エリちゃん
わんこ先生
子犬の甘噛みのしつけはいつから始める?
かわいい子犬を迎えて、新しい家族としてこれからたくさん一緒に遊んだり、色々なところに行ったりと絆を深めて楽しい愛犬ライフを過ごされていくと思います♪
子犬を迎えるのは、生後2~3か月くらいの子が多いですが、このころの子犬は恐怖というのはあまり感じていなくて、環境が変わったことによるストレスや、新しい場所への緊張を強く感じています。
しかし、子犬持ち前の順応性の高さと好奇心で、迎えて一週間もすれば環境や飼い主さんに対して慣れる子犬が多く、早ければ4、5日もしたら飼い主さんに甘え始める子犬もいます。
後で、子犬の甘噛みからわかる子犬の気持ちなどもご紹介しますが、初めて飼い主さんの指などを甘噛みするときは、母犬に甘えているのと同じような愛情行動として噛むことが多いです。
甘噛みは早々にしつけで直していかないといけないのですが、甘噛みを始めてほんの最初の頃にする「おしゃぶり噛み」と呼ばれる噛み方をしているときは、「これも甘噛みだから」と拒否をしないで、子犬の気持ちを受け止めてあげてもらえると信頼関係を育めます。
ただ、甘えているおしゃぶり噛みではなく、遊んでいる遊び噛みになってきたらしつけを始めていきましょう。
子犬の甘噛みのしつけはいつから始めるのかというと、迎えた一週間前後で遊び噛みをするようになったらしつけを始めるということになります。
この甘噛みのしつけについての解説に入りたいんですが、これから子犬を迎える方もすでに子犬を迎えた方も、ご家族でルールを決められたでしょうか?
これからしつけをしていく際に必要になる「指示を出す言葉(コマンド)」は、全て家族全員で決まったコマンドでしつけをしていかなければ子犬が混乱してしまい、「コマンド=やるべき行動」が結びつかないので覚えることができません。
オスワリなのか、スワレなのか、スワッテなのか、Sit downなのか。どれか一つに決めておく必要があります。
あと、子犬の生活サイクルを家族で確認しておくことも重要です。
家族それぞれが子犬と遊びたいからと、かわるがわる子犬を出して遊んでしまうと子犬にとって大切な睡眠時間が取れずに、慢性的な睡眠不足からイライラしやすく怒りっぽい子犬に育ててしまうこともあります。
さらに言えば、犬との遊び方や接し方なども家族全員が知っていることが望ましいです。
甘噛みのしつけもそうですが、家族全員が犬に対して同じ姿勢で、一貫した態度で正しいしつけの方法を知って、子犬をしつけていくことが大きなポイントです。
そもそも、子犬にしつけをするというのは、子犬に犬社会の常識が通用しない人間社会で子犬と人間が快適に暮らしていくためのルールを教えてあげることです。
そして、子犬へのしつけで一番飼い主さんがしないといけないことは、犬に飼い主さんのことを大好きになってもらい、飼い主さんと一緒にいると安心できるという信頼を得ることです。
たぶん少なくなってきているとは思いますが、サイト上でも、知恵袋と言ったお悩み掲示板の回答でも見受けられるのが、「犬になめられてはいけない」「犬に厳しく接して人間がリーダーだとわからせないといけない」という、犬とは上下関係が大切という考え方をされていることがあります。
上下関係を教えるためには、多少の体罰を使うのは必要だと考える訓練士さんも確かにいらっしゃいます。
このような考え方は、短時間で結果を出さないといけない出張訓練の訓練士の方に多く見られます。
ご存知ですか?
子犬は生後4か月くらいになると、恐怖心が芽生え始めます。最初は嫌がらずにお散歩に行けたのに急にお散歩を嫌がるようになるのは恐怖心が芽生えたせいもあるんですね。
そして、ただでさえ犬は恐怖を感じやすくてトラウマになりやすい動物です。
恐怖の感情は脳の前頭葉の部分で緩和して刺激を弱めてから脳内で処理されることが実験からわかっているそうですが、犬の脳は前頭葉が小さいため、恐怖を緩和しにくくダイレクトで刺激が伝わるので恐怖が強く伝わります。
また、人間の実験でPTSDになる人とならない人を調べた結果、PTSDになる人は脳の視覚分野が活発になっていて、PTSDにならない人は脳の言語分野が活発になっていたそうです。
犬は言語を使って理論的に考えることができないので、トラウマになるほどの衝撃を受けたときにもそのまま強い刺激で受けてしまうので、トラウマになりやすいと考えられているんだそうです。
このような繊細な動物のしかもまだ未熟な子供である子犬の時に、厳しく接して怖い思いをさせたり、体罰を使って体の痛みという恐怖を感じさせてしまったら、子犬の心が壊れてしまっても仕方ありません。
恐怖で子犬を支配している状態が、良い関係を築けるはずがないこと、もうあなたはとっくに気付かれていらっしゃると思います。
犬と生涯に渡って築いていかなければいけないのは、良好な主従関係です。
主人に従っていれば安心していられる・主人の傍にいれば怖いことがないと犬に思わせ、飼い主さん至上主義くらい飼い主さんを大好きな状態にできれば・・・
犬にとっても飼い主さんにとっても、お互いとても幸せでいられます。
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もちろん、子犬の甘噛みに悩まされることもありません。
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子犬の時期はとても大切で、今のあなたの育て方で成犬になったときの性格が決まるといっても過言ではありません。
犬は犬種としての特徴や、遺伝によって受け継いだ性格というのもあることはあるんですが、それよりも影響力が大きいのが子犬の時の育て方です。
いつから子犬の甘噛みのしつけを始めるのか?も大切ですが、子犬である今、飼い主であるあなたが与える子犬への環境や育て方しつけ方で、今後の愛犬ライフが天と地ほどの差が出てくることは覚えておいてもらえればと思います。
子犬の甘噛みはしつけをしないといけない理由
子犬の甘噛みがあったら、いつからでもしつけをしないとあとで深刻な状況に陥ってしまいます。それというのも、
- 成長が早い子犬はすぐに成犬になる
- 噛まれることで愛情を持てなくなる人が実際に多い
この2点が大きな問題となってくるからなんですね。
体も小さくて見た目もコロコロしている子犬は、見るからに愛らしく私たち人間から見るとまだまだ赤ちゃんのように思ってしまいますが、子犬を迎えてから1年くらいで(大型犬だと2年くらい)ほぼ成犬の仲間入りです。
成犬になると、甘噛み以外にも興奮や恐怖、葛藤、縄張り、所有性などなど、別の理由で噛むことも出てくる可能性があります。
そもそも甘噛みで人間を噛むことに抵抗がないまま大人になってしまうと、別の理由で人間を噛むことにも抵抗が無いので、深刻な噛み癖のある危険な犬にしてしまいます。
たいていの方は「うちの子は大丈夫」と思いがちなんですが、実に4人に1人の飼主さんが愛犬の噛みの問題で悩んでいるという調査結果もあるほど、身近な問題です。
甘噛みだと思っている間はとても短くて、あっという間に痛い噛みや本気噛みに変わっていきます。
犬は経験してきたことから学習をしますから、噛むことで子犬にとってメリットがあると学習してしまうと、それを直していかなきゃいけないのはしつけ直しになり、問題行動の矯正になりますから倍以上の根気や気力を持って対処していかないといけなくなります。
そして、成犬になっても平気で飼い主さんを噛んでしまった場合、飼い主さんはケガの痛さと同時に精神的なショックを受けることが多いです。
それにいつ噛まれるかと思ったら、怖くて愛犬に近づくことも嫌になる飼い主さんも少なくありません。
犬に体罰をするなんていけないことだとわかっていても、噛まれた瞬間、痛みが怒りに変わって、ついカッとなって犬を叩いたり、犬に向かって物を投げつけてしまうことも…実際のお話を伺っていると高確率で叩いたことがあるとおっしゃる飼い主さんが多いです。
元々はとてもお優しくて一生懸命な飼い主さんばかりなので、叩いてしまったことに自己嫌悪に陥ってしまったり、叩いてしまった家族に対して怒りが収まらず大喧嘩になってしまうなど家庭がぎくしゃくするようにもなっています。
子犬の甘噛みは早い段階でしつけをしないと、今のかわいい子犬の時のことはすっかり頭からなくなって、噛む犬に対して愛情を持てなくなり、手放すことも考えるようになります。
ただここでもさらに問題があって、飼っている犬を手放す場合新しい里親さんを見つけないといけないんですが、噛み犬は病気を持っている犬や高齢犬よりも里親が見つかりにくいです。
愛情を持てなくなった後の犬との生活は、誰も幸せにはなれません。
子犬の甘噛みはいつからでもしつけをして、できるだけ早めに人間を噛んじゃいけないんだと学習させておいてあげないと、誰も幸せになれない深刻な状況になるというのがお分かりいただけたと思います。
子犬の甘噛みをしつけで治すにあたって、子犬がどうして甘噛みをするのかその理由を見ていきましょう。
甘噛みにも種類がある!噛み方からわかる子犬の気持ち
子犬の甘噛みには、実は種類があります。
犬は、噛むとひと口に言っても、それが食事をする以外にも、何かを調べる行為だったリ、闘う・攻撃するための武器であったり、ただ運ぶためであったり、コミュニケーションをとるためであったりと色々な目的で噛むという行為をします。
その中でも、子犬は愛情表現に使ったり、遊ぶために使ったり、好奇心を満たすために使ったりします。
子犬が噛む行為は通常ひとくくりにして甘噛みと表現しますが、子犬の気持ちからいろいろな噛み方をしているので、いくつかの種類に分けることができます。
- ムズムズ噛み
- 甘噛みや遊び噛み
- 探索噛み
それぞれの噛み方と噛んでいるときの犬の気持ちを見ていきましょう。
ムズムズ噛み
これは「歯牙脱換期」(しがだっかんき)に口の中の違和感を紛らわせるために噛んでいます。
子犬は生後2か月までに乳歯が生えそろうんですが、生後4,5か月くらいになるとせっかく生えそろった乳歯が抜け始めます。
そして生後7,8か月くらいになると永久歯が生えそろいますが、乳歯から永久歯に生え変わる時期が歯牙脱換期です。
この間は、口の中がムズムズしたり、歯がぐらぐらして痛かったりと口の中の違和感が凄いんですね。
何かを噛むことで、ムズムズが多少解消されたり、紛らわせることができるので、なんでも噛みたいと思う時期ですがそこに人の手があると手を噛んでしまいます。
甘噛みや遊び噛み
人の指や腕を抱え込んでなめたり軽く噛んだりする「おしゃぶり噛み」をしているときは、遊ぶというよりも母犬に甘えているのと同じような愛情表現の行動です。
あと、子犬同士でも見られますが、飼い主さん相手にプロレスごっこのように遊びながら噛む「じゃれ噛み」もあります。
じゃれ噛みはおしゃぶり噛みと違って、優しい気持ちで甘えているのと違って、全力で遊んでいるので結構力強く噛むことが多い噛み方です。
飼い主さんはケガをしてしまうほど噛まれることもありますが、じゃれ噛みは気を許した人にだけする行動で、子犬には全く悪気はありません。
飼い主さんが手で子犬と遊ぶことが多い場合、遊びの一つとして手にじゃれついて噛むことがありますが、これが一般的な甘噛みと言われているものです。
ただ覚えておきたいのは、子犬にとって指を噛むというのはちょっと柔らかい皮膚や肉の下にある固くてゴリゴリと歯にあたる骨の感触から野生時代の血が騒いでしまうことがあります。
指は太さと言い噛み心地と言い子犬にとって噛んでいて楽しくなるものであることは認識しておいてください。
探索噛み
子犬は好奇心が旺盛なので、見るもの見るもの興味を惹かれて調べたくなる習性があります。
その好奇心から何なのかを知りたい時に噛んで調べますが、調べているうちにそれが噛み心地の良いものだったりすると、調べるのをそっちのけで噛み心地を楽しむようになることもあります。
また物など噛んで破壊したことがあると、破壊したことに達成感を覚えてしまうこともあります。
破壊されたものを見た飼い主さんが、「キャ~!もう壊しちゃったのね~」などと声をかけてしまうと、褒められた?と勘違いして破壊活動が活発になってしまうこともあります。
エリちゃん
わんこ先生
それでは次は、甘噛みをやめさせるために別の角度からなぜ甘噛みをしてしまうのかを見ていきましょう。
子犬が甘噛みをするのは飼い主さんのせい?
犬が甘噛みをする理由は、子犬の気持ちから見た場合は犬社会では当たり前の行動をしているだけとも言えます。
ただ、人間社会側から見直すと、甘噛みをさせてしまっている、甘噛みをしたい気持ちにしてしまっている飼い主さんの行動などにも原因がある場合が多いです。
子犬の甘噛みをしつけで治す前に、私たち飼い主にあるかもしれない原因を取り除くことも大切です。
- 発情期によるもの
- 甘噛みができてしまう環境がある
- 子犬との遊び方が不十分である
- 犬が噛む本能を刺激している
- 社会化が不十分である
あとで、子犬の甘噛みのしつけ方法についてご紹介しますが、まずは上記5つの原因についてそれぞれ見ていきましょう。
発情期によるもの
子犬はまだまだ赤ちゃんだと思っていても、メスが初めて発情するのは小型犬の場合は生後6~8か月・大型犬の場合は8~10か月くらいです。
これは非常に個体差があるものですが、早ければ生後6ヵ月の子犬が妊娠して母犬になることができるということです。
オスはメスよりも性成熟するのは少し遅めですが、性成熟をした後はメスの発情によって、強制的に発情してしまうのがオスです。
発情期は、ホルモンのバランスが不安定になるため、甘えたり遊んだりといった甘噛みというよりも、イライラして噛むようになることがあります。
発情期は本能なんだから飼い主さんと関係ないと思うかもしれませんが、避妊や去勢をするという判断をするのは飼い主さんです。
発情すると噛みがひどくなるとか、赤ちゃんを産ませる予定がない場合は、獣医さんに話を聞いてみると良いかもしれません。
甘噛みができてしまう環境がある
実は、イヌバーシティの方法で子犬のしつけを行うと、子犬が甘噛みをすることができないんですね。
甘噛みをすることができないというのは、色々と子犬にやらせることがいっぱいあるとか、トレーニングが大変だとか、強制的に噛ませないようにするとか、そういうことではありません。
子犬にとって最適な生活リズムで過ごせるように環境を整えてあげると、子犬が甘噛みをするような時間はなくなるということです。
コンテンツ内容については言えないのでわかりにくい言い方をしているのは大変申し訳ないと思いますが、子犬にとっては生活のリズムもとても大切になります。
子犬に適した生活リズムや環境を作ってあげないと、まだまだ成長中の子犬が心も体も健やかに成長することができなくなります。その結果、イライラしやすくて、暴れやすく荒っぽい性格の犬に育ててしまうかもしれません。
子犬ならば、本当に早いうちにイヌバーシティで正しい生活リズムや環境を整えていただければと思います。
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子犬との遊び方が不十分である
子犬とはどうやって遊んでいますか?
子犬に限らず、成犬になっても犬と遊ぶ時間を作ることは必須であり、遊び方も非常に重要です。
お散歩に行くことが遊びだと思ってしまう飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、お散歩とは別に犬と遊ぶ時間を作るようにしてください。
子犬との大切な遊びの時間ですが、その時にしてはいけないのが手をおもちゃにして遊ぶことです。
犬のおもちゃを使わないで、手だけを使ってちょこちょこっと遊ぶ感じですね。
これは子犬に「手はおもちゃにしていいんだよ。だから噛んでもいいよ」と教えているようなものです。
あと、犬がしっかりと飼い主さんと遊んだ!と思えるように飼い主さんが主導で遊ぶようにしないと犬と遊べたことになりません。
イヌバーシティでも、犬と遊ぶことをとても重要視していて、犬との遊び方だけで1つのコンテンツが用意されています。
犬との遊びができていないと、犬が愛情欲求が満たされないでストレスを溜めてしまうかもしれないので、特に子犬はしっかりと遊ぶようにしてください。
犬が噛む本能を刺激している
犬には「動くものを捕まえたい」という習性があります。
犬の目は人間の目のように、周りがカラフルに映ってはいない分、動くものを見逃さないという特徴があります。
犬からしたら、ヒラヒラ動くものには飛びかかって捕まえたいという習性を刺激されるようなものがあると、飛びかからざるを得ないんです。
ヒラヒラ揺れるカーテンが気になる子もいますし、目の前て動く指が気になる子もいますし、女性の長いスカートがヒラヒラしているのを気になる子もいます。
このように、知らずに犬の本能や習性を刺激してしまうことで、甘噛みを誘発している可能性があることを覚えておくのも大切です。
社会化が不十分である
「子犬を販売してよいのは生後56日(約2か月)を過ぎてから」と法律で決まっていますが、生後2か月まで兄弟犬や母犬の元で遊んだりできているのかと言ったらそうではないことが多いです。
優良なブリーダーさんの元で生まれた子犬なら社会化の時期までは兄弟犬と過ごさせた方が良いというお話はされますし、引き渡しは生後4か月くらいになったらということもあります。
でもペットショップで売られている子犬の多くは、早くから兄弟犬や母犬から引き離されて個別にされますので、子犬同士で遊ぶ経験もほとんどありません。
兄弟犬と遊べていないせいで噛む強さがわからないため、思いのほか強く噛んでしまったり、強く噛むことがどれくらい痛いかということもわかっていない子犬が多いです。
また、噛むコミュニケーションが取れないストレスもたまってしまうので、ストレスから噛むようになることもあります。
一番大切な社会化期というのは、生後3か月くらいまでを指しますが、それ過ぎていたとしても、いつからでも社会化に取り組めますので、諦めないで社会化を進めるようにしてください。
イヌバーシティでは特に犬の社会化には力を入れて解説がされています。
エリちゃん
わんこ先生
スプリンガー・レイジ・シンドローム(突発性激怒症候群)について
稀ではありますが、犬には噛んでしまう病気があります。
この時の噛み方は甘噛みという感じではなく、「カプッ」と手に穴が開いてしまう感じの噛み方です。
これは癲癇の一種・パニック障害・脳の機能障害と考えられていて遺伝性の可能性もある病気だそうです。
噛んだ後に「やっちゃった」という表情をすることもあり、犬に悪気はありませんが、トリガーとなる原因がその犬次第なので予測がしにくいです。
最初に診断されたのが、イングリッシュ・スプリンガースパニエルであったことが名前の由来です。
どうしても理由が思い当たらないのに突然噛むなどがあったとき、突然噛む病気があるという知識の一つとして覚えておいてもらえればと思います。
いつからでもできる子犬の甘噛みのしつけ方法
それでは実際に子犬に甘噛みをさせないようにするしつけ方法について見ていきましょう。
手で遊ばない
先ほど触れた、手をおもちゃだと犬が認識しないで済むように、子犬と遊ぶときは手で遊ばないでおもちゃを使って遊ぶようにしてください。
この時のおもちゃは、もちろん飼い主さんが出してきて遊び終わったらしまってしまうおもちゃです。
ただでさえ、手というのは良く動かすものなので、子犬にとっては飛び付きたいと思いやすいものですから、できるだけ子犬の前で手を動かす時はゆっくり動かすことを心がけてください。
かまう時間を長くしない
子犬の生活リズムにも関係してきますが、ダラダラとかまっている時間を長くとるのはおすすめできません。
犬は基本的にしつこくされるのを嫌がります。
それでも面白がってかまっていると、犬はかまうのをやめさせようとして噛むようにもなってしまいます。
そして人間が「噛まれたからやめる」ことをすることで、犬は「噛むと良いことが起きる」と学習してしまう恐れがあり、成犬になってからもすぐ噛むようになったり、要求噛みなどに繋がる可能性が高まります。
遊ぶときは飼い主さんが主導でしっかりと遊び、リラックスするときは犬もリラックスできるようにしてあげましょう。
噛んで良いおもちゃを与える
遊ぶときのおもちゃは飼い主さんが管理しておきますが、それ以外で子犬の噛みたいという欲求を満たしてあげるために、噛んでも良いおもちゃを与えてあげます。
「犬 噛む おもちゃ」などで調べてもらえば、色々な種類のおもちゃがあるので、数種類用意してローテーションで飽きないように工夫をすると良いでしょう。
フレーバーのついたガムなどやおもちゃとしての木の棒も売っています。
この時注意してほしいのが、使わなくなったお古をおもちゃとして渡さないことです。
犬は、お古も新品も区別ができないので、喜ぶからといってスリッパのお古などをおもちゃとして渡すと、新品のスリッパも遊んで良いものだと犬は学習します。
噛まれたくないものは徹底して隠す
特に物を噛むのが好きな子犬の場合は徹底してほしいんですが、噛まれたくない物、噛まれたら困るものは犬が絶対に届かないところに保管するようにしてください。
これに関しては自衛をするしかないです。
子犬も含めて犬は皮製品は噛みたくなるものになります。野生時代の名残なのか、皮製品の香りも噛み心地も好きだという犬は多いです。
ブランドの財布やバッグを無残な姿にされて、言葉を失った飼い主さんは数知れず…ですので、噛まれたくないものは噛めないように保管を徹底しましょう。
皮製品のほか、飼い主さんのにおいがついている衣服やメガネも狙われやすいです。
子犬が入れないようにドアやゲートをつけたりして、洗濯物は守るようにしたほうが良いでしょう。
子犬同士で遊ばせる時間を作る
これは社会化を進める上でも有意義なことです。
子犬同士で遊ぶことによって、コミュニケーションの取り方を覚え、噛む強さを覚え、痛みも知りますし、なにより体全身を使ってじゃれ合うことでストレスの発散になります。
できれば事故を避けるために、訓練士がついているパピークラスに通ってみるとか、動物病院で開かれるパピー教室に参加してみるのも良いでしょう。
ペットホテルによっては、預かっている犬同士で遊ばせてくれる所(もちろん訓練士付き)などもありますので、何度か見学に行くなどして、信頼できるところを探して預けてみるのも良い学習になります。
子犬なのに甘噛みというレベルではなく、攻撃として噛んでくるようになってしまった子犬を、犬同士の生活をさせてみたら落ち着きが出るようになってきたということも多々あります。
ネットで近いところや評判の良いところなど色々と探してみてもらえると良いと思います。
痛い!と言う「アウチテクニック」について
「子犬が噛んだら「痛い!」とできるだけ低くて大きな声で言う」というのは多くの訓練士が推奨をしていますし、多くのサイトでも書かれています。
痛い!と大きな声を出すことで子犬を驚かせることが目的の方法なんですが、サイトによっては飼い主の不快を伝える意味で使われているところもあります。
ただ、子犬が驚くほどの大きな声でなおかつ音程は低い声というのが女性や子供には難しいですし、とっさに出た声が高かったら逆に子犬が「歓声をあげた?」と勘違いする可能性があるので、私は正直難しい方法なのではと思います。
しつけが進んでいて「ダメ」を教えている場合だったら、痛い!と叫ぶよりも「ダメ!」と伝えたほうが犬が理解しやすいですし、まだダメを教えられていなかったら無言でその場を離れたほうが子犬に対して効果が高いと思います。
痛い!と言う方法はデメリットもあることを知っておいていただいて、使うか使わないかは判断していただければと思います。
甘噛み以外の子犬のしつけはいつから始める?
大切な子犬の時期、甘噛みのしつけもいつから始めればよいかという点については、将来噛みぐせが強い噛み犬にしないためにとても大切なことです。
ただ、子犬の時は甘噛みだけじゃなくて色々なしつけも始めていかないといけないんですね。
色々なしつけもいっぺんに始めなきゃいけないと考えると、それこそ飼い主さんがパニックになってしまいますが、甘噛みと並んで大切なしつけとしては
- トイレのしつけ
- 子犬の社会化
この2つのしつけは、いつから始めればよいかと言えば、子犬を迎えた初日から取り組んでいかないといけないしつけになります。
例えば名前を覚えさせるとかアイコンタクトをとれるようにするということよりも全然大切で重要なことです。
「名前を覚えさせる・アイコンタクトをとる」正直に言ってしまうと、これらに時間を割くくらいなら、トイレのしつけと社会化に注力したほうが、お利口さんな成犬に育てることへの近道になります。
コマンドによるトレーニングも、まだあとで教えて大丈夫ですし、コマンドによるトレーニングをするときは遊び感覚やゲームをするような感じで教えていくので、これらのしつけはいつから始めればよいかというのは神経質に考えなくて大丈夫です。
子犬の甘噛みのしつけはいつから始める?~最後に
最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。
子犬の甘噛みのしつけはいつから始めるのかというと、「迎えた一週間前後で、甘えているおしゃぶり噛みではなくて遊び噛みをするようになったら」でした。
子犬を迎えたら、トイレのしつけや社会化については初日からしつけをしていく必要があります。
特にトイレトレーニングは、失敗すればするだけ「失敗の経験」を積ませてしまうため、トレーニングにかかる期間が長くなってしまいますから、できるだけ早くからしつけを行っていきたいところです。
「しつけ」という言葉のもつイメージのせいかもしれませんが、ネガティブなものにとらえられやすいと感じますが、子犬に対するしつけは、子犬にとってとても楽しいものばかりです。
イヌバーシティをご覧いただければこの意味がわかっていただけますが、子犬に正しい行動を選択してそれを覚えできるようにするというのは、子犬のやる気スイッチを押すようなトレーニングが必要になります。
子犬の中の、「嬉しい!楽しい!」という気持ちを引き出してしつけをしていくことで、飼い主さんのことを大好きだと思わせ、「もっと褒めてもらうにはどうしたらいいだろう?」と考えるようになる方向にもっていくのがしつけです。
トレーニング一つとっても、ただ言われたトレーニングをやるのと、意味が分かってトレーニングをやるのとでは、犬への伝わり方も違います。
確かに甘噛みは早くやめさせなければいけないものですが、迎えた当初は緊張していた子犬が、あなたに慣れたうえ母犬に対する愛情表現まで示してくれたのに、それが噛むという行為だから頭ごなしにいけないと伝えるのはどうでしょう?
子犬はあなたに愛情表現をしてはいけない=あなたを信頼できないと学習してしまうかもしれませんよね?
しつけというのは、犬という動物を理解して、子犬の気持ちも受け止めて、やる気スイッチを押せるような飼い主さんになることが子犬の幸せであり、あなたが望む愛犬ライフを送るために必須なことだと思うのです。
ぜひ、かわいい子犬に間違えたしつけ方法で問題行動を起こすような成犬にしないためにも、正しく主従関係を築いていってもらえると非常にうれしいです!
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