩和させて受けるダメージをおさえようと働くそうなんですが、犬の脳は比率からみても前頭葉の部分が小さいため、受けた恐怖を緩和させる効果が少なくダメージをダイレクトに受けてしまうんだそうです。

そして生後5か月くらいになると、今度は警戒心が芽生えてきます。

初めて見るもの、初めて見る人、初めて嗅ぐにおい、初めてやることなどに、強い警戒心を持ったり恐怖を感じたりするようになるので、飼い主さんが自信を持ってトレーニングをしないと子犬に抵抗されて上手くできなくなります。

特にマズルコントロールという犬が嫌なところに触っても大丈夫にするという難易度も高めなトレーニングですので、できるなら恐怖心や警戒心が芽生える前にしてしまいたいところです。

子犬の噛み癖へのマズルコントロールを行うタイミング

マズルコントロールのトレーニングをしていくのは、子犬と正しく主従関係を築いて、飼い主を信頼してもらい、飼い主といる時は安心していられるということを伝えることを目的としてやっていきます。

正しい主従関係を築いていく中で、噛み癖もなくせるし、吠えたらいけないということも伝えられるし、飼い主さんと一緒にいると楽しいということも教えていくことができます。

ですから子犬へマズルコントロールのトレーニングをするタイミングは、できるだけリラックスできる状態で行うことが望ましいです。

しっかりと睡眠時間を確保して十分な睡眠をとらせて、心と体をお散歩で刺激して充実感を得て、飼い主さんと一緒に遊んで色々な欲求を満足させてから行うことが理想です。

最近は、睡眠不足の子犬がとても増えています。

人間もそうですが、睡眠不足が続いてしまうと、自律神経のバランスが崩れてイライラしやすくなったり集中できなくなったりするのは子犬も一緒です。

やんちゃすぎる子犬というのは、睡眠不足が続いている子犬に多く見られ、一生懸命しつけをしようとしても子犬にしてほしいことを伝えられなかったり、暴れてそれどころじゃないという状態になってしまいます。

あなたの子犬の睡眠時間は大丈夫でしょうか?あまりにやんちゃであったり、できているはずのトイレができなくなって粗相をしだしたりしたら、睡眠不足も疑って子犬の生活サイクルを見直してみると良いかもしれません。

子犬の噛み癖へのマズルコントロールのやり方

子犬のしつけの大原則に従って、少しずつ慣らしていきます。

トレーニングの時間も最初は5分くらいから始めると良いでしょう。

最初のうちはマズルに少し触れるだけで、触れる回数を増やしていき、触れられた時に唸ったり噛もうとしたりしなかったら子犬に伝わるように褒めていきます。

触れる回数を増やしても大丈夫そうだったら、今度は触れている時間を長くしていきます。

そーっと撫でてみたり、触る面積を広くしてみたりして子犬の反応を見ていき、抵抗しようとしたりしなければたくさん褒めちぎってください。

最終的には優しくマズルを包み込むように触っても、ちっとも嫌がらないところまでできたらトレーニング完了です。

ただ、マズルコントロールのトレーニングは、一度できたからもうしなくて良いわけではなくて、一日に一回はその後もトレーニングをするようにしていきます。

イヌバーシティでは、このマズルコントロールはホールドスチルのトレーニングをするときに行っています。

噛み癖のある子犬でない場合は、やり方がわかればそれほど難しいトレーニングではありませんが、噛み癖がすでにある子犬だと少しコツなどをわかってやった方が上手くできます。

攻撃的な犬に対するしつけのところで、噛んでくる犬に対するホールドスチル・マズルコントロールのやり方を、映像で解説しながら実践してくれていて、テクニカルな部分のコツなどが非常にわかりやすいので、イヌバーシティを見てからトレーニングをしてもらうことをおすすめします。

イヌバーシティでそのトレーニングをやる意味や、正しいやり方を知って子犬をトレーニングしてあげる方が、自信を持って行うことができるので、子犬も安心して従うことができます。

褒め方なども自然と見につくので、ぜひイヌバーシティをご覧になっていただければ効率の良いトレーニングをしていただけると思います。

>> イヌバーシティを見てみる

子犬の噛み癖で行われているマズルコントロール以外の方法とは?

子犬に噛み癖がある場合、マズルコントロール以外の方法をまず試す飼い主さんが多いと思います。

子犬の噛み癖の矯正に効果があると言われている方法というと

  • 噛まれたら痛い!と大声で言うアウチテクニックを使う
  • 噛まれたら無視をする
  • 天罰方式を使う
  • 体罰を使う
これらの方法を1つ1つ見ていきながら、その効果のほどについてもご紹介していきましょう。

噛まれたら痛い!と大声で言うアウチテクニックを使う

噛まれた瞬間に大きな声で痛い!と言って噛むのをやめさせるという方法です。

色々なバージョンが合って、犬が驚いて口を離すくらい大声を出して驚かせるというものや、声はなるべく低い声で脅すような感じでいけないことを知らせるというものもあります。

痛いと言った後に子犬を怖い顔でにらみつけるというオプションがあるものもあります。

この方法の効果ですが、びっくりしやすい子や臆病な性格の子などには効果が期待できますが、正直あまり痛いと言われて口を離す子犬は少ないようです。

そもそも、女性だったら犬が驚いてしまうほどの大きな声を出すことは難しいですし、低くて大きな声というのは出しにくいものです。

やってみたけど、これで子犬の噛み癖がなくなったというお話はあまり聞いたことがありません。

噛まれたら無視をする

子犬が噛んだら、今遊んでいた楽しいことが終わりになってしまってなおかつ飼い主さんが何も反応してくれなくなるから、噛んだら良いことがないよということを教える方法です。

無視をするだけじゃなくて、席を立って他の部屋に行って姿を消してしまう方が良いと教えているものもあります。

確かに、犬に対して無視をすることは効果の期待できる方法ではあります。

無視をすることで、子犬も興奮していた気持ちがおさまってくるので噛もうと思う気持ちもおさまるかもしれません。

ただ、子犬が上手く理解してくれればいいですが、ちゃんと伝わるまでに時間がかかったり、無視をしている飼い主さんにかまってもらおうと思ってさらにエスカレートしてしまうこともあります。

天罰方式を使う

噛んだとたんに犬にとって嫌いなタイプの大きな音が鳴って、噛むと不快な音が聞こえるから噛むのをやめようとさせるのが天罰方式です。

缶の中に、釘やコインなどを入れておいて、噛んだ瞬間に感を床に落として大きな音をさせますが、天罰方式のポイントは飼い主さんとは関係がないと思わせるところです。

最初は効果てきめんで、犬は2~3回でも噛んだら嫌な音がすると学べば噛まなくなることは多いです。

問題なのは、飼い主が落としたとわからせないようにやることと、タイミングを絶対に逃してはいけない所、後犬が驚くような大きな音でないといけない所です。

この3つが問題なくできれば効果が期待できる方法ですが、3つのうち1つでもうまくできなかった場合や、犬が音に慣れてしまった場合などは一気に効果がなくなる恐れがある方法です。

体罰を使う

お分かりかと思いますが、最もやってはいけない方法ですが、今だにまことしやかに効果があると言われている方法でもあります。

  • 下あごを握る
  • マズルを強く握る
  • おしりなどを叩く
  • 噛み返す

このような体罰が使われていた時代もあったのかもしれませんが、体罰を使っても何一つ良いことがありません

体罰を行うと、犬は恐怖や反発から攻撃性が増してしまい、さらに威嚇したり本気で日常的に噛む犬にしてしまう危険があるので、絶対に体罰を使った方法はしないでください。

マズルコントロールができても直せない子犬の噛み癖の種類

例えマズルコントロールができるようになって子犬と主従関係を築けるようになってきたとしても、噛みの種類によっては直せないものもあります。

  • 発情期によるもの
  • 病気によるもの
この2つは、飼い主さんがコントロールできない種類の噛みになります。

発情期は小型犬のメスの場合は生後6~8か月、大型犬のメスの場合は8~10か月で最初の発情期が訪れます。

オスが性成熟を迎えるのはメスよりも少し遅いですが、オスは発情期は無いのでメスの発情したにおいを嗅いで発情します。

オスもメスも発情をすると、体内のホルモンバランスが乱れるので、イライラしたり攻撃的になったりして、飼い主さんでもコントロールができないような行動をとるようになります。

発情による噛みを無くすためには、避妊や去勢の手術を受けることが効果のある方法です。

手術をすることは、このような噛みを無くすほか、生殖器の病気にかかりにくくなる、穏やかになる傾向があるなどメリットがありますが、一度手術をしてしまうと元には戻せないので、獣医さんともよく相談して受けるようにしてください。

病気によるものというのは、病気やケガによって痛みがあるときに、疼痛性攻撃行動というのが現れます。

痛いところに触られたくない!痛くてイライラする!などが原因だと考えられますが、スキンシップやお手入れ中に急に噛んできた時は痛みがある可能性を疑ってみてください。

外傷だけでなく、関節痛や脱臼、病気からくる腹痛など見えないところに原因が潜んでいることもあるので、病院に連れて行ってみたほうが良いと思います。

あと、実は稀なんですが「噛む病気」というのがあります。

スプリンガー・レイジ・シンドローム(突発性激怒症候群)という病気で、詳しいことはまだ解明されていませんがてんかんの一種、パニック障害、脳の機能障害であると考えられています。

何でもないときに、急に怒って噛んでくるという病気で、トリガーとなることはその犬次第で予測がしにくいそうです。

薬で治療をする方法もありますが、予測がしにくい中でも予測をしながら、飼い主さんの方で気をつけるという方法をとっている飼い主さんも多いようです。

子犬の噛み癖にマズルコントロールは効果ある?必要なし?~最後に

最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

子犬に行うしつけは、これからあなたと愛犬の生活を天と地ほどの差が出るくらい変えてしまう重要なことです。

しかも、犬に対するしつけの考え方や方法も、ここ数十年で全く違ったものになっています。

今の高齢の方達が犬を飼っていたころは、外で飼うのが当たり前で、食事も人間のご飯に味噌汁をかけたものを普通に食べらせていたり、残飯を与えたりしていました。

体罰を行うことも特に悪いことだと思っていないで行われていたそうです。

それが現在は、犬は室内で飼うことが主流になり、しつけの考え方も大きく変わりました。

でも、過渡期によくあることなのかもしれませんが、高圧的なしつけのし方をする訓練士さんがいるのも確かです。

マズルコントロールの是非などはその象徴的ともいえることで、主従関係という言葉も解釈する人によっては、犬を従わせる関係=人間の言うことは聞かせるものといった認識にとらえられてしまうこともあります。

何事も、考え方と方法はセットで知る必要があって、色々なサイトを調べてバラバラな考えの書き手が書いている情報でしつけをしてしまうと、一貫性がなくなりしつけがうまくいかなくなる状況にしてしまうことは多々あります。

これから長い間一緒に家族として生活していくかわいい子犬を、

  • 正しくしつけてあげたい!
  • でも子犬にストレスがかからないようにしつけてあげたい!
  • できれば最短時間で教えていきたい!
  • 人もうらやむほどお利口な犬になってくれたら嬉しい…
  • いっぱい愛情をかけるし、犬からの愛情も欲しい
  • 精神的なつながり、絆で結ばれる関係になりたい
飼い主さんの想いは尽きることはありません。

今後、あなたがかわいい愛犬とともに、思い描いたような豊かな生活をしていっていただけることを、強く願っています!

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