子犬が噛む時の叱り方【間違い厳禁】悪化させる飼い主の叱り方はこれ!

子犬 噛む 叱り方

エリちゃん

子犬が噛むんですが効果的な叱り方ってありますか?

わんこ先生

子犬に対する叱り方は注意しないと子犬の心を壊してしまう危険もあります!特に噛む場合は早く直したいとの焦りから、叱り方を間違いやすいので要注意です。

子犬が噛む時の叱り方に要注意

犬は噛むことでそれがなんなのかを知ります。

また、ご飯を食べたり、仲間とコミュニケーションをとるのにも「噛む」という行為を使います。

子犬も含めて犬にとって噛むことは当たり前のことなので、犬は噛むことが悪いことだとは思っていません。

ただ、コミュニケーションにしても、噛む時の力の加減が強いと相手に痛い思いをさせますし、ケガをさせてしまうこともあります。

本来は噛む力やじゃれ合い方など、母犬や兄弟犬との戯れの中で学んでいきますが、ペットショップから子犬を迎えた場合などは、学ぶ時間や機会がないまま店頭で売られることがほとんどです。

この時に気をつけなければいけないのが、子犬は人間の都合によって母犬や兄弟犬から離され学ぶ機会を奪われているので、「知らない」ことは当然であり、決して子犬が悪いわけではないということです。

でも、飼い主さんの方には「人間を噛むのはいけないことだから早く直さないといけないという焦り」もありますし、噛まれた時に痛さから「怖い」という感情も生まれてしまうでしょう。

こうした「いけないこと」という思いと、焦りや怖いという感情から、子犬が噛むことに対して、飼い主さんは「叱る」と思います。

ただ、残念ながらこの「叱り方を間違えてしまう飼い主さん」が少なくないんですね(´・ω・`)

子犬の時に飼い主さんが間違えた叱り方をするのは、子犬の心を壊してしまう可能性もあるとても怖いことです。

例えば、よく噛むことに対する対処法として言われているのが

  • その場で叱る
  • ダメだと伝える
  • 噛んだら無視をする

というのがあります。

もちろんこの方法が間違えているとは言いませんが、この方法で教えることが正しいと思われていると、なかなかその効果が出にくいという問題があります。

これらの方法は、ある程度しつけを始めていて、愛犬との間に信頼関係を築きつつあって、なおかつ噛むことはいけないことだということが子犬に伝わっていないと効果を得るのが難しいと考えてもらった方が良いです。

逆の立場で考えてもらうとわかりやすいと思いますが、あなたが特に好きではない人から、急に怖い顔で何か言われたとします。

あなたはイラッとして、相手に対して反発する気持ちを抱くのではないでしょうか。

または、「なにこの人?突然怒り出して怖い」と恐怖を感じるかもしれません。

無視をすることに至っては、犬は何が伝えたいことなのかもわかりませんので、「また1人で自由にあそぼ」と、気にもしないかもしれません。

噛むことの対処法として言われているこれらの方法は、犬が噛んではいけないということが分かっていない時点で行っても、犬に伝わらないという大きな問題があります。

それではどうすれば子犬に噛むことをやめさせられるのかというと、「叱り方」よりもその前段階の「飼い主さんと犬の関係」を正しく築けているかに注目する必要があります。

噛むことに注目してしまうと、噛むのをやめさせる対策に追われるので、慌てて抑えつけるようなしつけになってしまうことが増える恐れがあります。

しつけのはずが、そのうち子犬との戦いになり、関係が悪化していくというパターンに陥ってしまう飼い主さんがとても多いです。

今、あなたの子犬が噛むようになったため、どんな叱り方をするべきか探しているのかもしれません。

でも、叱り方よりも噛んではいけないことを教える方法を正しく知っていただくことが先決だということがお分かりいただけたと思います。

もちろん、噛むことが悪化してしまう間違えた叱り方や、子犬が噛む理由とその場合の対処法はこれからご紹介させていただきます。

ただ、特に子犬のしつけは、1つだけ対策をしてもうまくいかないことが多く、しつけをトータルで知って行っていかないとどこかにひずみができてしまったり時間がかかってしまうことが多いです。

噛んではいけないことを教える方法を含む、子犬のしつけの方法に関しては、↓の記事をご覧いただけると、噛む対処法だけでなくトータルで子犬のしつけを知っていただけます。

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全体的なしつけのやり方を正しくできていれば信頼関係も築けていくので、飼い主さんのことを好きだと感じている可能性が高いですが、ここで変な叱り方をしてしまったら今までの関係が台無しになります。

間違えた叱り方によって子犬が受ける、怖いとか嫌な思いを人間に結びつけて、人間に対して過剰に恐れるようにもなります。

怖いから攻撃的になってしまい、余計に噛むことが助長されることにもなります。

このように、子犬が噛む場合の叱り方というのは、本当に注意をしないと逆効果だったり、子犬の心を壊してしまいかねないので、注意をしてほしいところになります。

それではどうやって子犬が噛むことをやめさせるのか?叱るのならどんな叱り方をするべきなのか?というところですが、

  • 犬に対する理解を深めてしつけをする
  • 正しいしつけの方法の全体像を知ってしつけをする
この2つが子犬をしつける上で必須なことになります。

犬のコミュニケーションについてや、犬の学習のしかた、正しい犬との遊び方など、しつけを実践するにあたって知っておかないといけないことがたくさんあります。

人間の目線ではなく、犬という動物を犬目線で理解していかないと、犬の気持ちを正しく知り導いていくことができません。

これらのことを知ってしつけを行うと、飼い主さんの態度や姿勢に一貫性が出てきて、自信を持ってしつけができるようになっていきます。

その上で、信頼される接し方やしつけの方法、大好きになってもらえるトレーニング方法を行うことで相乗効果となり、子犬でもどんどんしつけが進んで良い関係を築くことができます。

こうなると、「叱る」とか「ダメなどの禁止用語」の効果が現れてきます。

「大好きな飼い主さんが嫌がっていることなんだ」「飼い主さんに嫌われることはやりたくない」と犬に思ってもらえるので、信頼関係に傷をつけずに自ら噛むのをやめようとするんですね。

子犬を今後しつけていくうえで非常に大切であり、しつけのキモになる部分なので、ちょっとしつこいぐらいの解説をしてしまいましたが、叱り方も大切ですがそれ以上に効果的な方法があることをお伝えしたいと思いました。

犬に対する理解を深めることは、しつけの本などにはなかなか書かれているものがありませんでした。

しつけ教室などで「座学」など、飼い主さん向けの講習を行っているものに参加してもらえるのも良い方法だと思います。

ほとんどのしつけ教室がトレーニング方法といったしつけ方の実践が多いので、飼い主さん向けに講習を行っているところは探さないといけないかもしれません。。

  • お近くで講習をしてくれるしつけ教室が見つからない方
  • 忙しくて時間が取れない方
  • 見つかったけど希望するような講習なのか不安な方

は、ご自宅で視聴できるおすすめのしつけ方法がありますので、よろしければ先ほどの記事をご覧いただければと思います。

子犬を甘やかすのではなく、頼れる飼い主さんと思ってもらいつつ大好きになってもらって、しつけもできるようになっていく方法というのは、実際には難しいと思います。魔法はありませんから。

しつけのトレーニング方法を知るのはもちろん大切なんですが、それだけではうまくできなかったり、なかなか覚えてもらえないことが必ず出てきます。

すると、段々自信がなくなってきて、また違う方法を探すという流れになってしまうことが本当に多いです。

子犬のしつけは、飼い主さんが理解をして納得して行わないとブレてしまい、かえって犬を混乱させるので、こちらの「してほしい行動」を伝えられなくなってしまいます。

子犬が噛むのをやめさせるのも、そもそも噛む時間を与えているのが問題だったリ遊び方が問題だったリすることも考えられます。

子犬の時期がすべての基本となりますので、子犬のうちに正しい理解としつけ方法を知っておくと、今後の愛犬ライフが天と地ほどの差がつきます。

私がご相談を受ける中で、子犬が興奮してしまって、叱ると余計に興奮して手が付けられなくなってしまって困るというお話をよく聞きます。

子犬は興奮しやすいのは仕方ないことですが、飼い主さんまで感情的になってしまうと、子犬はもっと興奮してしまうんですね。

中には、無理矢理抑え込んで叱ろうとしたり、やたらに天罰方式を使おうとされるケースもお聞きしますが、さらに興奮させたり抵抗したい気持ちを育てていると思います。

子犬が噛むのをやめさせるための叱り方には注意が必要であることを覚えておいてもらいたいと思います。

エリちゃん

ひぇ~!私描かれているような叱り方をしちゃっていました!子犬でもなめられちゃいけないと聞いたので…

わんこ先生

犬に上下関係を教えるというのは一昔前の考え方なんですよ。それでは、子犬が噛むことを悪化させる叱り方をご紹介しますので、やってしまっていないか確認して、まず叱り方の見直しをしていきましょう。

子犬が噛むことを悪化させる叱り方

子犬に対しては間違えた叱り方をしてしまうと噛む行為を悪化させたり、興奮させたり、反抗的な心を育ててしまう恐れがあることをご紹介しました。

これでは本当に築きたい信頼関係を築くことがむずかしくなってしまうのはお分かりいただけると思います。

でも、どうしても独学でネットなどの情報からしつけをしてしまっていると、間違えた叱り方をしてしまうことは仕方がないとも言える気がします。

知恵袋の回答の中などで見かけましたが、「噛まれたら噛み返す」というワイルドな対処をされていて、それを推奨されている方もいらっしゃるようですし…(;・∀・)

ここでは子犬が噛むことを悪化させてしまう叱り方を見ていきますので、ご自身のやり方を見直してみてもらえればと思います。

  • ダメでやめさせようとしている
  • 厳しい対応をする
  • 無理矢理やめさせようとしている
  • やみくもに無視をしている
  • 犬をあおむけにして叱っている
とてもやっていそうですが、やってしまうと逆に悪化する恐れがある叱り方になります。

最初の子犬が噛む時の叱り方に要注意でも触れている部分ですが、1つ1つ見ておきたいと思います。

ダメでやめさせようとしている

「ダメ」とか「いけない」などの禁止用語を使って、子犬に噛むのをやめさせようとしても、子犬には正直理解ができていません。

子犬同士のコミュニケーションをとるのには噛んで取っ組み合うのはご存知だと思いますので、飼い主さんと遊ぶのも噛んで取っ組み合おうとするのは当然のことですし、いけないことという概念がないこともご理解いただけると思います。

このように全く何がいけないことなのか理解ができない状態で、しかも「ダメ」というのもわかっていない子犬に対して禁止用語を連発しても、子犬に正しく伝えることがむずかしいです。

子犬は「飼い主さんなんか機嫌悪いみたい」「怒りっぽい人だなぁ」くらいにしか思えません。

理解できていない状態で叱っても、ほとんど意味がありませんし、怖い顔で恐怖を与えるだけなので、信頼もされにくくしてしまいます。

しかも、ダメで教えようとしているということは、この時点で子犬を擬人化して見てしまっている可能性があります。

擬人化して犬を見てしまうと、どんどん犬の気持ちとかけ離れていってしまうので、してほしいことも伝わらず、今後のしつけが危険になってきます。

厳しい対応をする

  • 叩く・噛むなどの体罰をする
  • マズルを掴む
  • 目を合わせて叱る
  • 犬になめられないようにする
これらの対応は全て噛む行為を悪化させる叱り方になります。

体罰は、子犬に対してしつけだと思って行うのかもしれませんが、子犬にとっては理不尽なただの暴力ととらえられてしまうでしょう。

そうなるとお互いの信頼関係を壊してしまう恐れもあるので、噛むのを治すどころか攻撃的な性質を育んでしまい、成犬になっても攻撃的な犬になってしまう可能性が出てきてしまいます。

マズルを掴むというのも良く聞きますが、マズルを掴むと犬は呼吸が止まってしまいます。

急に飼い主さんによって自分の呼吸が止められるんですから、犬にとってはトラウマになるほどの恐怖を感じる危険があります。

目を合わせて叱るというのも、犬にとって目を合わせることは敵意の表れであり、しかも名前を呼んだら飼い主さんに注意を向けるアイコンタクトも嫌がるようになってしまいます。

犬になめられないようにするというのは先ほども触れましたが、ちょっと前に良く言われていたことなんですね。

もしかしたら、ちょっとご年配の訓練士の方などにしつけを見てもらうと、アドバイスとして言われてしまうことがあるかもしれません。

「犬が言うことを聞かないのは飼い主さんを下に見ていることなので、子犬と言えどなめられないように厳しく接してください」というのがアドバイスとして言われることです。

でも国際的な見解と指定までは飼い主と犬の間でこのような上下関係は成立しないと言われていて、大切なのが飼い主さんを頼れる相手と思え、この人に従っていれば安心していられると子犬に思われる信頼関係を築くことだと言われています。※正しい解釈なら主従関係という言葉を使うこともあります。

子犬には厳しい態度ではなく愛情を与えることが絶対に必要なことなので、厳しい対応をすることで子犬の心に傷を負いかねないので、間違えた叱り方の中でも特にやめてほしいものです。

無理矢理やめさせようとしている

犬が噛むことはとにかくいけないことだから、何が何でも無理矢理やめさせようとして叱るのも間違えた叱り方になります。

最初にお話ししたように、噛むということは犬の本能からくる欲求でもあります。

確かに飼い主さんを含む人間を噛むというのはやめさせなければいけないことですが、それにはしつけの方法もありますし、犬を理解しながらやめさせていくという方法をとらないと、犬にとっては本能を満たせないという状況になります。

本能を満たせない状況というのは、子犬でも強いストレスがかかってしまうので、今度はストレスからくる問題行動があらわれることになりかねません。

とにかく、噛むことを無理矢理やめさせようとして叱るのも、子犬に過度なストレスをかけ他の問題を誘発させる危険が高いことから、間違えた叱り方となります。

やみくもに無視をしている

子犬が噛んだとき、叱った後は無視をするというしつけ方をよく目にします。

これはある程度しつけが入っている子犬に対して効果が期待できる叱り方です。

子犬を迎えてから、正しくしつけをしていれば、生後5か月くらいになると基本的なしつけができていて、生後8か月くらいになると、ちょっと難しいかな?というしつけもできるようになります。

そうなると、もちろん飼い主さんと子犬の間で信頼関係も築けているので、この状態になれていたとしたら無視をすることも効果が現れてきますが、そうでなければあまり意味がなく、無視の効果を期待することは難しいです。

ただ、生後8か月くらいになって基礎的なしつけがほぼ終わっている状態であれば、犬が噛むことに悩むこともないと言えますが…

子犬に噛むのをいけないと教えるために、しつけもできていない状態の子犬に無視をしてもあまり効果は期待できず、遊びの途中でいなくなる飼い主さんと思われても仕方ないので、信頼関係にダメージがある可能性があります。

犬をあおむけにして叱っている

犬をあおむけにして叱るというのは、犬の服従する気持ちにさせるために行うことだと思いますが、基本的に犬が服従したいと思う相手には自らお腹を見せます。

ホールドスチルというトレーニング方法もありますが、その時は決して叱ることはしませんし、犬が気持ち良くなって眠っちゃうようにしながら行うトレーニングなので全くの別物です。

子犬にしたら強制的に自分の弱点であるお腹を見せる態勢にさせられただけで恐怖を感じているのに、さらに怖い顔で叱るとなったらどれだけ怖い思いをするだろうと想像するだけで恐ろしくなります。

仰向けにされて怖い顔をされることに理解ができず、感じた恐怖から自分を守るために余計攻撃をしようとする犬もいます。

噛むことをやめさせるどころか完全に悪化させる危険を高くしている叱り方です。

このような間違えたしつけ方をすると、飼い主さんが気づかないうちに子犬の心を壊してしまうこともありますので、叱り方というのは本当に間違わないでほしいと思います。

エリちゃん

子犬が噛むようになったらとにかく厳しくやめさせないといけないからきつく叱るのが正しいと思っていました!

わんこ先生

飼い主さんの叱り方や対策の方法によって、子犬の今後の態度やしつけの進みなどにも大きな影響が出てしまうので、叱り方というのは難しいものです。
それでは子犬はどんな時に噛もうとするのか子犬が噛む理由と対策についてみていきたいと思います。

子犬が噛む理由と対策

子犬が噛むのには子犬なりの理由があります。

大切なのは、子犬がどんな気持ちやどんな意味があって噛んでいるのかを正しく飼い主さんがくみ取ってあげることです。

それには、噛むことに対して動揺するのではなく、冷静に子犬を観察し、噛む理由を探ってあげるようにしましょう。

子犬が噛む理由は以下のものが考えられます。それぞれの状況や対策について解説していきます。

  • 歯牙脱換期による歯のかゆみ
  • 遊びやじゃれの延長
  • 不安・恐怖や自衛のため
  • 嫌なことに対する抵抗
  • 警戒心による攻撃
  • 飼い主さんが緊張して接する

歯牙脱換期による歯のかゆみ

子犬には歯が抜け変わる歯牙脱換期(生後6か月くらい)がありますので、歯がムズムズして違和感を感じることが多くなります。

ちょうどフードをパピー用から成犬用に切り替える時期と重なることもあり、抜けそうな歯が痛い場合はご飯を残してしまうようになることもあります。

それくらい、口の中の違和感が気になる子もいるので、歯のかゆみがあらわれてくる時期には、思いっきり噛めるように噛んでも壊れない丈夫なおもちゃを与えておいてあげると良いです。

この時に気をつけてもらいたいのが、夢中で噛んでいると子犬と言えどおもちゃを破壊するくらいの力があるということです。

大丈夫だろうと思って与えたおもちゃが壊れてしまうと、破片を飲みこんで口の中や食道を傷つけてしまったり、のどに詰まらせてしまう危険があります。

噛む用に与えるおもちゃは、とにかく耐久性を重視して選んでいただきたいと思います。

ただ噛めるおもちゃもあまり同じのばかりだと飽きてしまって噛まなくなるので、数種類用意してローテーションをさせてあげると、楽しく噛んで口の違和感を紛らわせることができます。

色々な種類のものがあるので、喜びそうなものを選んであげると良いと思います。※どんなものがあるのか目安に楽天のおもちゃ一覧を載せておきますので参考にされてください。

>>丈夫な犬のおもちゃ一覧(楽天)

遊びやじゃれの延長

遊びやじゃれ付きの延長には、甘噛みと判断できるものが多いです。

甘噛みについてはこの次に詳しくご紹介しますので、ここでは甘噛みというよりも遊び噛みという意味合いでお話をしていきます。

子犬は特に遊び好きなので、飛んだり跳ねたり走ったり噛んだりと全身で遊びます。

その中で、社会化が不十分の子犬は基本的なルールを知らないため、痛さを感じる力加減を分かっていないことが多く、強く噛んでしまいがちです。

また遊びに夢中になるあまり、集中している時に体を触ったりするとびっくりしてとっさに触られた手を噛んでしまうこともあります。

また好奇心が強いため、調べたいという探求心が旺盛で、噛んでいるうちに噛み心地が良い場合など楽しくなって壊れるまで噛むこともあります。※革製品などは要注意です

遊びやじゃれ付きの延長で噛んでしまいますが、この対策としては、まず社会化が不十分の子犬には社会化を進めることを一番に考えてもらいたいと思います。

よく噛んでしまう子犬なら、できるだけ訓練士が見てくれている子犬の幼稚園やパピー教室などに参加して子犬同士で遊ばせる機会を作って、社会化を進めてください。

訓練士が見てくれているというのは、社会化ができていない子犬ばかりが集まった場合、みんな基本的なルールができていない子達なので、ケガをする間でやめなかったり、しつこく絡んでくるなどが起こりえます。

せっかく社会化を進めたくて参加した教室なのに、怖い思いをさせて犬嫌いにしてしまっては大変なので、できるだけ訓練士がフォローもしてもらえるような環境を選んでもらいたいと思います。

あと、飼い主さんが一緒に遊んであげる時には本能を満たす遊びを取り入れてもらえると良いでしょう。

元が狩猟犬だった犬種などは特にですが、ボール遊びや引っ張りっこ遊びなど、狩猟本能が満たせる遊びを好む子が多いです。

また、頭を使って嗅ぎたいという本能を満たす遊びとして、ノーズワークなどもおすすめです。

この遊びに関しても、正しく遊ぶにはルールもあるので、遊び方を知ってから遊んでもらうと、子犬に好かれやすくなり信頼関係を築きやすくなります。

不安・恐怖や自衛のため

子犬は、天真爛漫で怖さなどを感じないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

臆病な性格の子は特にですが、どんな子犬でも不安や恐怖を感じるので、その脅威と感じた対象に対して、攻撃的になり、自分の身を守ろうとします。

また、社会化ができていない子犬は特に、知らない人に対して不安や恐怖を感じることもあります。

犬の目をじーっとみつめる人には敵意を感じていると思いますし、不動の姿勢は攻撃前のサインとみなすこともあります。

子供に多いですが、犬の廻りをヒステリックな声をあげて走り回る相手にも恐怖を感じますので、飼い主さんは子犬の知らない人の行動にも注意を払う必要があります。

ケガや病気で痛みを感じている場所は、触れられたくないため自衛のために触ろうとした手を噛むこともあります。

不安・恐怖や自衛のために噛む場合の対策は、病気やケガの場合は病院へ連れていくことと、子犬が怖いと思うような状況を避けられるならできるだけ避けてあげるということです。

あと、愛犬の唸る・硬直する・逃げようとするという不安のサインを見逃さないで、不安を感じているようならその場を離れるなどで子犬を守ってあげてください。

嫌なことに対する抵抗

犬はスキンシップが好きな場合が多いですが、その子にとって過度なスキンシップは嫌がります。

この「過度」というのは個体差があるので、その子犬次第ですが、独立心が強い性格や、自立した性質を持つ日本犬などは、あまりスキンシップを好まない場合もあります。

嬉しい・気持ち良いという感情を濾してしまうと、嫌なことになってしまうので、スキンシップに喜んでいるかを見極めるのも大切な飼い主さんの役目です。

独立心が強い場合は、近寄ってきたら撫でてあげて、気が済んで離れたらそのままにしておくなど、しつこくしないほうが良いでしょう。

子犬のうちはまだ多いかもしれませんが、苦手な場所や苦手なケアがあると思います。

どこを触られても大丈夫なように慣らしていくようにしてもらいたいですが、徐々にやっていかないと「やめて!」という抵抗として噛もうとします。

この対策は、徐々に慣らすしかありません。

慣らす時も、飼い主さんが恐々やっているとその緊張が犬に伝わるので余計に嫌だと抵抗をするようになります。

どっしり構えて、でも無理強いしないように、徐々に慣らしていってもらいたいと思います。

警戒心による攻撃

子犬も生後7か月くらいになってくると、警戒心が強まってきます。

自分の縄張りを意識するようになり、縄張りに入ってこようとする相手に攻撃をして追い払おうとします。

これは縄張りだけでなく、食べ物に強い執着を見せる犬は食べ物に対しても所有欲が強くなり、食器に近づいただけで威嚇をしたり噛んだりすることがあります。

警戒心による攻撃は、しつけで直していくしかありません。

やり方がわからない・知らないという場合は、まず正しい方法を知ることから入ってもらいたいと思います。

威嚇や噛む以外に吠えるのも同じです。警戒心から攻撃する子犬は成犬になってからエスカレートすることもあるので、ここはしっかり治しておかれることをおすすめします。

しつけ教室などに通うのではなく、手っ取り早く正しい方法をお知りになりたい場合は、先ほどご紹介した記事をご覧いただきたいと思います。

飼い主さんが緊張して接する

犬は私達が思っている以上に人間を観察し、感じとることができます。それは子犬でも一緒です。

嫌なことに慣らす場合にも触れましたが、飼い主さんがビクビクしていたり、緊張しているのは、犬が感じとってしまうため、とても不安な気持ちになってしまいます。

子犬はその不安な気持ちや緊張状態に耐えられなくなり、嫌な気持ちが助長されその場から逃げ出したいと思い、捕まえている手を噛んで離そうとします。

子犬に不安な気持ちを抱かせることが多ければ多いほど、子犬は飼い主さんを頼りになる存在だと思えなくなるので、信頼関係を築くことがとても難しくなってしまいます。

飼い主さんだって、初めて子犬を飼う場合はやることなすこと初めてのことなので緊張してしまうのは仕方ないことだと思います。

対策としては、しつけ方を知ることが一番で、飼い主さんが自信を持てるかどうかで変わってきます。

それには、育犬の本やネットの情報では不十分と言わざるを得ません。できるだけ、解説が丁寧で、実践している様子なども見れることが望ましいです。

飼い主さんの緊張は、何度かやっていれば慣れることもあるので、緊張するからやらないのではなく、子犬と一緒に飼い主さんも成長していく気持ちで頑張ってもらいたいと思います。

甘噛みをしている時の叱り方

子犬が噛む問題を考えるにあたって外せないのが子犬の甘噛みだと思います。

甘噛みは段々成長するとともに自然とやめていくものだと思われるかもしれませんが…実は放っておいても自然と直るものとも言えないんです。

というのも、確かに成長と共に少なくなっていく傾向にありますが、甘噛みをさせないようにしておかないと、人の手を噛んでも良いものだと学んでしまうため、人の手を噛むことに抵抗がなくなってしまうんですね。

そうすると、成長して力が強くなってきた時に、犬は甘噛みをしたつもりでもケガを負ってしまったり、何らかの理由があったときに躊躇せずに手を噛むようになってしまう可能性が高くなります。

甘噛みと本気噛みの見分け方ですが、噛んだときの前のシチュエーションでたいていどちらかがわかります。

甘噛みの場合は、遊んでいるときやじゃれついてきている時に甘える気持ちや遊びの興奮度などで噛んでしまうため、甘え噛みとかじゃれ噛み、うっかり噛みなどとも呼ばれます。

本気噛みの場合は、不安や恐怖、警戒、嫌なことをされた後に噛むので、噛み方も攻撃の気持ちが高いため最初から力強く噛もうとするので痛いです。

甘噛みと本気噛みの叱り方・対処法についてそれぞれ解説させていただきます。

甘噛みの時の叱り方・対処法

甘噛みの叱り方ですが、甘噛みは叱って直すよりも、甘噛みをさせない状態を作ることが望ましいです。

  • 子犬を一人遊びさせている時間を減らし子犬との遊び方を正しく知る
  • 人の手をおもちゃの代わりにしない
  • 子犬を興奮させ過ぎない

上記の対策で、子犬が甘噛みできる状況を作らずに、その間にしつけを進めて子犬との信頼関係を築くようにしておきます。

本来は、子犬の睡眠時間は多いものなので、起きている時間は限られているはずです。だから一人遊びをしている時間があるというのがそもそも問題でもあります。

そしてトイレがちゃんとできた後などに、子犬と数十分の間、飼い主さんも一緒にアクティブに楽しく遊ぶ時間をとってもらうと、甘噛みをする時間がないですしそのあとはまたゆっくり眠ることができます。

アクティブに遊ぶときはもちろん、リラックスタイムにじゃれついてきた時に、面倒だからと手で遊んであげる飼い主さんもいらっしゃいますが、これは甘噛みを誘導しているようなものです。

犬はあまり視力が良くないですが、動いているものに対しては非常に良く見えるという特徴があるので、ヒラヒラ動く指を追いかけるのは犬の習性で、捕まえる=噛むことに夢中になります。

また子犬は興奮しやすいうえ、興奮すると力の加減もできなかったり、飼い主さんの声も聞こえなくなるほど夢中になるので、必要以上に興奮させることもしないようにしてほしいところです。

そして、ある程度しつけの基礎もできてきて、たっぷりの睡眠時間もとれていると、情緒も落ち着いて信頼県警も順調に築けているので、手を噛もうとしたときに初めて「ダメ」と禁止用語でいけないことを伝えます。

子犬の甘噛みを叱れるようになるのは、できるだけ甘噛みができない環境にし、しつけを進め、指示に従えるようになって信頼関係が築けてきてからになります。

ダメで育てようとすると順番が間違えてしまい、ムキになって叱らなければいけなくなるので、正しいしつけ方を知ることは本当に大切だと思います。

本気噛みの叱り方・対処法

今度は本気噛みの時ですが、子犬が噛む理由と対策でご紹介したように、理由があって本気で噛んでいる状態です。

一応それぞれの対策をお話ししましたが、全体的に言えることは、独学の方法で対策することは危険であるということです。

例えば、強引な叱り方をすると逆効果になってしまって、反抗や抵抗する気持ちを芽生えさせてしまい、噛む行動を悪化させてしまいます。

噛んではいけないということを学べないまま成長してしまうと、本来あるはずの威嚇なども無く当たり前にように攻撃する犬にしてしまう危険がとても高いです。

本気噛みになってしまった場合は、プロに相談することも視野に入れて考えていただければと思います。

でも子犬であれば、まだまだ正しい方法さえ知っていれば飼い主さんで対処できる場合も少なくありません。

プロに相談すると金額も高額になりますし、時間もそれなりに必要なので、飼い主さんも時間を作らなければいけなくなります。

でも、飼い主さんも本気で取り組んでもらいたい問題なので、費用面と時間を工面してしつけ教室で訓練をしていただければと思います。

ただ、問題をできるだけ回避して、なおかつ犬が良い子になってくれる正しいしつけ方法についてもご紹介できるので、良かったらこちらの記事をご覧になってみていただくのも良いかもしれません。

最後に~子犬が噛む時の叱り方~

子犬が噛む時の叱り方についてご紹介してきましたが、子犬が噛む場合は叱り方を知るよりも、好かれ方を知っていただいた方が、根本的な解決になり、愛犬と良い関係を築けることをご理解いただけたと思います。

もともとの犬種によっても、噛み癖がつきやすい犬種はあるにはありますが、でも噛みやすい犬種だからみんなが噛む用になるわけではありません。

そこは飼い主さんのしつけ方であり、飼い主さんと愛犬の信頼関係が関わってくることです。

本当に子犬のしつけというのは、これから築いていく子犬との生活の基本となる時期なので、この時期に正しいしつけ方法を知っているか知らないで育てるかで大きな違いが生まれてしまいます。

小型犬の場合は、成犬になっても飼い主の方が力が強いこともあるので、大丈夫だろうと思われてしまいがちなんですが、小型犬でも問題行動を起こす犬の飼い主さんはかなりお悩みになっています。

「どうしてこうなったのか」「こんなはずじゃなかった」とあとから深刻に悩んでも、子犬の頃には戻れないので、しつけ直しに時間がかかって、精神的にも肉体的にも、金銭的にもハードに削られてしまいます。

育犬ノイローゼになって愛犬を手放したいと考える飼い主さんは決して少なくありません。

この長いコンテンツを最後までお読みいただくような熱心な飼い主さんであるあなたにはそんな思いを少しもしてほしくないと強く思います。

まだ子犬の今に、ちゃんとしつける方法を知っていただくことが重要です。

「でも、もうこ犬というより成犬に近いから…」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それでもすぐに始めれば大丈夫です。

ぜひ、飼うときに思い描いたような楽しい愛犬ライフを送ってもらうためにも、正しいしつけをお始めいただきたいと思います。

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