子犬の夜泣きはいつまで?【無視は間違い!?】夜泣き解消マル秘技

子犬 夜泣き いつまで

エリちゃん

まだ迎えて間もない子犬が夜泣きをして困っています。子犬の夜泣きはいつまで続くのでしょうか?

わんこ先生

子犬の夜泣きがいつまでも続いている場合、ただ様子を見ているだけじゃなかなか直りません。正しく対処して飼い主さんも子犬もしっかり熟睡できるように対策をしていきましょう!

子犬の夜泣きはいつまで続くの?

子犬大変最初に申し上げてしまうと、子犬の夜泣きがいつまで続くのかは、飼い主さんの育て方次第といえます。

犬の性格というのは、持って生まれた性質と子犬の時の環境や育てられ方によって決まっていきますが、まだ迎えて間もないくらいの子犬は、持って生まれた性質が色濃い状態です。

ですので、元々甘えんぼうの子や臆病な子、物怖じしやすい性質を持っている子が夜泣きをしやすいと言えます。

子犬の性質を知っておくことは今後しつけを行っていくうえでもポイントとなりますから、まずは「どういう性質気味の子犬なのかを知れた」とポジティブに考えて行きましょう。

そして子犬を迎えるために飼い主さんは色々と準備をされていると思いますが、その環境や飼い主さんの犬に対する知識や経験の量によっても子犬の夜泣きをする期間は変わってきます。

迎えた初日だけ夜泣きをする子もいれば、4~5日で新しい環境に慣れたころに夜泣きが止む子もいますし、何か月たっても夜泣きが直らない子もいます。

逆に最初は夜泣きをしなかったのに、お家に慣れたら夜泣きが始まったというパターンもあります。

現在、いつまでも夜泣きが直らないとお困りでしたら、飼い主さんが何らかのアクションをとることが必要になっている状態なので、これからご一緒にチェックをしていきたいと思います。

環境と対処法をチェックしていく前に、子犬の夜泣きをいつまでもさせないために重要なポイントをご紹介していきますので、見直してみてください。

子犬の夜泣きをいつまでもさせないためには

迎えて間もない子犬と、迎えてから2~3か月以上たった子犬では重要なポイントが少しだけ違う部分があります。

まず、迎えて間もない子犬に対しては、

  • 子犬を安心させること

迎えてから2~3か月以上たった子犬に対しては、

  • 病気ではないこと
  • しつけの進み具合

がそれぞれ重要なポイントになってきます。

迎えてから数か月たった子犬の飼い主さんにも見返してもらいたいことが含まれているので、子犬を安心させることから見ていきましょう。

子犬を安心させること

子犬を安心させてあげるために私達ができることは

  • 安心できる環境にしてあげる
  • しつけを始めていく

この2点です。

この時点で、いつまでも夜泣きをさせないための対策として安心できる環境というのはわかるけどしつけを始めるというのはちょっと納得ができないかもしれませんので、それぞれの解説をしていきたいと思います。

子犬はとても生活パターンが乱れやすいです。

新しい環境になったことで、以前にいた生活パターンとも違いますし、ペットショップから購入した子犬だとしたら、ショップにいたころの生活パターンはグチャグチャでしたので、子犬に合った生活のパターンに直していってあげないといけません。

子犬をお家に迎えたら、子犬の可愛い姿を見たいと思うでしょうし、すぐにでも家に慣れるように自由にしてあげたいでしょうし、子犬と戯れたいと思われるでしょう。

どれもお気持ちとしてはわかりますが、そのお気持ちはグッと我慢してもらって、まずは安心できる環境を提供して今までにかかっていた(移動なども含め)ストレスから解放して疲れなども取れるようにしてあげないといけません。

ここで必要になってくるのが、子犬に対しての正しい知識です。

なぜ子犬を安心させるために「子犬に対しての正しい知識」が必要なのかというと、人間がよかれと思って整えた環境が子犬のためには安心できない環境であることが多々あります。

これから必要となってくるしつけに関しても、子犬が安心して人間社会で暮らせるために行うことになりますので、しつけに関することを含めると子犬を育てる上で正しい情報を得るというのが必須になります。

犬の習性や犬の接し方・遊び方・ダメの伝え方など知るべき知識はたくさんあって、もちろんしつけとしてのトレーニング方法なども知っておく必要が出てきます。

子犬の正しい飼い方・育て方を早い段階で知れるかどうかで、今後子犬とどのような生活を送ることができてくるのか雲泥の差が生じるということを覚えておいていただきたいと思います。

子犬に対する正しい知識を知っていれば、子犬の生活パターンもおのずとわかりますし、どういった環境が安心できるのかわかります。

次の「しつけを始めていく」もそうですが、子犬は迎えた初日からしつけを始めていかないといけません。

「安心できる環境を与えて疲れをとってあげて」と言っているのに、「初日からしつけをしろ」と言っていることに矛盾をお感じになるかもしれません。

このしつけというのはトイレトレーニングのことなんですが…

ここまでで、矛盾をお感じになったり、具体的にはどうすんのよ!と思われた方もいらっしゃると思います。

でもそう思われた方は、むしろ運が良いかもしれません。

  • 子犬の生活パターンの整え方
  • トイレトレーニングがたった2週間で完璧になる方法
  • 子犬に信頼されるしつけ方法
  • やるだけで素晴らしい主従関係を築けるトレーニング方法
  • これから出てくるであろう甘噛みの対処方法
  • スムーズにしつけが入るために知るべき犬の学習方法
  • 子犬の成長と、するべきしつけの順番
  • 犬に伝わりやすい「ダメ」の伝え方

本来子犬を飼う方には全員これらの知識が必要だと思います。

この知識があれば、今後の子犬との生活に迷いや悩みが無くなるので本当にしつけがスムーズに進みますし、飼い主さんも余裕を持って子犬を育てていくことができます。

すでに子犬の夜泣きでお悩みになられているかもしれませんが、今後他にもお悩みになることが起こってきます。

子犬を飼った多くの飼い主さんがお悩みになっていることというと

  • トイレのしつけがなかなかできなくて粗相の掃除に追われる
  • 甘噛みがひどくて本気で噛むようになってきた
  • チャイムの音に吠え、来客に吠え、要求で吠える
  • 狂ったように暴れまわって色々破壊する
  • やんちゃを通り越して手に負えない
  • いうことを聞かな過ぎてしつけどころじゃない

などなど、他人ごとではなく本当にたくさんの飼い主さんが育犬ノイローゼになるほどお悩みになっています。

でも、子犬に対する正しい知識を知っていたら、楽しいはずの子犬育てを苦痛極まりないものにせず、夢に描いたような愛情いっぱいの楽しい子犬との生活にすることができます。

本当に知っていたか知らなかったかで、天と地ほどの差ができてしまうんですね。

欧米ではペットを飼う前に講習を受けることを義務付けている国もありますが、日本では何も知らない人でも犬を飼えてしまうので、あとで大きな苦労を強いられることになるケースが非常に多いです。

そこで、私はいつも子犬を飼い始めた方からご相談をいただいたときには、正しい子犬に対する知識をつけていただくためにイヌバーシティというしつけ教材をご紹介します。

イヌバーシティの内容をしっかりご視聴いただいて知識を深めていただくと、子犬をどうやって育てていけばよいのかがわかり、生活パターンの整え方も実際のトレーニングのやり方もどうやってしつけをしていけばよいのかもわかります。

しかも、イヌバーシティの通りにトイレトレーニングを行っていただくと、2週間でトイレを完璧に覚えさせることができますし、実はそもそも夜泣きをしないようにできるんですね。

イヌバーシティ流の具体的な方法をここで書いてしまうとコンテンツの内容になってしまうためできませんが(一般的な対策方法は後ほどご紹介しますのでご安心ください)、「夜泣きの対策」だけに目を向けるのではなく、今後の子犬との生活全般で考えていただいた方が、結果的に夜泣きも無くなるししつけもスムーズにできるようになります。

いつまでも子犬の夜泣きに睡眠時間を削られるということもなくなるということです。

  • 子犬をお利口さんに育ててあげたい
  • 育犬で苦労をしたくない
  • 子犬と楽しい生活をしたい
  • 子犬にストレスをかけないように育ててあげたい

このようにお考えの方は、イヌバーシティをご検討なさってみていただきたいと思います。

もちろん、迎えたばかりではなく、数か月たっているという方にとってもお知りいただいておいた方が良いことが盛りだくさんの内容になっています。

私は今まで、子犬についてのお悩みのご相談を受けたときはなるべくイヌバーシティで犬に関する正しい知識を得ていただいて、イヌバーシティの子犬と信頼関係を築きやすいトレーニングを行っていただくことをお勧めしてきました。

今までさんざん子犬に手を焼いていた飼い主さんからイヌバーシティを実践してよかったとたくさんのお声をいただいており、みなさん本当に喜んでいただいています。

ご興味をお持ちいただいて、もう少し詳しくイヌバーシティを知ってみようかなと思っていただけましたら、下の記事をご覧になってみてください。

実際に実践した方々の声もできるだけたくさん載せましたので、あなたの愛犬がイヌバーシティを実践することでどのように変わることができるのかイメージしやすいと思います。

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イヌバーシティでは子犬のハウスをクレートにすることを推奨していますが、子犬の寝床をクレートにすると夜泣きの対策にもなります。

夜泣きの対策としてハウスをクレートにするメリットとしては

  • 周りが気にならないので熟睡できるため良質な睡眠をとることができる
  • 狭いところを好む犬の習性にも合い落ち着く空間を子犬に提供できる
  • クレート内では寝る時間とすることで生活リズムをつけやすい
  • 周りの明るさなど昼と夜の環境が変わりにくい

他にもクレートをハウスとするメリットはありますが、夜泣きで考えてみるとこのようなメリットがあげられるでしょうか。

「クレート内では安心して眠れる」と子犬が思うことで、後でご紹介する子犬が夜泣きをする原因となることのほとんどを解消することができます。

クレートだと、寝室に運びやすいので、とても甘えんぼうな子犬だった場合でも対処がしやすいということもメリットだと思います。

子犬の夜泣きをいつまでもさせないためには、子犬の生活パターンを整えて安心できる環境を子犬に与えてあげることが重要だということがお分かりいただけたと思います。

子犬の夜泣きをいつまでもさせないためにクレートをハウスとするメリットはお分かりいただけたと思いますが、具体的な子犬の生活パターンなどはイヌバーシティでしっかりと解説されているので、実際にご視聴いただいた方が安心して自信を持って環境を作っていただくことができます。

「イヌバーシティって良さそうだけど…うちの子に必要なのかな?」と、少しでもイヌバーシティにご興味を持っていただけたら、実際に実践した飼い主さんからいただいた感想や、実践するメリットをご紹介しているのでここをタップして先ほどの記事をご覧になってみてください。

犬をしつけるというのは、犬に人間の言うことを聞かせるために行うものではありません

犬と正しく主従関係を築いて、犬に人間社会でストレスなく安心して生活をしていけるように、その方法を教えてあげることです。

そして犬と主従関係を築くというと勘違いされやすいんですが、上下関係を築くのではなく、犬に主人は自分を守ってくれる頼れる存在だと認識してもらい、主人に従っていれば自分は安心して暮らしていけると思われる関係を築くということです。

正しい主従関係は、犬と飼い主の間に強い信頼があり、犬は飼い主のことが大好き!という気持ちでいっぱいである状態です。

しつけを行うことで、犬と正しく主従関係を築くことができれば、子犬でも夜泣きをすることなく安心してぐっする眠ることができます。

まだ小さい子犬にしつけをしてもわからないでしょ?と良く聞かれるんですが、犬へ行う基礎的なしつけは生後5か月までに終わらせることが望ましいです。

子犬が最もやんちゃになる生後6~8か月の時も、基礎的なしつけが終わっていたら、子犬をコントロールすることができますし、子犬も大好きな飼い主さんが喜ぶ行動を好んで行うので、手が付けられないといったことがありません。

子犬の夜泣きをいつまでもさせないためにご紹介している内容ですが、夜泣きだけじゃなくて今後の子犬の成長や成犬になったときまで繋がることです。

もちろんいきなり難しいしつけやトレーニングをするわけではなく、子犬が楽しみながらできるようなトレーニングをしながらお利口さんにしてしまおうということなのでご安心ください。

他に、良いしつけ方法をご存知ならその方法で行っていただければよいのですが、イヌバーシティのしつけ方法だとトレーニングをしているだけで「子犬に大好きになってもらえて、自然と主従関係が築けてしまう」という大きなメリットがあります。

ご興味を持っていただけたら、一度下のボタンから公式サイトをご覧いただければと思います。

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次の迎えてから2~3か月以上たった子犬に対しての重要ポイントを見ていきましょう。

病気ではないこと

今まで夜泣きをしていなかったのに数か月たってから急に夜泣きをし始めた場合や、なかなか夜泣きがおさまらない時は、病気の可能性も疑ってみてもらいたいと思います。

犬は野生時代を生き抜くために、具合の悪さを隠そうとする習性があります。

成犬になると特に隠そうとしますが、子犬の頃はまだ母犬などに自分の状態を伝えようとする気持ちが強いので、鳴くことで体調の悪さを教えてくれている可能性もあります。

子犬はまだ内臓なども未発達で、抵抗力も弱いため、病気にかかりやすかったり、体調を崩してしまいやすいです。

子犬がかかりやすい病気としては、感染症・寄生虫病・皮膚病・オスは停留精巣もありますし、先天性の病気を持っている場合もあります。

病気による痛みや慢性的なかゆみ、体の違和感、調子悪さなど、程度に差はありますが、何らかの不調があるのかもしれませんので、一応動物病院で診てもらって、夜泣きの原因が病気ではないという確認をしておいてもらいたいと思います。

しつけの進み具合

迎えてから数か月たったということは、子犬は生後5~6か月くらいになっているでしょうか。

子犬は、小・中型犬の場合は生後8か月、大型犬の場合は生後12か月でもう「成犬期」に入ります(成犬になったわけではなく、成犬に向かっていく時期という感じです)。

まだ成犬にはなっていませんが、生後8か月は人間でいうと大学生になった頃と考えてもらうとわかりやすいかもしれません。

子犬は生後4~8か月の間に、順位を気にする時期・恐怖を感じ始める時期・警戒心が出てくる時期などがあり、とくに生後6か月前後は「反抗期」とも受け取れるような行動をします。

必要なしつけを最適な時期にしていくことができれば、早い段階から飼い主さんを信頼できますし、守ってくれる人が分かるので余計な不安を抱くこともありませんから夜泣きもなくなっていくことがほとんどです。

この時期まで、何らかの原因があって夜泣きをしているということは、子犬にも大きなストレスがかかった状態ですから、早く始めないとしつけがむずかしくなっていきます。

でも子犬の場合は頭も柔軟ですので、適切な時期を過ぎていたとしても、正しく行っていけばどんどんしつけが入っていく状況にできるので諦めなくて大丈夫です。

子犬の夜泣きを無理なくやめさせるために、今からどんどん正しいしつけを進めていきましょう。

エリちゃん

子犬にいつまでも夜泣きをさせないためには、しつけも進めていかないといけなかったんですね!

わんこ先生

夜泣きとしつけは一見関係ないことのように思えますが、子犬にとって安心していられる環境を作るためにも、しつけが必要だということをご理解いただけたと思います。

もちろんしつけを進めると言っても、難しいしつけをいっぺんにやらせるということではありません。

子犬でもできるようなトレーニングを始めていき、その中で子犬との信頼関係を育んでいくという感じになります。

あらかじめどのようなしつけをどのくらいの時期に行うのかを知っておくと気持ちに余裕が出ますし、自信を持ってトレーニングを行えるので、子犬も安心して指示に従うという気持ちを育てることができます。

ネットで調べながらの独学でしつけを実践されようとなさっているとしたら…遠回りになって余計な時間がかかってしまったり、しつけその物が上手くできないということにもなりますので、気をつけていただきたいと思います。

子犬が夜泣きをする理由とその有効な対処法

子犬がいつまでも夜泣きをしないためには、子犬に対する正しい知識を身につけて、正しくしつけを行っていくことが必要ですが、現在進行形で夜泣きをしている場合には泣き止ませるために何か有効な手段はないか?とお探しだと思います。

病気ではないことがはっきりしている場合、子犬が夜泣きをしているのは何らかの理由があります。

子犬が夜泣きをする理由と言うと

  • 寂しさ
  • 不安
  • 環境
  • 不足
  • 戸惑い

大きく分けるとこの5つがあります。

今回はイヌバーシティの方法ということではなく、一般的に言われている対処法をご紹介していきます。

子犬が夜泣きをするときの理由とその対処法をご紹介していきますので、あなたの子犬がどの理由に当てはまるのかをお考えいただいて、対処法を試してみてください。

子犬が夜泣きを始める時の時間、様子、周りの環境を観察していただくと理由が推察できると思いますが、夜泣きをする理由は1つと限りませんので、子犬にとってより快適になるように、色々な対処法をお試しいただくと良いかもしれません。

子犬がいつまでも夜泣きをする理由1、寂しさ

子犬が感じる寂しさには

  1. ホームシックのような寂しさ
  2. 昼間の環境とは違う寂しさ

の2種類があります。

ホームシックのような寂しさに関しては、子犬が元いた環境(迎える前の子犬の環境)に左右されてきます。

ブリーダーさんのところで、母犬や兄弟犬と一緒に過ごしていた場合は、急に自分一人にされてしまったために強く寂しいと感じてしまうことがあります。

この場合は、ブリーダーさんに相談して、子犬の性格などから判断して、必要なら母犬の臭いがついたものをもらっておいたり、今までどんな風に寝ていたのかを聞いてできるだけ似たような環境にしてあげるなどの対処が有効です。

もし母犬や兄弟犬とくっついて寝ていた場合は、ぬくもりが恋しいと感じている可能性があるので、下にふかふかの毛布を敷いて、タオルを巻いて温かいと感じるくらいの温度に調節をした湯たんぽや電気あんかなどを使うと、温かさで安心して眠れるようになります。

ただ、夏の場合は湯たんぽなどを暑いと感じてしまうかもしれないので、ふかふかなぬいぐるみを入れてあげるだけでも良いかもしれません。

ペットショップから迎えた場合は、ショップにいた期間を聞いたり、ショップにいたときはどうやって寝かせていたのかを聞いて判断していきたいところです。※こちらの場合も湯たんぽなどの温かさが有効なこともあります。

どちらの場合も、やはり早く新しい環境で安心して過ごせるためにも、しつけを通して信頼関係を築いて、あなたのことを頼れる飼い主さんだと思ってもらうと、寂しさからくる夜泣きを早くやめさせることに繋がります。

クレートをハウスとして使っていただくと、比較的昼と夜の環境の変化が少なくて済みますが、柵状のケージを使っていると、急な静けさや飼い主さんを感じられない寂しさを感じて夜泣きをしてしまいやすいです。

ケージをハウスとしている場合は、できるだけケージをすっぽりと布で覆って見える範囲をケージ内だけにしてみてください。

日中、テレビがずっとついていたり人が多くてにぎやかな場合は、急な静けさで寂しがらないように小さくラジオをつけておくなど、昼と夜の環境の変化を大きくしないような工夫が有効です。

また、これは個体差もあるので定かではありませんが、時計の秒針の音が心音に似ていて安心するという子犬もいるので、試してみるのはありだと思います。

クレートをハウスとしている場合は、夜泣き対策として飼い主さんの気配を感じていられるように、クレートごと寝室に運んで、夜だけ寝室で寝かせるという方法もあります。

寝室に運んだだけで夜泣きがおさまる子犬もいますが、それでも夜泣きをするようなら、飼い主さんのにおいがついたタオルなどをクレートの中に入れてあげてみてください。さらに安心して夜泣きがおさまることがあります。

子犬がいつまでも夜泣きをする理由2、不安

子犬が不安を感じるのは

  1. 新しい環境に慣れない
  2. 守ってもらえるのが誰かわからない

という点で不安を感じている可能性があります。

新しい環境に慣れていない場合は、寂しさを感じることも多いので、「寂しさ」でご紹介した対処法を試してみてもらうと良いです。

ただ、迎えて1週間以上たっているのに環境に慣れない場合は、その環境そのものに気にいらないことがあることもあるので、次にご紹介する「環境」を参考にしてもらって対処してみてください。

ここで注意なんですが、早く新しい環境に慣れてもらおうとして、家の中をどこでも好きなように散策させてしまうと、子犬にとってはわからない物・思いがけず怖い物などが増えることもあり、よけいに落ち着けなくなることもあります。

いずれは室内フリーで飼うことはできますが、室内フリーにするには基礎的なしつけがしっかりできるようになってからがのそましいので、今は子犬が自由に散策する部屋は一部屋ぐらいに限定されることをおすすめします。

動物の赤ちゃんは人間の赤ちゃんよりも野生を生き抜くために速く成長しますが、まだ小さいころは誰かに守ってもらわないといけないので、本能で誰に守ってもらえるのかを探します。

できるだけ早く子犬に飼い主さんが守ってくれる人だ!と気がついてもらえれば不安が解消されますが、それは人間側が子犬に伝えないといつまでも守ってくれる相手が分からずに不安なままになってしまいます。

子犬に伝える手段というのは、しつけのトレーニングなどを通して伝えていきますが、早くから信頼を得て主従関係を正しく築くことを意識していってもらうと、守ってもらえるのが誰かわからない不安が解消され夜泣きもおさまります。

子犬に伝えるしつけの手段としてはイヌバーシティで正しい方法をお知りいただくのが一番かと思います。

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子犬がいつまでも夜泣きをする理由3、環境

子犬が落ち着けない環境だと思う原因は

  1. 夜間の明るさや暗さ
  2. 夜間の寒さや暑さ
  3. 広すぎる落ち着かなさ
  4. 不快と感じるにおいがしている

など、夜にゆっくりと落ち着いて眠れない環境になっている恐れがあります。

こちらも個体差や迎える前の環境などがあるのでどちらが正しいとは言えませんが、夜間に真っ暗になってしまうことを怖いと感じてしまう子犬もいますし、明るい環境が落ち着かないと感じる子犬もいます。

これはどちらが安心できる環境なのか、子犬の様子を見ながら、夜間の適切な明るさを試してみてください。

エアコンなどで室温や湿度は一定に保つように管理されていると思いますが、子犬がいるのが床に近い部分ですので、クーラーの冷たい空気が下にたまっていたり、暖房の温かさが不十分だったリというケースもあります。

冬でしたら、先ほどご紹介したような湯たんぽなどで温かさを感じられるようにするのは有効な方法です。

夏の場合、犬は暑さや高い湿度に弱い動物なので、特にまだ成長中で体調を崩しやすい子犬に対しては十分な空調の管理を心がけるようにしてください。

子犬を迎える前に、ケージの場所などをあらかじめ決めてから迎えていると思います。

よくある飼い主さんの誤解として、犬を狭い中に押し込めておくのはかわいそう、犬も広い場所の方が喜ぶものだと思ってしまうことがあります。

もちろん狭い中にずーっと閉じ込めておくというのはダメですが、適切な環境で生活をできている場合、犬は狭い範囲を自分のテリトリーとして考えられる方が落ち着いていることができます。

成犬になってからお留守番させるからといって、家中の広い範囲を犬に開放してしまうと、犬は守るべきテリトリーが広くなってしまい、ずっと緊張していなきゃいけないのでストレスもたまりますし、吠えやすい犬にしてしまうんですね。

それは子犬の時期からそうで、広すぎる中で生活をしないといけないと犬は落ち着かないと感じやすいです。

クレートをハウスに推奨している理由も広すぎない空間を提供するという部分もあるんですが、現在の子犬の環境をもう一度確認してもらって、落ち着ける広さを意識してあげると夜泣きがおさまることがあります。

最後のにおいに関しては結構盲点となることも多いので再確認してみてください。

においの種類によって一概には言えませんが、犬が刺激臭と感じたものだと人間の1億倍感知することができてしまうそうです。

犬は苦手なにおいというのがあって、主に人工的に作られたにおいというのが苦手だと感じます。

湿布・マニキュア・ヘアスプレー・虫よけスプレー・タバコ・アルコールなどなど、家の中にポピュラーにあるものからのにおいがきついと感じているかもしれません。

あと、ペットの臭い消しとして消臭剤だけなら良いのですが、芳香成分が入っている場合、犬にとっては花の香りの芳香剤なども人工的で苦手なにおいです。

子犬が寝ている場所の近くに芳香剤が置かれていたら、子犬は臭くてたまらないかもしれません。

子犬が落ち着いてぐっすりと安心して眠れる環境になっているか再チェックしてもらって、改善してもらうといつまでもしていた子犬の夜泣きがピタッとおさまるかもしれません。

子犬がいつまでも夜泣きをする理由4、不足

不足というのは主に

  1. 愛情不足
  2. 運動不足
  3. 遊び不足

が考えられます。

1人でのお留守番が長く、一人遊びの時間が長い場合などは、まだ子犬にとって愛情的に不足している可能性があります。

成犬になって、飼い主さんがいない時間に待機をしながらウトウトと睡眠がとれるようになればそれほど心配しなくて良いのですが、ただでさえ長い睡眠時間が必要な子犬は、飼い主さんが帰った後に起きていられる限度があります。

短い時間で十分なスキンシップをとることがむずかしい傾向にあり、昼間の寂しさが募っていますので、その寂しさを解消するための時間が足りないので愛情が不足してしまいます。

また運動不足ですが、まだ予防接種前の場合は抱っこしてお外に連れ出すことで色々な刺激を受けますので体力を使いますし、運動量の少ない小型犬でもたくさん運動したい子などもいます。

運動量は個体差があるものなので、子犬の場合はどれくらいの運動量が適切なのかを見極めるように注意してください。

お散歩などの運動をさせていればそれも遊びになると思われるかもしれませんが、お散歩と遊ぶ時間は別で、飼い主さんがおもちゃを持ってきて、子犬とおもちゃで一緒に遊んであげる時間というのは必要な時間です。

子犬と遊ぶ時間をしっかり取っていれば、多少愛情や運動が不足していたとしてもそれを取り返せますので、子犬が感じる不足分を補うことができますし、犬と信頼関係を築くのにも大切な時間です。

理想を言ってしまえば、子犬の時期には飼い主さんが一緒にいてあげて、子犬を正しい生活パターンに整えてあげつつ、起きている時間にご飯タイムやお散歩タイム、ケアの時間や遊ぶ時間・トレーニングをする時間を作り、またゆっくり眠らせるとベストです。

理想のパターンができている場合、色々な不足が解消されているのでいつまでも夜泣きをする子犬に困っている飼い主さんは非常に少ないです。

※子犬をお留守番させずに飼い主さんが一緒にいられるという状況でも、ただ一緒にいるだけで正しい生活を送らせてあげられていないと、不足が解消されずに夜泣きが続いてしまいます。

ただ、子犬をお留守番させる時間はあるけど、愛情・運動・遊びの不足を解消しようと心がけている場合は、一時的な夜泣きで済む場合が多いです。

子犬がいつまでも夜泣きをする理由5、戸惑い

  1. 睡眠
  2. 食事

この2点において、今までとの生活パターンなどと違うことに対する戸惑いが子犬にある場合があります。

ペットショップの場合はご覧いただくことが多いと思うのでお分かりになるでしょうが、昼間はずーっとまぶしいくらいの明るい光に照らされた状態で、ガラス一枚隔てた先に、入れ代わり立ち代わり知らない人間が近寄ってきて、非常に落ち着かない、ゆっくりと眠れない状態です。

ショップから迎えた場合、正しい環境で落ち着いて熟睡できるようになるまでには、戸惑って鳴いてしまうことが考えられます。

でも、子犬は順応性が高いので、戸惑いからの夜泣きをしていても、しっかりと安心して眠れる環境で正しい生活パターンすると慣れるのは早いので、短期間で夜泣きが終わることが多いです。

ただ食事の場合は少し注意が必要で、ペットショップによっては、子犬が大きくなってしまうと売れ残る可能性が高くなることから、最低限のご飯しか与えないという店もあります。

ずーっとお腹を空かせていた状態の子犬もいるんですね。

ちなみに、犬もお腹がすいていると血糖値が低くなります。

子犬だと、低血糖で死に至る子犬もいますし、血糖値が低い状態の犬というのはイライラしやすく行動も粗暴になってしまいます。

通常、子犬は1日に3回ですが、胃が小さい子(胃が小さくなってしまった場合も含む)や食が細い子は、3回じゃなくて、1回分を少なくして回数を増やす必要がある場合もあります。

または、環境が変わることで運動量も変わりますし、生後5~7か月くらいにはパピーフードから成犬用のフードに切り替えをすることで、食生活の変化があり、子犬が戸惑ってしまうこともあります。

睡眠と食事というのは、動物にとって重要な欲求ですので、その変化に伴って一時的に寝つきが悪くなったり体調の変化に伴って夜泣きをする時期があるかもしれません。

睡眠と食事の変化による戸惑いに関しては、子犬に安心できて落ちつける環境と、正しいしつけをしていっていれば長く続くことはほとんどありませんので、見守る姿勢で大丈夫でしょう。

子犬の夜泣きに無視は効果ある?

子犬がいつまでも夜泣きをしている時の効果的な方法として「夜泣きをしている子犬を無視するべし!」というものがあります。

夜泣きについて調べられているとしたら、一度は目にしたのではないでしょうか?

子犬が夜泣きをしている時に無視をするという方法をお使いになったことがあるかもしれませんが、まず無視をするとどういうことになるのかについて知っておいていただきたいと思います。

いつまでも続く夜泣きをやめさせようとして、心を鬼にしてひたすら無視をしたとします。

すると、子犬の夜泣きはさらに声が大きくなったり、いつまでもいつまでも泣き止まないといった、夜泣きがエスカレートしていくことが増えます。

これは、子犬にしたら、様々な理由があって夜泣きをしているわけなので、飼い主さんが何も改善してくれないので、飼い主さんに気付いてもらえるようにアピールをするようになります。

なので、無視をすると子犬の夜泣きは一時的にひどくなる場合が多いです。

子犬としては鳴く以外の方法が分からないため、結果的に夜泣きがひどくなるんですが、エスカレートした夜泣きに飼い主さんが根負けしてしまって、夜泣きをしている子犬を抱き上げたりかまったりすると…

子犬は現在の状況から学習し、次の夜泣きの時は最初からエスカレートした時の音量や勢いで夜泣きをするようになるケースが多くなります。

子犬は「これくらい一生懸命鳴けば飼い主さんが来てくれる」と学習してしまうんですね。

結果として、ただ夜泣きを悪化させただけということになります。

よく無視をしても夜泣きがおさまらないとご相談を受けますが、子犬が夜泣きをする理由を取り除かないで、ひたすら無視をしていたり、一度でも根負けしてしまったことがある場合が非常に多いです。

もしも、子犬の夜泣きを無視をすることでやめさせると決めたら、まずは解消してあげないといけない理由があるかどうかを探すことが先決です。

理由を取り除いてあげてもまだ夜泣きをする場合は、ちょっとした癖になってしまっている可能性もあるので、無視をしたほうが良い場合も出てきます。

無視をすると決めたら、絶対に負けない強い意志で無視をし続けることが必要となり、ご近所迷惑にならないように防音対策も視野に入れて行う決意が必要です。

ただ、子犬が夜泣きをする理由が取り除かれていて、子犬とのしつけが進み、主従関係が築かれて行けば、夜泣きを無視しないといけない期間というのは数日で、比較的早くおさまることがほとんどです。

それでも、子犬が夜泣きをしている理由を上手く見つけられなかったり、すでに子犬の鳴き方がエスカレートしてしまっている場合は、それでも無視をするという方法はおすすめできません。

というのも、やはり飼い主さんが夜に十分に眠れない・睡眠不足が続いている状態というのは、かなりのストレスになりますので、飼い主さんが育犬ノイローゼになってしまうリスクを高めてしまうんですね(´・ω・`)

育犬ノイローゼになってしまうほど追い詰められてしまっては、それこそ子犬との生活が苦痛以外の何物でもなくなってしまって、飼い主さんも犬もとても不幸な状態になってしまいます。

飼い主さんの睡眠不足が続くような夜泣きになってしまっている場合は、子犬をペットホテルに預けるなどして、飼い主さんの寝不足を一度解消してもらいたいと思います。

私がご紹介しているイヌバーシティは、「教材に色々とやり方が載っているからその通りに頑張ってみてくださいねー」というような、教材を買ってもらったらそこで終わりというのではなく、購入後も飼い主さんをサポートしたいというしほ先生のご希望で、10日に一度Webセミナーで飼い主さんをサポートするシステムが用意されています。

  • こうやっているんだけど上手くいかない
  • このようにトレーニングをしているけど直らない

トレーニングを実践しているうちに出てきた疑問について、動画で状況を撮影したり、文で説明することで、しほ先生ご本人からアドバイスや改善策などを教えていただけます。

イヌバーシティの通りに基礎のトレーニングを実践して、子犬の様子、寝床などの詳細に加えて、夜泣きがいつまでも続いているけどどうしたらいい?といった質問にも丁寧に回答してくださいますので、このシステムも活用していただきたいと思います。

子犬を育てることは悩むことも多いですし、わからないことだらけで、1人で困ったことを抱え込んでしまう飼い主さんが本当に多いです。

相談できる人がいるというのは気持ちの余裕に繋がりますし、回答してくれるのが一流のドッグトレーナーですので、最短で問題を解決することができるようなシステムがあるということを覚えておいていただいて、困ったときに1人で背負い込まないでもらえればと思います。

最後に~子犬の夜泣きでしないでほしいこと

最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

最後になりますが、いつまでも夜泣きをしている子犬に、しないでほしいことをお願いしたいと思います。それは

  • 叱る
  • 天罰方式をする
  • 過剰にかまう

の3点です。

人間と同じで、子犬も夜は昼間よりも不安な気持ちが増長されます。

何らかの理由が合って鳴いているのに、鳴いていることを飼い主さんに激しく叱られたりすると、飼い主さんを信頼するどころか、頼れない存在として子犬が学習してしまうかもしれません。

犬が吠える問題などでは、大きな音を出して犬をびっくりさせて吠えやませる天罰方式というのもありますが、夜泣きをしている子犬に対して驚かす行為は、子犬によけい夜が怖いと認識させ、トラウマにさせてしまう可能性もある逆効果な方法です。

そして、とにかく泣き止ませようとして子犬に過剰に反応してしまうことも、子犬の自立を妨げて飼い主さんに依存させやすくなりますので分離不安にしてしまったり、いつまでも夜泣きがおさまらない状況にしてしまいます。

子犬はあたふたしている飼い主さんの様子を見ていると一緒に不安になりますので、できるだけどっしりと構えてもらいたいと思います。

それには、正しい対応をして正しいしつけをしているという自信を持てるかどうかが大切になってきますので、ぜひ、自信を持って子犬を育てられるように正しいしつけの方法を知っておいていただければと思います。

一晩でも早く、子犬の夜泣きがおさまって、子犬も飼い主さんもゆっくり熟睡できますよう願っております。

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