エリちゃん
わんこ先生
トイレトレーニング中の子犬がケージの外だと失敗してしまう理由
トイレトレーニング中の子犬がケージの外だと失敗してしまう理由は5つあります。
- トイレで排泄することを教えられていないから
- たくさん失敗という経験をしているから
- トイレシーツが気に入らないから
- トイレの位置が気に入らないから
- 興奮しているから
子犬がケージの外でもトイレを失敗しないようにするためには、失敗してしまう理由を知り、それを排除してあげることが重要です。
子犬はまだ人間社会のことは何も知らずに、犬社会の常識で行動しています。本能や習性に忠実に生活しているだけなんですね。
これから人間社会のルールを子犬に教えることで、飼い主さんであるあなたも、あなたのかわいい子犬もストレスなく楽しく暮らしていける環境を整えてあげる必要があります。
その第一歩がトイレトレーニング・トイレのしつけだと言えます。
一生懸命教えているのに、子犬ができないということは、子犬にうまく伝わっていないか、子犬なりの事情があるのか、もしくはその両方なのか?を疑っていくことがコツになります。
5つの理由を1つ1つ見ていきながら、あなたの子犬の環境などをちょっと見直してもらうといいかもしれません。
トイレで排泄することを教えられていないから
子犬を購入した時、トイレと寝床がついているケージを一緒に購入された飼い主さんも多いと思います。
もしかしたら、ペットショップの店員さんから、「これを使えば、一生懸命トイレトレーニングをしなくても子犬が勝手の覚えてくれますよ」というような説明をされたかもしれません。
確かに、犬には寝床では排泄をしないという習性があるので、必然的に寝床以外のトイレで排泄をする可能性が高いです。
その習性が上手く働いて、ラッキーなことにケージの中にいる時はトイレで排泄をしてくれたかもしれません。
でも、これはとてもラッキーなことで、トイレで寝て、寝床で排泄してしまう子も少なくないです。
ただ、この状態では子犬は寝床以外で排泄をしただけで、トイレで排泄をするというルールは教えられていない状態です。
だから、トイレトレーニング中の子犬でもケージの外に出してもらえたら、寝床以外の場所ならどこに排泄してもかまわないと思っているので、お気に入りの場所を見つけて排泄してしまうのは当然のことになります。
トイレ付きのケージでケージ内ではトイレに排泄している子犬でも、トイレトレーニングはする必要があることはお分かりいただけたと思います。
ネットなどで調べると、子犬のトイレトレーニングの方法はたくさん種類がありますが、多くの場合は子犬が排泄をするタイミングを知り、排泄したそうなしぐさを見せたらトイレに連れていくという方法がスタンダードなのかなと思います。
でも、もしもこの方法で、子犬のトイレトレーニングがなかなか進まないで、ケージの外に出すと失敗する状況が続いているとしたら、この方法は子犬に合ったしつけ方法ではないかもしれません。
もしくは、飼い主さんはトイレを教えているつもりでも、子犬にトイレで排泄することが伝わっていないため、トイレトレーニング中にすらなっていない可能性もあります。
スタンダードなトイレのしつけ方法というのは、もちろんこれでできるようになった子犬もたくさんいるでしょうが、子犬に伝わりにくいため時間がかかるという大きなデメリットがあります。
他のトイレトレーニングの方法を試してみることも視野に入れてみてください。
子犬に伝わりやすいトイレトレーニングについては、理由の解説が終わった後のマル秘テクニックの方でご紹介しています。
たくさん失敗という経験をしているから
子犬のトイレトレーニングでとても重要なのが、失敗の経験を極力させないこととタイミングを逃さないことです。
もし、すでに生後4か月を過ぎてまだトイレのトレーニングをしているのだとしたら…すでにたくさん失敗をされているはずです。
そもそもトイレで排泄をしなきゃいけないという概念がない子犬にとって、今までは好きなところにしていたのに、急にシートが置かれたところで排泄をしなきゃいけないという意味が分かりません。
私たちからしたら粗相であり、トイレの失敗ですが、子犬にとっては経験であり、今までにお気に入りの排泄場所を見つけるという学習もしています。
その子犬に対して、トイレで排泄をすることを教えるのは、すでにしつけ直しになっているので一般的な方法だと少し難しくて時間がかかってしまうのは仕方のないことです。
飼い主さんも、時間がかかるのを覚悟するか、新しい方法でトイレトレーニングをしていくか決めないといけないでしょう。
トイレシーツが気に入らないから
ご存知のように、トイレシーツにもたくさんの種類があります。
吸水性を重視している物や、防臭性を重視している物、薄さを重視している物、コスパを重視している物など、何を重視しているかによって、素材などが違ってきます。
犬には足の裏に素材嗜好性があるので、ふかふかしたものの上で排泄したいと思う子も多くいます。
子犬によって、その感覚は個体差がありますが、例えばトイレシートの踏み心地が気に入らないとか、トイレシーツがすぐに濡れてしまって足裏にビチャッとする感覚が嫌だと思う場合もあります。
トイレシーツがに気いらなかったら、他の場所で排泄したほうが良いと考えてしまうでしょう。
あと、人間よりも嗅覚が優れている犬にとって、消臭をうたっているトイレシーツに花の香りなどがついているタイプもありますが、そのにおいが気に入らないということもあるようです。
基本的に犬は芳香剤など、人工的な香りは好まないので、子犬なりに「ここは臭くてたまらない」と思っている可能性があることも。
トイレの位置が気に入らないから
「さぁ!ここがトイレだよ。」と飼い主さんが決めたトイレの位置が気に入らないときも、子犬はトイレで排泄をしません。
例えば、壁の近くに置くことも多いと思いますが、子犬によっては壁の圧迫感を嫌がることもありますし、人通りが激しくて落ち着かない、もしくは人の気配が感じられなくて落ち着かないということもあります。
また、直射日光が当たるとか、トイレの場所が寒いまたは暑いなども関係があります。
盲点なのが、犬が苦手な音が聞こえるというのもあります。
犬は人間が聞こえていない音も聞こえていますし、金属音・高音なども苦手ですし、犬によってはビニール袋の音や空気が抜けている音などが苦手だという犬もいます。
今まで好きな場所で排泄していられたのに、嫌な音がするところで排泄しろと言われても、子犬は拒絶しますから、ケージの外だと失敗する子犬にはトイレの位置を慎重に選ぶように気をつけてください。
興奮しているから
子犬は、ケージから出ると「どうした!?」と言いたくなるくらい暴れまわる子もいます。
ケージの中にいたときに溜まっていた、運動欲求や探求の欲求がケージから出たことで解放されるため、子犬は興奮して暴れてしまうことが多いです。
嬉しいという気持ちが爆発して、思わずうれションをしてしまいいきなり粗相ということもあるでしょう。
子犬はひどく興奮するとおしっこをがまんできないのは仕方のないことなんですが、そのしてしまったおしっこのにおいがつくことで、またそこでおしっこをしようと考えてしまうこともあります。
うれションじゃなくても、興奮している子犬はおしっこが我慢できないので、色々なところでおしっこが出ちゃったという状況になりやすいです。
そして、この状況を作り上げてしまっているのは子犬を全くコントロールできていないとも言えます。
しつけが不足している可能性も高いです。
これは「うれション」と呼ばれていて、子犬がとても嬉しいと思って興奮した時にしてしまうおしっこです。
子犬はまだおしっこをがまんする筋肉である尿道括約筋が未発達なので、興奮すると筋肉が緩んでしまっておしっこが出てしまうんですね。
これはトイレの失敗とは違うものなので、子犬が興奮しているときにしてしまうおしっこにも絶対に叱らないでください。
エリちゃん
わんこ先生
子犬のトイレトレーニング中にケージの外でもこれで完璧!マル秘テクニックとは?
子犬のトイレトレーニングは、できるだけ早く完璧にしてしまいたいしつけの筆頭です。
子犬が部屋中でしてしまう粗相に悩まされている飼い主さんはとても多く、私の運営しているサイトの方にも多くのご相談をいただきます。
ご相談の深刻度も、比較的ライトなものから、ヘビー級の育犬ノイローゼになりかけている飼い主さんまでいらっしゃいますが、どの方のお悩みも非常に心が痛むことが多いです。
子犬のトイレトレーニングがうまくいかずに長引くほど、他のしつけに関してもうまくいかない確率が多く、飼い主さんがどんどん自信を失っていってしまう傾向にあるように感じます。
そして、粗相の掃除に追われ、でも叱っちゃいけないと我慢をして、飼い主さんのストレスがすごい勢いでたまっていかれるので、しまいには「愛情が持てなくなりそうで怖い」「いつできるようになるのかわからずに出口が見えない」「子犬が大変すぎてツライ」という不安や不満を多くの方が抱えられています。
私はそのような時は、なるべく早くその状況から飼い主さんが脱出できる方法として、イヌバーシティというしつけ教材をお勧めします。
なぜなら、イヌバーシティで教えられているトイレトレーニングの方法は、トレーニングをし始めたらすぐにトイレの失敗をほとんどなくして、子犬がトイレで排泄したいと思わせるようにできるトレーニング方法だからです!
子犬のやる気スイッチを押してあげることができるトレーニング方法なんですね。
だから、家に迎えてすぐの子犬だったら、2週間もあればコマンドでおしっこができるまでのトイレトレーニングができるようになります。
失敗の経験を積んでいる子は、それよりは少し時間がかかりますが、私のところに寄せていただいたお声だと、2週間からどんなに長くても1か月あれば完璧になられています。
しかも、イヌバーシティのしつけ方法は、トレーニングをすることで自然と犬と良好な主従関係が築けてしまうという点が、私の最大のおすすめしたい理由になります。
トイレトレーニングもそうですし、他のいくつもあるトレーニング全てが、犬と主従関係を築くことを重視して考えられたしつけ方法なので、子犬のしつけ全般の方法がわかるだけでなく、自然とお利口犬になり、子犬もストレスを感じないで生活ができるようになります。
今はトイレトレーニングができるようにしたいということが、あなたの重要なことだと思いますが、子犬の時期にはしつけをしないといけないことが他にも本当に山積みです。
今、正しい環境で正しい時期に正しいしつけ方法で子犬をしつけしてあげないと、吠える・噛む・威嚇する以外にも、子犬がやんちゃで大変!とお感じになることが増えてしまいます。
今後もずっと子犬との生活で困らないように、楽しく子犬と生活をしていけるように、できるだけ早いうちに、イヌバーシティをお手にしていただきたいと強く願います。
イヌバーシティを実践すると、問題行動に手を焼いていた犬たちが…
こんなに短期間で変われるようになります。
この優しそうな女性が、イヌバーシティをお作りになられたしほ先生ですが、見た目と違って(?)ペット大国のアメリカで非常に優秀な成績で資格を取られて、ハリウッド映画のタランティーノ監督も認めた超カリスマドッグトレーナーです。
子犬に手を焼くようになって、出張訓練を頼んだり、しつけ教室に参加されたりすることを考えたら…決してお高いお値段ではないのではと思います。。。
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対談音声では、教材には書かれていない
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- 犬の性格によって褒め方を変えると良い理由
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いくら良いと勧められても「イヌバーシティってうちの子に必要なのかな?」と思われるでしょうし、そもそもイヌバーシティを実践するメリットがいまいち感じられないかもしれません。
そのような方に、イヌバーシティを実際に実践した飼い主さんからいただいた感想やどのように愛犬が変わったのか、実践するメリットをご紹介している記事がありますので、一度ご覧になってみてください。
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ちょっと強力過ぎじゃない!?見違えるほどお利口になるしつけ方法があるの?
エリちゃん
わんこ先生
トイレトレーニング中にケージの外に出したら、子犬は興奮しやすいために遊びに夢中になったり、気になったもののことで頭がいっぱいになってしまうのは仕方のないことでしょう。
ですから、子犬によっては「排泄したそうなしぐさ」というのが非常に短くて、連れて行きたくても連れて行けないということもあります。
現在の問題としてはトイレトレーニング中にケージの外だと失敗することだけかもしれませんが、これから子犬との生活が始まるとビックリするくらい色々な問題が現れてきます。
何もしないでいるとどんどん子犬はやんちゃになりますし、知らないことが多ければ必要以上にビビリになってしまうという性格にもしてしまいます。
たいてい飼い主さんを悩ます問題行動は、対処法を探して実践してもうまくいかないことが多いのですが…それはなぜだと思われますか?
それは根本的な部分ができていないからです。
- 飼い主さんと愛犬の間に良い関係を築けていること
- 正しいしつけ方法を自信を持って実践していること
- 愛犬に恐怖やストレスを感じさせずにしつけができていること
などがすべてできていないと、愛犬を上手にコントロールしてあげることは非常に困難です。
対処法だけを頑張ってやってみたところで、思ったように愛犬が動いてくれることはかなり困難なことなんですね。
トイレトレーニング中なのにケージの外では失敗するというのも、正しいトイレトレーニングの方法を知って実践していただくことが必要ですし、トイレトレーニング以外のトレーニングも一緒にすることで相乗効果が得られるようになります。
何かが抜け落ちていると、この相乗効果がなくなってしまうので、効率が悪くなりしつけに時間がかかってしまうことになります。
ぜひしつけを効率よく早く進めていくためにも、先ほどの記事をご覧いただいて正しいしつけを実践するとやんちゃな子犬でもどのように変わるのかご確認いただきたいと思います。
子犬のトイレトレーニングを始める時期とその理由は?
子犬を迎えたら一週間はゆっくりさせたほうが良いことはご存知だと思います。
特に子犬が家に来た初日は無視をするくらいの方が良いという認識でいらっしゃる飼い主さんも多いでしょう。
今までいた環境と全く違った環境に連れてこられているので、家に慣れるまでは体調を崩しやすかったり、食が細くなってしまったりする場合もあります。
だから、かわいい子犬を迎えたからと言って、いきなり部屋の中をフリーにして探検させるとか、かまいまくるような刺激的な行動は控えてゆっくりさせてあげたほうが良いのは確かです。
ただ、ゆっくりさせるといった情報のせいだと思いますが、しばらくの間トイレのトレーニングをしないで良いと思ってしまうのは大間違いです。
子犬のトイレトレーニングというのは、迎えた初日から行うべきものになります。
「こんな小さい赤ちゃんなんだから、教えたって覚えられるわけがないし、今教えたとしてもどうせすぐ忘れちゃうから二度手間にならないように、もう少し大きくなってから本格的にトレーニングすればいい」と思う方もいらっしゃいます。
その考え方でトイレトレーニングを後回しにすればするほど、トイレのトレーニングにかかる日数が伸びていきます。覚えるまでに時間がかかってしまうんですね。
ケージの外でもちゃんとできるようにトイレトレーニングをしていくわけですが、トイレのしつけで一番大切なことは「トイレの失敗を極力減らす」ということです。
素晴らしい速さで色々吸収する子犬の脳に、トイレの失敗という「経験」をさせればさせるほど、子犬が本来覚えないといけない「トイレで排泄をすること」が入りにくくなってしまいます。
子犬が家に慣れるまでは、子犬の好奇心を刺激して睡眠の邪魔をするような遊び方をしたり、大人数でわちゃわちゃ子犬の周りで大騒ぎしたりというような行為は控えるべきですが、トイレトレーニングと、その後に全力で数十分遊ぶくらいは全然問題ありませんし、むしろするべきことなんですね。
子犬は生活のさせ方によって今後の性格や行動に大きな違いが出てきますし、健康面でも同じように違いが出てきます。
今、かわいい子犬に正しい生活のさせ方や接し方を総合的に知っていただくことが本当に重要ですので、できるだけ早くイヌバーシティをご覧いただいて子犬に適切な生活をさせてあげてもらいたいと思います。
まだ迷っている方はここをタップして先ほどの記事をご覧いただき、早く実践したほうが良いと思っていただけた方はこちらをタップして公式サイトをご覧ください。
うちのワンコは外でトイレをさせるから、室内のトイレトレーニングはしなくても良いと考える方もいるかもしれませんが、外で排泄する場合でもトイレトレーニングはしておいた方が良いものです。
※基本的には、ちゃんと持ち帰るからと言って外で犬に排泄をさせるのはマナー違反になります。
どうして外でトイレする子でもトイレトレーニングをしないといけないかというと、まず病気やケガで外に行けないときに室内でトイレができないと非常に困りますよね。
また、外に行くまで排泄ができない状況だと、外に行くまで犬はずっと我慢をしていないといけなくなり、病気になる原因になります。
あと、最近では夏が尋常じゃない暑さになりますから、普段は外で飼っている犬でも玄関などに避難させてあげないといけない気温になることもあります。
この時も、トイレシートにトイレができるようになっていれば、玄関にトイレシートを敷いておくだけで、その上に排泄をしてくれるのでとても楽だと思います。
ですから、外でトイレをさせることが多かったとしても、ちゃんと室内でトイレができるようにトイレトレーニングはしておいてもらいたいと思います。
子犬がトイレをする前にするしぐさやタイミングを知っておこう
犬は排泄する前に同じような行動をとることが多いです。
これは野生時代にさかのぼりますが、鋭い犬歯だけが武器の犬にとって、後半身は犬の弱点になります。
弱点を攻撃されたら命にかかわるので、できるだけ無防備な状態にしたくない所ですが、排泄するときにはどうしても立ち止まっていないといけないし、後半身をつき出すような姿勢にならなくてはいけません。
そこで、野生時代の犬は、排泄する場所を決めると、周りを念入りに探って敵が近くにいないかどうかを確認していました。
この習性の名残で、今でも排泄前に同じ行動をとってしまうんですね。
あと、犬には縄張り意識があります。自分の縄張りを主張するためにおしっこをしますが、部屋の中にいても部屋という自分の縄張りに誰か入ってきていないかにおいを嗅いで確認する子もいます。
このような犬の習性があるため、排泄の前に犬は
- 急にソワソワする
- 床のにおいを嗅ぐ
- ウロウロする
- グルグル回る
このような行動をとり始めます。
しほ先生流(イヌバーシティ)のケージの外でも失敗しない子犬のトイレトレーニング方法だとそこまでトイレ前のしぐさに敏感にならなくてもいいのですが、したくなりそうだったら連れていく方法でトイレトレーニングをする場合は、見逃してはいけないしぐさになります。
また、遊んでいるうちにしちゃう子や何にもない時にする場合もありますが、比較的に
- 寝起き
- 食べたあと
- 飲んだあと
- 遊んだあと
このタイミングで排泄をすることが多いです。
寝起きに水を飲んだら、おしっこをする確率がグッと上がりますからしっかりトイレに誘導して、褒めるタイミングを逃さないように見守っていてください。
子犬のトイレトレーニング中ケージの外で失敗していた飼い主さんが実践したしつけ集
私はもちろん、しほ先生のトイレトレーニング方法が一番おすすめなんですが、トイレトレーニングにはいくつか方法があります。
子犬のトイレのしつけに悩まれた先輩飼い主さん達が、実践したという他のトイレトレーニングの方法を6つご紹介しておきたいと思います。
1日のトイレの時間把握をして、ケージ内でトイレをしたならケージから出して監視する。
トイレをしそうになったらケージ内のトイレに戻してトイレをさせる。
これを延々と繰り返す方法でトイレのしつけをしました。
ベットにトイレをしてしまう子には、プラスチック製のベットもおすすめです。
洗濯する手間がないので、汚れても丸洗いでき拭いたらすぐ使用できます。
間違った場所におしっこをしてしまったときそのおしっこをシートに吸わせておしっこして欲しい場所に置いていました。
そして、ワンちゃんがおしっこをしたそうな素振りを見せたら一緒にトイレまで行き『おしっこやろうね~』などと声をかけ促します。
ちゃんとトイレでおしっこが出来たら、しっかり褒める。
食後すぐにトイレを習慣があったので食後にフードを2粒だけとっといてトイレまで誘導して閉じ込めました。
それでちゃんとできたら解放してもう一粒あげたりおやつをあげたり遊んであげたりしてました。
大き目のサークル(扉付き)にベッド代わりのクレート(中で扉は開放)を入れ後は全面トイレシートを敷き最初は自由にオシッコやウンチをさせます。
自然と犬自身がオシッコする場所を決めるようになるのでほぼトイレの場所が決まってきたらシートをオシッコをしない場所から1枚1枚取ってゆき最後はトイレに決まった場所のみ残す。
我が家の場合は、だいたいケージから離れた場所でここら辺に一番多くするなぁと言う場所に小さめのサークル(トイレ専用)を置いて正面だけ囲いをせずに出入りしやすい様にしてその上にシートを三枚敷いています。
始めは、離れた場所への誘導と褒めの言葉がけは、かかさずしました。
我が家のトイレトレーニングは、ゲージの中でおしっこが出来るようになると、次のステップはゲージの端にリードをつけて、ゲージの中プラス半径1メートルを自由にさせ、トイレに戻れるか練習させ、だんだん距離を伸ばしていきました。
上手にトイレまで戻れたら褒めてあげてください。
まずは子犬を観察して、トイレに行くしぐさ、間隔、時間を把握したり、子犬がおしっこをしがちな位置を探したり、おやつでつったり…
みなさん、色々な方法で試行錯誤しながらトイレトレーニングされたことがうかがえる体験談でした。
犬をケージの外に出してもちゃんとトイレでするようにしつけを頑張ったのは素晴らしいことだと思います。
トイレと寝床が一緒のケージでトイレができたとしても、それは犬の習性を利用しているだけですからね。ちゃんと子犬にわかるようにトイレで排泄するということを教えてあげないと犬はわかりません。
できれば、トイレのトレーニング一つをとっても、トイレで排泄することを教えて確実に身につけさせられるうえ、主従関係も自然と築けていくイヌバーシティのトイレのトレーニング方法を私はオススメしたいと思っています。
これから起こっていく可能性のある、甘噛み対策や無駄吠えの対策、拾い食いや飛びつきなどの困った行動に対する対処法はもちろんですが、食欲がない子に食欲を出させる方法とか、芸を教える方法など多岐にわたったコンテンツになっているので、犬を飼っている人には必須なアイテムではないでしょうか?
子犬のトイレトレーニングでケージの外で失敗が続く理由と対処法
子犬のトイレトレーニングは失敗することを可能な限り0に近づけることが成功の秘訣ですが、どうしても失敗をしてしまうこともあるでしょう。
なるべく短期間で子犬に身につけさせたいので、目を離してしまっておしっこをするタイミングを見逃してしまい、適切に褒めたり遊んだりできないのは本当にアウトです。
子犬にしたら、学んでいる最中なのでおしっこをしたのに飼い主さんが褒めてくれる時とくれない時があったのでは、もの凄く混乱してしまいます。
子犬はこの時、飼い主さんに褒めてほしくて一生懸命におしっこをしようとしているので、タイミングを逃してしまうのはしないでもらいたいことなんですね。
また、飼い主さんの遊び方が中途半端で子犬が好き勝手に一人遊びをし始めてしまうと、運動をしたことによって突然またおしっこをしてしまうこともあります。
それを避け、おしっこをした後は遊んで体を使って、ハウスに戻ったときにぐっする眠ることで、おしっこのリズムを作っていこうとしているところなので、子犬に一人遊びをさせないくらい全力で一緒に遊ぶようにしてください。
トイレを失敗してしまう理由は
- 注目が足りない
- トイレの位置を変えることが多い
- トイレの近くにマットがある
- 叱ってしまったことがある
これらの理由が考えられます。
注目が足りないのは、子犬がおしっこをしそうになったらトイレに連れていく(誘導する)方式で教えている場合、そのおしっこサインを見逃してしまうことでトイレに連れていけなかったという失敗ですね。
よく、犬が勝手におしっこをしてしまったような言い方をされる方もいますが、犬が完璧にトイレを覚えられていない場合は、飼い主さんが連れていくしかありませんので、見逃してしまった飼い主さんの責任と言えます。
かといって、子犬が起きているときにずっと子犬のおしっこサインを見逃さないよう注目しているというのも正直難しいことだと思います。
おしっこサインで飼い主さんが連れていく方法でトイレトレーニングをしている場合は、数週間でできるようになると思わずに、気長に根気良く教えていくしかありません。
粗相をしてしまったところの掃除もしっかりと消臭しておかないと、また同じところでしてしまう危険があるので注意してください。
トイレの位置を変えることが多いというのは、もしかしたら何度か同じところでしたからそこをトイレの場所にしようとしてトイレの場所を変えるのかもしれませんが、子犬はトイレトレーなりトイレ用ケージなりを排泄をする場所とは認識していないです。
ブリーダーさんがトイレトレーニングをしてくれておいてある場合は、トイレシーツの上でトイレをするという認識はあると思いますが、そうでない場合は子犬は飼い主さんに教えてもらっていない状態です。
たまたま子犬がその新しい場所で、新たに置いたトイレトレーに排泄をしたらラッキーなことで、子犬としたらなんか変なものが置いてあるから他の場所でしようと思っても不思議ではありません。
やはり、トイレの場所を決めて、排泄はここですることを教えてあげるようにしましょう。
トイレの近くにマットがある場合、トイレシートと感触が似ているのでトイレと間違えてしてしまうことがあります。
トイレトレーニングをしている部屋には、なるべくマット類を置かないようにし、タオルなども床に置いておかないようにしたほうが混乱させません。
あと絶対にしてはいけないのがトイレの失敗を叱ることです。
声に出して叱ることはもちろん、表情や態度で出すのもダメです。不機嫌さは子犬に伝わります。
どうしてダメなのかというと、子犬は寝床は汚したくないという持って生まれた習性があるので寝ている場所ではおしっこをしてしまうことは少ないですが、寝床以外はどこでもトイレをしていい場所だと思っています。
トイレで排泄することを教えてもらっていない子犬は、部屋の中のどこでおしっこやウンチをしても良いはずなのに…
おしっこをしたら飼い主さんに怒られてしまった ⇒ じゃあ今度は違うところでしよう
ここでもまた怒られてしまった ⇒ 怒られたくないから隠れてしよう
隠れてしたのにまた怒られた ⇒ おしっこをするのがいけないことなんだ
かわいそうに、子犬はどんどん追い詰められていってしまいます。実際に、粗相を叱られるのでおしっこをがまんして病気になった子もいるそうです。
粗相の掃除が大変で、イライラしてしまう気持ちも非常にわかるんですが、トイレの失敗は絶対に叱らないでください。
どうかした!?急にトイレを失敗するようになったのはなぜ?
ほぼほぼトイレでできるようになったとか、完璧にトイレでできるようになった子犬が、急にまた逆戻りでトイレを失敗するようになることがあります。
もしも、現在薬を飲ませているのなら、薬の影響でおしっこの間隔が短くなっていて間に合わなかったり、尿意を感じにくいなどがあります。
でも特に薬を飲ませているわけでもないのに急にトイレを失敗するようになったら
- 病気を疑う
- マーキングをしている
- トイレシートが汚い
- トイレで排泄中に嫌な思いをした
- 部屋の模様替えや引越しをした
- ストレスがたまっている
この5つの原因がある可能性があります。
病気を疑う
おしっこの病気ですぐ思いつくのは膀胱炎ですが、その他にも水の飲む量が増えておしっこの量も増える病気というのがあります。
膀胱炎は細菌が尿道から入って暴行で炎症を起こしてしまう病気ですが、その他にも腎臓の病気やホルモンの病気、子宮の病気でも多飲多尿の症状があります。
急にトイレを失敗するようになったら、その他に症状が無いか注意してみてください。
- 排尿時に痛みがある
- 水を大量に飲むようになった
- おしっこの色がいつもと違う
- 何度も排尿の姿勢をするのにおしっこが出ない
- 発熱や嘔吐
- 左右対称に脱毛している
- 痩せたり太ったりしている
このような他の症状がある場合や、いつもより元気がないと思ったら、病院に連れて行って何らかの病気になっていないか診てもらうようにしてください。
トイレシートが汚い
犬はきれい好きな動物です。
トイレシートに乗ったとき、足の裏にビチョッとおしっこがついたり、においがきつかったり、明らかに汚い場合は、そのトイレシートでトイレをしたくなくなります。
我慢ができずに他の場所でしてしまったり、我慢しすぎて病気になったりしてしまいますので、トイレシートはできるだけ綺麗な状態にしておくようにしてください。
トイレで排泄中に嫌な思いをした
トイレで排泄しているときに、急に大きな音が鳴ってパニックになってしまったり、雷の音と光がして怖い思いをしたなどがあると、それがトラウマになってトイレで排泄をしなくなることがあります。
この場合は、大丈夫だと思えるようになったら、またトイレで排泄できるようになるので一時的につき添ってあげるなど安心させてあげるように気を配ってください。
部屋の模様替えや引越しをした
これは、トイレの位置がわからなくなっていたり、トイレだと自信を持てないでいる可能性があります。
基本的に、犬は嗅覚が発達しているので自分のおしっこのにおいでトイレの位置はわかるはずですが、見える景色が変わってしまっているため混乱しているのかもしれません。
ちゃんとわかればすぐにできるようになることがほとんどなので、トイレトレーニングをもう一度してトイレだと認識させてあげてください。
ストレスがたまっている
急におしっこができなくなる原因として一番多いのがこのストレスです。
さみしい、留守番が多い、飼い主さんがかまってくれないなどの愛情欲求が満たされていないストレス
もっと運動したいのに運動量が足りていない、散歩が短いなどの運動欲求が満たされていないストレス
こういったストレスから、急にトイレを失敗するようになります。
また、これも一種のストレスですが、いつもいつもべったりでいることが当たり前で飼い主さんが少しでもいなくなることが怖くて仕方ない分離不安という心の病気を抱えている場合、飼い主さんが留守にするとわざと粗相をすることもあります。
急にトイレを失敗してしまうようになったら、愛犬にストレスがかかっていないかどうか生活を見直してあげてください。
散歩はちゃんとしている場合でも、犬に引っ張られる散歩をしている場合、その散歩が犬の心と体に気持ちの良い刺激になっていないで、行きたい方へ行けないというストレスになっている可能性もあります。
リーダーウォークのトレーニングは、健全なお散歩をさせてあげるのにとても必要なトレーニングですし、主従関係を正しく築く上でも大切なものなので、ぜひ取り入れていってください。
ケージの外でも失敗しない子犬のトイレトレーニング~最後に
最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます!
この長いコンテンツを最後まで読んでいただけたということは、あなたはとても熱心で素敵な飼い主さんだと思います。
あなたのような飼い主さんと一緒にいられる子犬はとても幸せですね♪
ケージの外でも子犬がトイレの失敗をしなくなってしばらくすると、トイレができることに慣れてしまうのでどうしても褒めるのを忘れがちになってしまいます。
トイレができたことを褒めてほしい子は自分でアピールしにくるので褒め忘れないかもしれませんが、おとなしい子やクールな子などは何もアピールをしないかもしれません。
トイレトレーニングが完璧にできるようになっても、トイレで排泄ができたときは褒めてあげてください。
しほ先生は、訓練中の生活のさせ方や忘れてはいけない基本的な犬との接し方というのも、とても大切だと考えられています。
どうしても、しつけやトレーニング、問題行動に注目が行きやすいので、その対処法とか直し方とかしつけし直す方法といった情報が求められますし、質問されますが実は普段の生活でどう接するかどうかというのも非常に大切です。
だから、イヌバーシティには方法やコツ、テクニカルな部分を教えるコンテンツも充実していますが、それだけじゃなくて生活や接し方、子犬のしつけの考え方とか、犬の学習方法といったコンテンツも丁寧に解説されています。
こういった犬についての理解を深めて根本的なことを理解しておかないと、イレギュラーなことが起きるともうそれに対応できないという状態になってしまいます。
わからないことは今はネットでいくらでも調べられますが、その都度調べると書いている人がばらばらなので一貫したしつけ方法ではありませんし、考え方も統一させることができません。
ネットの掲示板で聞くなんて、何の責任もない書き込みなので「そんなことしちゃダメー!」という方法をすすめている人がざらにいて恐ろしくなります。
だいたい、色々なやり方が出てくるのでどれを信用したらよいのかもわかりません。
愛犬を短期間にちゃんとしつけをしたいのであれば、最初からイヌバーシティのやり方でしつけをしてしまったほうが間違いがありませんし、考え方や態度が一貫して行えるので本当におすすめしたいしつけ方法です。
今回のケージの外でも失敗しない子犬のトイレトレーニングを見ていただいてもお分かりのように、子犬のペースを待つこともなく的確にトイレで排泄をすることを教えられていて、トイレができた子犬に対して褒めたり遊んだりといったご褒美でやる気を起こさせて、自然な形で子犬のやる気スイッチを入れているんですね。
長期化しないで最短で教える方法ですから、飼い主さんのストレスも最小限で済みます。
そしてしほ先生の指示通りにやるだけでしつけが全般できるようになり、その頃には健全な主従関係も築けている…
まだ子犬で、これからしつけをしていくという方、ちょっと愛犬の行動に心配がある方、どのしつけも最短で完璧に行ってしまいたい方は、ぜひイヌバーシティを実践してみていただきたいと思います。