エリちゃん
わんこ先生
犬が特定の家族に吠える理由はコレだった!
家族で飼っている犬が、特定の家族に対してだけ吠えてしまうことがあります。
「あまりお世話をしてあげていないから吠えられるのかな~」と考えることが多いかもしれませんが、犬が特定の家族にだけ吠えたてるのはもう少し深刻な理由が考えられます。
- 主従関係が全くできていない
- 家にいる時間が短くて犬が家族と認識できていない
- 犬が苦手なお世話をすることが多い
- 嫌なことをされトラウマになっている
- いつも犬がやられて嫌なことをするので警戒している
どうですか?どれか思い当たるものはありましたか?
1つ1つどういう状況なのか、簡単にシチュエーションも合わせてご紹介していきます。
主従関係が全くできていない
主従関係が全くできていない家族に対しても吠えることがあります。
「しつけを主に担当しているわけじゃないから…」「しつけをしているのは別の人だから…」
だから愛犬と関係を築かなくても良いかというとそれは違うんですね。
犬は群れのリーダーを認識してその人に対して従うという本能がありますが、家族全員を順位付けしているかは疑問だと言われるようになっています。
よく「自分よりも順位が下だと認識した家族に対して吠える」というふうに言われてきましたが、リーダー以外の家族を全員順位付けをしているというより、家族一人ひとりと犬との関係が大切だと考えられる傾向になってきました。
しつけの考え方やしつけの方法も時代とともに変わっていっているということです。
まだまだ日本では、家族に順位付けをしているとか、犬に順位が上だと誤解させてはいけないといった「上下関係を教えるしつけ方法」というのが根強く残っていますが、世界的に見ると上下関係ではなく信頼関係を築くのが正しいしつけ方法という考えになっています。
家族は「全てのトレーニングをしないといけない」わけではありませんが、信頼関係を築くことができるトレーニングを家族全員が行うことで、犬は信頼できて一緒にいて安心していられる人が周りにたくさんいるという状態になりますから、さらに安心して快適に生活ができるようになります。
犬とのトレーニングをしたことがなければ、犬を的確に褒める機会も少なくなりますので、犬と良い関係を築くことがむずかしくなってしまいます。
私が言う主従関係というのは「上下関係」とは違うものです。
主従関係というのは、犬は一緒にいて安心していられる強いリーダーに従いたいと思う動物なので、犬にとって安心できて従いたいと思われる関係を作るということです。
だから、上下関係と違って力で抑え込んだり、厳しく接して犬を人間よりも上だと勘違いしないように言うことを聞かせるといったものではありません。
順位の上下というよりも、信頼関係が全く築けていない家族に対しては、犬もどうして良いのかわからずに警戒して吠えてしまうことがあります。
犬との信頼関係はリーダーだけが築けば良いと考えるのは少し違うということがお分かりいただけると思います。
確かに、リーダーが正しく主従関係を築けていればしつけはできますし、犬をコントロールできる人がいるということなので問題はなさそうに思えます。
でも、私が10年以上運営している犬のサイトでも同じような相談をよくされますが、吠えるだけじゃなくて主従関係を築けていない相手にはだんだんと攻撃的になってきて噛むようになってくる確率が非常に高いです。
最初は特定の家族にだけ吠えるところから始まりますが、犬の行動というのはどんどんエスカレートしていくので、吠えるだけじゃなく噛むようになることはとても良くあることなんですね。
犬の警戒心はどんどん強くなっていくので、「近寄らないで!」という意味で吠えていたけどそれでもだめなら噛むという行動になります。
特定の家族に吠えている場合、その家族も犬に信頼してもらい、信頼関係を築いておかないと、いつか吠えられるだけじゃなくて威嚇されたり噛まれたりする可能性が非常に高いということです。
私もご家族が吠えられて困るというご相談をいただきますが、その場合はそのご家族にもしつけに参加していただけるようにお願いをします。
ただ、そういう場合はたいていご家族はそれぞれ大変忙しく、しつけについて勉強する時間はとれない場合がほとんどです。
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吠えられてしまうご家族も、これからまだまだ長い間愛犬との生活は続いていきます。
自分だけ吠えられてしまうことで、愛犬に対して愛情を感じられなくなったり、犬という動物を嫌いになってしまうかもしれません。
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家にいる時間が短くて家族と認識できていない
1人で犬を飼っている場合は、お仕事でお家を留守にしたとしても飼い主さんを群れの一員だと認識しますが、他の家族といる時間が長いのに、1人だけお仕事などで家にいる時間が極端に短い場合はその人を群れの一員だと認識しにくくなってしまいます。
それでも、帰ってきたら少しでも遊んでくれるとか、お休みの日はお散歩に連れていってくれたり、家族全員で一緒に出掛けたりすれば十分家族の一員だと認識することができます。
ただ、お休みの日もお仕事に行くことが多かったり、家を空けていたり、犬の世話を全くしないとなると、犬はその人を群れの一員ではなく、たまに来る部外者として認識してしまうことがあります。
そうすると、自分のテリトリーに侵入してきた部外者としてその人に警戒して吠えてしまいます。
犬が苦手なお世話をすることが多い
犬はごはんやお散歩は大好きですが、シャンプーをされるのが苦手だったリ、病院へ行くのが嫌いという子は多いものです。
例えば、普段は遊ぶことも犬のお世話も全くしないから、シャンプーや病院へ連れていくときだけはせめて頑張ってやるという「犬が苦手なお世話をすることが多い人」に対しても、犬は「嫌なことをする人だ!」と学習してしまうためその家族に対しては吠えるようになることがあります。
この場合は、警戒して吠えているのと、少し攻撃的な気持ちで吠えていることが考えられます。
ただ、いくら苦手なお世話をすることが多くても、信頼できる相手であれば吠え続けるということはありません。
苦手なお世話を担当することが多い人は特に、愛犬としっかりと信頼関係を築いておく必要があります。
イヌバーシティのしつけ方法は、基本的なトレーニングをするだけで愛犬と信頼関係が築けるようなトレーニング方法になっているというところも私がおすすめしている理由の一つです。
信頼関係という目に見えないものを築くというのはとても難しいですし、ただ優しくすれば信頼関係を築けるというものでもありません。
一番難しい信頼関係を築くということがとてもスムーズに進められるというのがイヌバーシティをおすすめしたい大きなポイントです。
「イヌバーシティって良さそうだけど…うちの子に必要なのかな?」と、少しでもイヌバーシティにご興味を持っていただけたら、実際に実践した飼い主さんからいただいた感想や、実践するメリットをご紹介しているので、ここをタップして先ほどの記事をご覧になってみてください。
嫌なことをされトラウマになっている
犬は人間よりも恐怖を感じやすいと言われています。
脳の前頭葉という部分で、怖いと感じることがあっても緩和させようと働くんだそうですが、犬はその前頭葉が小さいためダイレクトに恐怖を受けてしまうと言われています。
だから人間にはわからないようなことで恐怖を感じているんですが、叩かれたとか蹴られたといった体罰を受けたことがあったり、急に大きな音をさせて驚かされることが多かったり、家庭用打ち上げ花火などをして恐怖を感じた場合、嫌なことをされてトラウマになっている可能性があります。
犬は、そのトラウマの原因を作った人を覚えているので、その家族に対してだけ吠えることがあります。
思いがけずに音がしてしまって驚かせた場合などは、犬が落ち着けるように近くにいて体をなでるとか、驚かせたお詫びに美味しいおやつをあげるなどのフォローをすればいつまでもその家族に対して吠えることはありません。
でもしつけとして叩くとか、犬が驚く様子が面白いからとわざと驚かすなどの行為をするとその家族に対して恐怖を抱きます。
恐怖の気持ちと、また怖いことをされるのでは?という警戒の気持ちで特定の家族に対して吠えるようになります。
いつも犬がやられて嫌なことをするので警戒している
後でご紹介しますが、「犬にはやられて嫌なこと」というのがあります。
犬がやられて嫌なことをしやすい家族に対しては信頼ができないので吠えてしまいます。
もちろん、悪意があってやっているわけではないと思いますが、「その姿がかわいいから」とか「ちょっと面白いから」というふざけ半分でやってしまったことも、犬にとっては嫌なことをする人と認識してしまいます。
本来、犬にはカーミングシグナルと言って、相手や自分を落ち着かせるためのしぐさをして興奮を抑えようとするんですが、カーミングシグナルが追い付かないほどに犬にとって嫌なことをしてくる家族に対しては吠えるようになります。
犬が特定の家族に吠えるのは嫌なことをされるから!
犬は言葉で説明ができないから、犬がどう感じとるか?どう学習するか?によって家族に対する行動が変わり、例え家族に対してでも警戒して吠えてしまうんですね。
犬は私達が思っている以上に繊細な動物です!
犬に警戒されることが無いように、次は犬がやられて嫌なことについて見ていきましょう。
犬は犬社会のルールを無視した行動をされたり、犬が苦手な行動をされる相手を非常に警戒し、無意識にでも犬が嫌だと感じることを多くしてしまう家族に対して吠えてしまうことがあります。
- くわえているものを無理矢理取り上げる
- いきなり体を触ってくる
- 目を合わせてそらせることをしない
- 追いかけてくる
犬が特定の家族に吠えるのはくわえているものを無理矢理取り上げるから
犬社会では、「一度くわえたものはその犬の物」というルールがあります。
野生時代に群れで行動していた時に、無駄な争いを無くすためのルールだったんでしょうね。その名残が残っていて、犬がくわえたものを無理矢理取られることを嫌がります。
どうしても遊ばれたら困るものをくわえていた場合は仕方がないので取り上げるしかありませんが、このルールを知らずに犬がくわえたものを取り上げてばかりいたら犬はその人を信頼することができなくなります。
犬が特定の家族に吠えるのはいきなり体を触ってくるから
いきなり犬の体を触るのもルール違反です。
犬社会では、まず相手のお尻のにおいを嗅いでお互いに挨拶を済ませてから遊んだりじゃれたりを始めます。
まずは犬に自分のにおいを嗅いでもらい怪しいものじゃないと納得してもらうという挨拶をしてから体にさわるのがルールです。
初対面じゃなくても、数回しかあっていない相手だと初対面と同じようなものなので、犬が気を許している相手でなかったらできるだけ挨拶をしてもらうと吠える可能性が低くなります。
犬が特定の家族に吠えるのは目を合わせてそらさないから
犬社会では目をそらすのが正しいルールです。
人間だと目をそらすと「何かやましいことでもあるの?」とか「ちゃんと目を見て人の話を聞きなさい」と言われるものですが、犬の社会だと目をそらさないことは相手に敵意があると言う表現方法です。
犬が自分から誰かに近づくとき、その相手に友好や服従の気持ちがある場合は円を描くように近づいてきます。
これは犬にとって最大の弱点であるわき腹を相手に見せることで、「あなたを攻撃する意思はありません」と意思表示し攻撃しないでほしいと訴える犬社会のルールです。
犬社会では目をそらさないということは相手を強く警戒し、攻撃するタイミングを狙っていることを意味するので、じーっと目を見られていると、犬は「この人は自分に敵意がある?」ととられ警戒して吠えられてしまいます。
犬が特定の家族に吠えるのは追いかけてくるから
犬は追いかけることは好きですが、追いかけられることは好きではありません。
これも野生時代の名残で、追いかけられるというのは捕まったら捕食されてしまうかもしれないので命の危険を感じる行動です。
追いかけられるとパニックになってしまう子もいるくらいで、追いかけてくる人に対して恐怖を覚えてしまいます。
恐怖を感じたり警戒されるとその人に対して吠えやすくなるので、犬は追いかけないようにしてください。
※大人になると犬を追いかけようとはあまり思わないと思いますが、小さい子は遊びたくて追いかけてしまいがちなので注意が必要です。
犬の苦手な行動とは?
- 正面から近づく
- 大きな声を出す
- 大きな音を立てる
- 雑に扱う(乱暴)
犬が特定の家族に吠えるのは犬の苦手な行動を無意識にやってしまっていることが考えられます。
犬は人の態度や表情を読み取って人間の気持ちを察することができる動物です。とても繊細な神経を持っているんですね。
正しい主従関係が築けていれば、安心できるリーダーの近くで生活できるので比較的気持ちも穏やかにいれますが、リーダーが傍にいないときは周りを警戒しています。
犬は本来、繊細な神経を持っている分、雑で乱暴な行動をされるとその乱暴な行動をする人に対して緊張します。
大きな声でしゃべったり、急に大きな声を出したり、何かを落として大きな音を出したり、ドアなどをバタン!と閉めたり、犬に対して荒っぽい接し方をして雑に扱うといった粗暴な行動をとる人に対して常に緊張して警戒してしまうんですね。
また正面から目を合わせたまま近づいてくるのは、犬にとっては自分に敵意を感じている人が近づいてくることなので臨戦態勢をとろうか迷うレベルで非常に緊張度が高い状態です。
先ほどの目をそらさないの部分でも触れましたが、正面から自分と目を合わせながら近づいてこられると犬は非常に緊張度が高くなるので、威嚇として吠えやすくなります。
犬の緊張は続くとそれが強い警戒になるので、犬が苦手な行動をとりやすい特定の家族に対しては吠えるようになる可能性が高くなります。
性成熟期の敏感な時は要注意!
小型犬だと生後6~8か月、大型犬だと生後8~10か月頃になると性ホルモンによって生殖器が発達してメスが発情をする時期を迎えます。
発情期前期・発情期を合わせて平均20日前後あり、そのあとに2~3か月の発情後期がありますがこの間のメスはとてもデリケートな状態になります。
やはり性ホルモンの分泌が不安定になるため、情緒が落ち着かなくなり、怒りっぽくなったり急に攻撃的な行動をとる子もいます。
そしてメスが発情している間に分泌する性ホルモンのにおいを嗅いでしまったオスは発情して頭の中が交配のことでいっぱいになり、我を忘れてコントロールがきかなくなることがあります。
どちらも、性ホルモンによる正常な行動ですが、発情中の犬は普段吠えないような家族に対しても吠えることがあるということは覚えておいてください。
発情による行動は避妊や去勢の手術によってなくなります。
特のオスは去勢を行うことで縄張り意識や優位性の主張がぐっと減るので、吠え対策としても効果があります。
相手別!犬が特定の家族に吠える理由
犬が特定の家族に吠える理由を見てきましたが、今回は特定の家族を「子供編」「男性編」「祖父母編」に分けてそれぞれの理由を探っていきたいと思います。
あなたのお家の場合と照らし合わせて見てみてください。
犬が特定の家族に吠える~子供編~
犬が子供に対して良く吠えてしまう場合に考えられる理由は、子供特有の行動にあります。
- 突然甲高い声を出す
- バタバタ走り回る
- 予測不能の行動をする
このような行動に犬は驚いてしまうのでどうしても苦手だと感じることが多いですが、その他に小さい子はどうしても犬と一緒に遊びたいと思うと犬を追いかけ回してしまいがちなんですね。
他にも子供はいきなり犬を抱こうとしたり撫でようと体に触ってきます。
あと、子供には体全身からあふれ出すエネルギーがあります。犬はそのエネルギーに触発されて、興奮しやすくなるので、興奮のあまり走り回ったり吠えたりすることがあります。
子供と犬を遊ばせるときは、まずは親が犬のトレーニングを積んでしつけをしっかりし、主従関係を築いて犬をコントロールできるようになることが先決です。
しつけができても、いきなり子供と勝手に遊ばせるのではなく、親が子供に犬との接し方を教えながら遊ばせるようにしていきましょう。
犬が特定の家族に吠える~男性編~
犬は女性に対してよりも男性に対しての方が警戒心が高くなります。その理由として
- 声が低いので叱られたと感じやすい
- 体が大きくて威圧感を感じやすい
- 笑顔が少ないので機嫌悪いと思われやすい
- 犬に対して支配的な行動をとりやすい
- 動作が荒っぽくて攻撃的だと思われやすい
ということが考えられます。
ごめんなさい!もちろんすべての男性に対することではありませんし、とても優しく犬に接している方も多いと思います。
お父さんを家族のリーダーとしてとらえてお父さんの指示には必ず従うという犬だってたくさんいるのは存じていますm(__)m
ただ、男性は比較的声が女性よりも低いことと、ご飯のお世話を女性がしていることが多いことなどがあって、お母さんよりもお父さんに吠える確率が高いかもしれません。
犬はゆったりとした行動をとる人が好きなので、リラックスをしているときにゆったりと体をなでてあげたり、夜のお散歩はお父さんが行くようにしたり、短い時間でいいので、主従関係を築くトレーニングを1日に1回はするなど犬との楽しい時間を持つようにしてください。
犬に話しかける時は、穏やかに話すことを心がけるだけでも変わってくるかもしれません。
何よりも犬という動物を飼い主の観点で知ることも重要なことです。
イヌバーシティなら、通勤などのすきま時間にスマホで視聴することができるので犬への理解がグンと深まり短い時間でもしっかりした主従関係を築くことができます!犬に吠えられているならとてもおすすめです。
犬が特定の家族の吠える~祖父母編~
犬が同居しているおじいちゃんやおばあちゃんに吠えてしまうのにも特有の理由があります。
- 叩いてしつけをしていた世代
- 人間の食べ物をあげていた世代
- 犬は外飼いが基本だった世代
- 男はむやみに笑わない世代
- 体に痛みが出る世代
犬を取り巻く環境は日々変化していっていますし、視点も常識も変わっています。
おじいちゃんやおばあちゃんの世代で常識だったことが、今では違うということがたくさんあるんですね。
そして長年それで良かったものや常識だったことに対して、おじいちゃんおばあちゃんは柔軟に対応することがむずかしいという問題もあります。
上にあげたものは、今の常識ではいけないことですが、おじいちゃんおばあちゃんの世代の人にとっては常識だったことばかりです。
だから、いけないと言われたとしてもついご飯を食べたがったらこっそりと自分のご飯をあげてしまったり、犬が悪いことをしたと思うと叩いてしまう可能性があります。
すると、要求吠えが激しくなったり叩かれる恐怖や警戒から吠えてしまうこともあります。
犬は外で飼うもので、番犬だと思っているようだと、犬を家族と思えずにぞんざいに扱ってしまったり、あまり笑顔にならないおじいちゃんなどは厳しい表情が怖くて警戒して吠えてしまうことも考えられます。
最後の体に痛みが出るというのがちょっと盲点かもしれません。
後ですべて詳しくご紹介していきますが、犬には嫌いなにおいというものがあります。その中で嫌いだと思う匂いに「湿布やサロンパスのにおい」というのがあるんですね。
おじいちゃんやおばあちゃんが、腰や足などによく湿布をしている場合、そのにおいが嫌で吠えてしまう可能性もあります。
犬がおじいちゃんやおばあちゃんなどに吠えてしまう場合は、ゆっくり歩きながらお互いの距離を縮めてもらうためにお散歩に連れていってもらうのも良いかもしれません。
その時にも、いきなりお散歩をお願いするのではなくて、犬にリーダーだと認められている人とのお散歩に何度かおじいちゃんやおばあちゃんも一緒に行ってもらって、徐々に慣らしてからお散歩をお願いするようにしてください。
犬が特定の家族に吠えるのはそれが原因?嫌いなにおいとは?
犬はとても良い鼻をしているのはご存知だと思いますが、犬の嗅覚は人間の1億倍とも言われています。
この臭いの嗅ぎ分けの能力を使って、警察犬や麻薬探知犬として働いてくれていますよね。
私たちではわからないにおいに反応できるということですが、私たちでも感じるにおいだったら犬はもっと強くにおいを感じているということです。
もしそれが、犬の嫌いなにおいだったら…
そんなにおいを発生させている家族に対して吠えてしまうことは十分考えられます。
犬が嫌いなにおいは主に人工的に作り出されたにおいと刺激のあるにおいです。
- アルコール
- たばこ
- 酢
- 柑橘類
- 香辛料
- 揮発性の高いもの(マニキュア・ガソリン・消毒液)
- 科学的に作られたもの
- シソ科の植物
これらのにおいを犬は嫌います。
アルコールに対して犬はとても弱く、においを嗅いだだけでフラフラになってしまいますし、ペロッとひとなめしただけで酔ってしまいます。
お酒を飲んでアルコールぷんぷん状態の人が犬にあまりちょっかいを出すと犬からとても嫌がられてしまうでしょう。気をつけてください。
タバコに関しては、副流煙を吸ってしまうとアレルギー性鼻炎になってしまうこともあるそうです。
タバコのにおいそのものを犬は嫌いなので犬の近くでタバコを吸うのは控えたほうが良いでしょう。
酢は人間が嗅いでもむせてしまうくらい刺激臭を発しています。犬にとってとても嫌いなにおいですから、お酢を薄めてしつけスプレーとして使うこともあるようです。
私はお酢のスプレーなど、犬が嫌がることをしてしつけをすることはあまり賛成できませんが、散歩をしているよその犬が自宅の前でおしっこをするのをやめさせたいというときなどはスプレーを吹きかけておくと立ち止まらないのでおしっこ防止に使えますね。
人間にとってはとても好まれるにおいの柑橘類ですが、犬にとってはこれも刺激が強いにおいになります。
皮をむいたときに目に入るとしみますよね?それが柑橘類の刺激である柑橘精油で、この精油が犬にとって刺激となるにおいだそうです。
お料理に使う香辛料ですが、コショウ・山椒・八角・タバスコ・唐辛子・チリパウダーなど、スパイシーなにおいも犬にとっては刺激の強いにおいです。
お料理をしているときにはキッチンには入らせないように気をつけたほうが良いかもしれません。また、お料理中でこういった香辛料を使った後はちゃんと手を洗ってから犬に触るように気をつけてください。
揮発性の高いものというのは、ガソリンや消毒液ですが、マニキュアのにおいも犬はとても嫌がります。
マニキュアをつけている時は人間でも「換気してる?」と言いたいくらい強いにおいが出るので犬がよりついてこないかもしれませんが、マニキュアをつけた後の爪からもにおいはします。
もしもマニキュアをつけるととたんに犬が来なくなったり、吠えられるようだとマニキュアのにおいを嫌がっているのかもしれません。
先ほどご紹介した湿布やサロンパスは科学的に作られたもののカテゴリーになります。
そのほか、痒み止め・香水・芳香剤・整髪スプレー・虫よけスプレー・殺虫剤などが科学的に作られたものです。
夏など、お散歩に行く前につける虫よけスプレーは犬の近くでスプレーをしないようにしたいものです。
動物病院にもよりますが、待合室にも薬品のにおいが充満しているような動物病院は、処置の怖さに加えて嫌いなにおいがいっぱいするので嫌がっているのかもしれません。
ガーデニングを楽しむ方などは、犬に掘り返されないように道路側にシソ科の植物を植えるんだそうです。
シソ科の植物というと、タイムやラベンダー、セージなどで、やはりこれも人間にとっては良い匂いなんですが、犬にしたら嫌いなにおいの1つなんだとか。。。
もしもお部屋のにおいが気になる場合は、ラベンダーなどの乾燥ポプリや芳香剤でにおいを足すのではなくて、消臭効果があって無臭のタイプの消臭ビーズなどにするのが無難でしょう。
においに関しては普段の生活であまり敏感にならなくても良いとは思いますが、犬が理由もわからない状態で特定の家族に吠える場合は、犬の苦手なにおいがしていないかチェックしてみるのも一つの方法です。
犬に吠えられないための対処法
犬が特定の家族に対して吠えるという状況は困ることが多いと思います。
犬に吠えられる家族からしたら、犬を「かわいくない!」と思ってしまうかもしれませんし、犬にイライラしたとしても仕方がありません。
だからって、犬が吠えないように安易に無駄吠え防止首輪などを使うことはおすすめしません。
犬が飼い主に吠える理由の記事で詳しくご紹介していますが、着ければ簡単に吠えなくなるわけではなく、犬に相当強いストレスを与える結果になり、それでもうまくいかないこともあります。
犬からの信頼や愛情を失いかねません。
それならば、根本的な問題を解決して犬が特定の家族に対しても吠えたいと思わなくなるようにしていってもらいたいと思います。
犬に吠えられないためには、これまでご紹介してきた犬に嫌われる行動はしないように注意し、犬に嫌われるにおいもさせないようにすることが第一歩です。
優しく笑顔でゆったりした態度で話しかけたりなでたりしてあげるということを常に気にしてもらえたら、犬との距離もだいぶ近くなると思います。
あと、犬が好きな分野のお世話を担当するのも早く吠えられなくなる方法として効果が高いです。
- お散歩に連れていく係になる
- ご飯をあげる係になる
ご飯をあげる係になったら、ご飯をあげる前に必ず「オスワリ」のコマンドをかけて、従ったら褒めるを徹底してやるようにするとグッと関係が変わってきます。
オスワリだけでご飯をあげないように注意してくださいね!
ここで大切なのはあとの「褒める」という部分ですから、大げさに褒めてからご飯をあげるようにしてください。
犬との主従関係を築くための大切なトレーニングの一つにホールドスチルがあります。
ホールドスチルがちゃんとできるようになると、犬に吠えられることはかなり少なくなります。
最初はリーダーが犬にホールドスチルのトレーニングをしている傍にいてもらうところから始めてください。
吠えられてしまう家族が最終的にはホールドスチルができるようにしたいんですが、最初は犬も抵抗して暴れてしまうことが予想されます。
暴れる犬に対するホールドスチルは少しコツがいるので、イヌバーシティを見ながらコツをつかんでもらってからやると自信を持ってスムーズに行うことができます。(イヌバーシティでは暴れる子犬に対してホールドスチルのコツを解説してくれているので非常にわかりやすいと思います。)
そして、イヌバーシティがあるのでしたら、犬との接し方や遊び方、犬の習性などの動画を吠えられている家族に見てもらうといいです!
何かをしながら聞いているだけで犬に対する理解が全く変わるので、ながら時間やすきま時間で良いので、聞き流してもらえるよう頼んでみてください。
飼っている犬に吠えられる家族は、このままだと本当に犬のことが嫌いになってしまう可能性が考えられます。
でも、吠えられるから関わらないのではなく、積極的にかかわることで関係を改善することができると思います。
リーダーはそのフォローもしていく必要があるので、ぜひご家族みんなで犬が特定の家族に対して吠えないように取り組んでもらいたいと思います。
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犬が特定の家族に吠える理由~最後に
最後までお読みいただいて本当にありがとうございございました!
ここまでお読みいただいたあなたは、「何もしなくても勝手に仲良くなるだろう」なんて楽観的に思わない責任感の強いリーダーだと思います。
だいたいの犬の気持ちやどう思っているのかがわかるくらいの関係になっていたとしても、突然特定の家族に吠えるようになったら困惑してしまいます。
こういうときに必ずと言ってもいいくらい言われることは、「犬から下に見られているから吠えられるんだ」ということです。
犬と築いていくのは上下関係ではなく主従関係です。
吠えられる家族は、下に見られているのではなく、今のところイマイチうまく犬との間に主従関係を築けていないのでは…?ということです。
主従関係を築くというと難しいと思われてしまいますが、方法がわかればそれを正しく行っていくだけなので、何も難しいこともありませんし、大変なこともありません。
現代人は忙しくて時間がないですし、おっくうだと思われてしまうかもしれませんが、イヌバーシティならテレビやラジオを聞く感覚で、好きな時に好きな場所で動画を見てもらえるので、忙しい方には特にぴったりです。
一つあれば家族全員で視聴することが可能なので、とてもコスパが良いですし、今後犬のしつけで悩むこともなくなるので、ぜひこの機会に手にしてもらいたいと思います。
初めての方にお手続きのご不安を解消させていただくために「ご購入までの流れ」をご用意しております(^^)